SNS担当って、少し不思議な仕事だなと思います。
写真を一枚撮って、文章を書いて、投稿する。
外から見ると、それほど大変な仕事には見えないのかもしれません。
でも実際には、その一投稿の後ろに、
「これでいいのかな」
「また反応が少なかったらどうしよう」
「何を書けばいいんだろう」
「今日も投稿しないと」
そんな小さな迷いが、たくさん隠れています。
毎日毎日、スマホの向こう側にいる誰かへ言葉を届ける。
楽しかったはずのSNSなのに、いつからかアプリを開くことさえ少し重たくなっている。
もし今、そんな気持ちになっているなら。
今日は「もっと頑張って投稿しましょう」という話ではありません。
むしろ、少しだけSNSから顔を上げて、自分の気持ちの話をしてみませんか。
「何を書けばいいかわからない」は、ネタがないからとは限らない
SNSの相談というと、
「投稿ネタを100個考えましょう」
「テンプレートを作りましょう」
「毎日投稿を習慣化しましょう」
そんな解決方法を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん、それで楽になる人もいます。
でも、話を聞いていると、投稿できなくなっている理由が「ネタ不足」ではないこともあります。
本当は、会社からSNSを任されたけれど、何を求められているのかわからない。
頑張って投稿したのに、「もっとこうしたほうがいい」と毎回言われる。
他社のSNSを見るたびに、自分の投稿がつまらなく思える。
フォロワーや「いいね」の数字が気になって仕方がない。
仕事なのだからやらなければ、と思う一方で、もう何を書いていいのかわからない。
そんな気持ちが積み重なって、言葉が出てこなくなっていることがあります。
そんなときに必要なのは、新しい「投稿テクニック」ではなく、一度誰かに話してみることなのかもしれません。
SNSの「中の人」にも、気持ちがあります
SNSでは、どうしても数字が見えます。
フォロワー。
いいね。
閲覧数。
保存数。
昨日より増えた。
今日は少なかった。
毎日それを見ていると、いつの間にか投稿の評価と、自分自身の評価が少し混ざってしまうことがあります。
でも、投稿が伸びなかった日まで、あなた自身がダメだったわけではありません。
SNSにはタイミングもあります。
届く日もあれば、あまり届かない日もあります。
そして何より、画面の向こうには人がいるのと同じように、投稿しているこちら側にも人がいます。
SNSを続けるためには、その「中の人」の気持ちも、もう少し大切にしていいのではないかなと思っています。
「バズらせなきゃ」を一度置いてみる
SNSの世界には、
「3か月で1万人」
「バズる投稿の作り方」
「伸びないアカウントの特徴」
そんな言葉がたくさんあります。
見ていると、不安になりますよね。
自分ももっとやらなきゃ。
このやり方ではダメなのかな。
でも、すべてのSNSがバズる必要はありません。
100人に広く届く投稿より、一人のお客様が
「この人に相談してみたい」
と思ってくれる文章のほうが、その人のお仕事には大切なこともあります。
SNSは競争だけをする場所ではなく、自分の仕事や考えていることを誰かへ渡していく場所でもあります。
そう考えると、少し呼吸がしやすくなることがあります。
投稿を作る前に、誰かとお茶を飲むように話してみる
私は、SNS投稿を考えるときに、
いきなり
「では投稿文を作りましょう」
から始めなくてもいいと思っています。
最近どんなことがありましたか。
お客様から嬉しい言葉をもらったことはありますか。
仕事をしていて、「これは大切にしたいな」と思ったことはありますか。
最近ちょっと嫌だったことでも構いません。
そんな話をしていると、
「あ、それって素敵ですね」
というものが、案外たくさん出てきます。
本人にとっては当たり前すぎて、投稿するほどのことではないと思っていた話。
でも、その中にこそ、その人らしさがあったりします。
SNSのネタは、頑張って「作る」ものばかりではありません。
普段の仕事や生活の中にあるものを、誰かと話しながら見つけていく。
そんな方法もあります。
SNSを嫌いになる前に
SNS運用に疲れてしまった方に、私がいちばん伝えたいのは、
「もう少し頑張りましょう」
ではありません。
投稿を休む日があってもいい。
毎日書けなくてもいい。
思いつかない日は、思いつかないままでもいい。
何より、SNSが原因で、自分の仕事そのものまで嫌いになってしまわないでほしいと思っています。
あなたにはきっと、SNSの数字だけでは見えない、仕事への思いや経験があります。
ただ、自分ひとりでは、それを言葉にするのが少し難しくなっているだけかもしれません。
「SNSを書くために、少し話す」というサービスを作りました
今回、そんなSNS疲れを感じている方のために、
「話を聞いて、あなたらしいSNS投稿を一緒に作る」
というサービスを作りました。
SNSコンサルのように、
「フォロワーを何人増やしましょう」
「毎日この時間に投稿しましょう」
と数字だけを追いかけるサービスではありません。
まずは、今感じていることを聞かせてもらいます。
「SNSがしんどい」でも、
「もう何を書けばいいかわからない」でも、
「会社から任されたけど、本当はちょっと嫌になっている」でも大丈夫です。
話がまとまっていなくても構いません。
そこから一緒に、
あなたが大切にしていること。
誰かに伝えたいこと。
投稿になりそうな小さな出来事。
を見つけて、SNSで読める言葉へ整えていきます。
文章を書くためというより、
少し誰かに話すために利用していただいてもいい。
そんなサービスにしたいと思っています。
SNSは、本来、人と人がつながるためのものです。
だから、発信する側の人が苦しくなり続ける場所にならなくてもいいはずです。
SNSに少し疲れてしまった夜は。
スマホを置いて、温かいものでも飲みながら。
「最近ちょっとしんどくて」
そんなところから、話してみてくださいね。