中小企業診断士のひとりごと(2)

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ビジネス・マーケティング
持続化補助金コロナ型は5回全ての申請の受付が終了した。

しかし、過去の受付回の採択者に対する交付決定通知が追いついていない。
不備の通知が届いて早急に返送するも1ヶ月以上連絡なし。
事務局に問合せの電話をかけても繋がらない状態。
こういったことが常態化している。
交付決定前の取組みに対する遡及適用があるとはいえ、どうにかしてもらいたい。

<コロナ型のここまでの状況>

       申請者    採択者    採択率
第1回   6,744             5,503            81%
第2回    24,380           19,833           81% 
第3回    37,302           12,664           33%
第4回    ?      ?      ? (令和3年2月発表予定)
第5回    ?      ?      ?

見ての通り第2回までは非常に採択率も高かったが、第3回から急に厳しくなった。聴いている情報では第4回の申請者は50,000件以上となっている様子で、採択率もそれに伴い厳しいものとなることが予想される。

しかし、私自身の見解を述べると、きちんと事業計画を記述されている申請はほとんど採択されています。

これまでの仕事の中で私が係る以外の申請も数多く見てきましたが、事業計画の作成自体を理解されていない事業所様や支援者が沢山いらっしゃいます。
そういった方が書かれる事業計画は非常に薄っぺらく、補助事業に取り組んでも果たして効果が出るのか疑問に感じます。
私が思うのですから、審査員の有識者もおそらくそう思われている。
事業計画書は「実現可能性」も問われます。それを訴求する説得力のある記述が求められています。
事業計画書の説得力のある記述については次回述べます。

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