コロナ渦でもポジティブ介護士の考え方がすごい！！
記事コラム
✥✥✥コロナ・緊急事態宣言・外出自粛に負けない施設(*'ω'*)✥✥✥
日本のみならず世界中を混乱させた「コロナ」
ロックダウン パンデミック クラスター
ソーシャルディスタンス アラートなど聞きなれない
言葉が世の中にあふれ
緊急事態宣言 "外に出られない" "人に会えない"
という未経験の事態に遭遇しました(-_-;)
そんな中、ある介護施設(グループホーム）に勤めている
介護士から聞いた話を紹介します(^^)/
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普段はご家族の面会が多くほぼ毎日誰かが面会に来られ
ご家族や利用者さんの笑顔や笑い声がいつも聞こえていました(*'ω'*)
ある日突然「コロナ」「緊急事態宣言」と…
緊急事態宣言の発令により施設では面会禁止！！
解除後も面会禁止は継続され、そして今もまだ原則禁止…
全くご家族に会えなくなった利用者さんは
「息子が死んでもうたんや」
「私はほかされたんや独りぼっちになってしもうた」
とご家族に会えない事で
ご家族の安否を心配されたり、孤独を感じ寂しくなられたり
それが原因で新たな認知症状が発症してしまったり
と良くない事が続きました…
もちろんご家族からも心配の声を多くいただきました
そこで、少しでもとオンライン面会を開始しましたが
なかなか上手くいきませんでした(;´･ω･)
もちろん介護士が付き添いお手伝いしながらリモート
するのですが、やはり認知症という部分があるからでしょうか
場面の中にご家族がいる事の理解ができません…
ご家族の顔が分かりません…
ご家族と分かっても上手く会話ができません…
普段は実際に会って会話するのに全く違った状況に
混乱され精神的に不安定になる方もいらっしゃいました
介護施設は本来、暮らしやすい場所ですが
集団生活だからご家族に会えない…
こうしたことからご家族も利用者さんも大きなストレスを
抱えることになりました…
でもある一人の介護士が♪
今だから何かしないといけない、何かできる事はないのかと
レクリエーションで色々な努力や工夫を試みたそうです(*^-^*)
皆でマスクづくりをした時には
普段はあまり何事にも興味を示さなかった入居者さんが
興味を示し職員と一緒に縫ってくれました
「娘に送ってあげて欲しいの」
そんな利用者さんの声に気付かされ
皆でご家族にマスクを作ることにしました！
裁縫ができない人は色を付けたり飾りをつけてくれました
「わしは孫もいるから３枚えぇかな」
ご家族のために作るマスクは皆さん生き生きとした
表情で真剣に作っておられたのが印象的でした(*'ω'*)
ある時には「旅行に行こう！！」
日本の風景がたくさん入ったＤＶＤ鑑賞をしました
ある風景に差し掛かった時
「ここお父さんと新婚旅行でいったんよ」と
教えてくれた方がいらっしゃいました(*´▽｀*)
それからしばらくその当時を思い出されたのか
毎日のようにご主人との想い出を話してくれました
そこでパソコンを使ってその方が行ったという場所を
検索し色々見ていただきました
そんなやり取りをご家族に伝えると
「そんなことまで思い出したんやね♪またその頃の
写真持っていきますね」と嬉しそうにおっしゃいました(*^-^*)
書道や園芸、クロスワードやカラオケなど数えきれないくらい
色々な事を利用者さんと一緒にしました
そして利用者さんからはたくさんの笑顔と気付きを…
ご家族からは感謝のお言葉を頂くことができました(*´ω｀)
たった一人の介護士が
「今だから何かしないといけない、何かできる事はないのか」
といった一言が介護職みんなの心を動かしたことで
感染防止、集団行動ＮＧ、大声ＮＧ，外出ＮＧと
ＮＧだらけの生活が
アイデアで一つ、考え方ひとつで
いろいろな事ができるのだという事を実感しました
無理なんじゃないかという事でも、何かやりようはないかと
みんなで協力することで
これまで当たり前だと思っていたことを見直すきっかけになり
困難を前向きに捉えることが
ステップアップのきっかけにできるのだと思いました
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私はこの話を聞いた時に
"すごいなぁ(;^ω^)"と思いました
利用者さんへのいたわりの気持ちが介護職の皆さんに
あるからこそ成しえた結果なのだと…
本当に感心しました(*´ω｀)
困難な状況になった時
「仕方がない…」「どうしようもない…」と
諦めてしまいがちなことも
誰かと不安や悩みを共感できたり、力を合わすことが出来れば
困難を前向きに捉える力が湧いてくるのだと…
改めて気づかされたお話でした(´-ω-`)
