良し悪しは、隣に並ぶもので決まります

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ビジネス・マーケティング
できあがった一枚を、画面いっぱいに開いて眺める。たいていの人が、そこで良し悪しを決めています。

けれどお客様がその一枚に出会うのは、まわりに九枚が並んだ状態です。検索結果、SNSのタイムライン、通販サイトの一覧。単体で置かれている場面は、ほとんどありません。

一枚で決めたものを、並びの中で確かめる。順番はそれだけです。

一枚で見ると、たいてい良く見えます

静かな写真も、余白の多い構図も、単体では上品に見えます。時間をかけたものほど、そう見えます。

ところが同じものを九枚の中に置くと、印象がまるごと変わります。まわりが明るく、文字が大きく、色が強いとき、静かな一枚は「奥にある」ように見えます。

良し悪しが変わったのではありません。判定される場所が変わっただけです。

並びの中で最初に効くのは、明るさの差です

一覧の中で、人の目がいちばん先に拾うのは形でも文字でもなく、明るさの落差です。まわりが白っぽい面ばかりのとき、暗い一枚は沈みます。逆に、まわりが賑やかなとき、余白のある一枚だけが浮きます。

つまり、暗いことも明るいことも、それ自体は欠点ではありません。まわりと同じ明るさであることだけが欠点です。

次に効くのが、文字の大きさです。一覧では、写真は縮んでも文字は縮みます。縮んで読めなくなった言葉は、書かなかったのと同じ扱いになります。

隣を先に見てから、自分を決める

順番を逆にすると、作業が半分になります。自分のものを作り込んでから並べて確かめるのではなく、並ぶ場所を先に見てから作る。

上位に出ているものを十枚ほど集めて、明るさ・文字の大きさ・色数の三つだけを見ます。三つとも真似する必要はありません。むしろ、そこで全員が同じことをしている項目こそ、外す価値があります。

全員が明るいなら、暗さが効きます。全員が文字で埋めているなら、一語だけが効きます。差は、内容ではなく置き場所で作れます。

確かめ方は、一つで足ります

自分の画像と、上位に出ている他社の画像を、同じ大きさに縮めて横に並べ、その画面をそのまま写真に撮ってください。

撮った一枚を、腕を伸ばした距離から見ます。そこで自分のものが最初に目に入らなければ、直すのは中身ではなく、明るさか、文字の大きさのどちらかです。

検査は一つで足ります。三つに増やすと、たいてい一つもやらないまま終わります。

KHZ ARTでは、画をつくるとき、単体では判定しません。実際に並ぶ場所の縮尺で、隣に置かれるものと一緒に見てから決めています。美しさは単体で測れますが、選ばれるかどうかは、隣がいる場所でしか測れないからです。

ご自分の画像が並びの中でどう見えているか確かめておきたいときは、ココナラのメッセージから画像を一枚お送りください。上位に出ているものと同じ縮尺で並べて、何が最初に目に入るかをそのままお伝えします。

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