ご両親が自分のしたことを良く忘れるようになった、今まで楽しみにしていた趣味などを全くしなくなった、体調が悪いわけではないのに何だか元気がない、そんなちょっとした変化がちょっと気になる…
もしかして…これって認知症なの?
認知症って早期発見、早期治療が大切って聞いたことがある
だから病院に連れて行かないと…
病院に連れて行こうと本人に話をすると「ボケてなんかいない!病院なんて
絶対に行かない!」
そんな事があったから病院に連れていけない
本人が認知症って認めないと治療できない?
どんどん進んだらどうしよう…
本人が認知症と認めていなくても治療はできます
ご家族が認知症かもと気付いた時は…
*通いなれた病院、医師がいる場合は相談してみましょう
*健康診断を利用して認知症の検査(脳の検査)を受けてみましょう
*担当のケアマネジャーさんがいるのであれば相談しましょう
*まだ介護保険を受けていない方は地域包括支援センターで相談しましょう
(地域包括支援センターとは介護・医療・保健・福祉などの素麺から高齢者を支える「総合窓口」です。お住いの場所によって対応してくれるセンターは決まっています。どこにあるのかわからない場合は、市区町村のWebサイトを確認したり、市区町村の介護保険担当窓口に電話をして頂けると簡単に調べる事が出来ます)
本人が自身の認知症を認めることは必要?
ご本人は認知症という病気を受け入れ、ご家族や介護者と共に認知症と向き合いながら生活するというのは理想的かもしれませんが、それを望むのはとても難しいことだと思います。
では、どうすればいい?
まずは、ご家族や介護者が認知症の正しい理解をすることが大切です
認知症という言葉は皆さんご存じだと思いますが、まだまだきちんとした理解
をされていない方が多いのが現状です
例えば
認知症になれば何もできなくなる
異常な言動や行動をするようになる
などといった間違ったイメージを持っている方も少なくはありません
認知症になると色々な事を忘れてしまったり今まで出来ていたことが
思うようにできなかったり認知症と認めなくてもご本人が一番不安で
認めたくない、辛い思いをしてしまう病気です
だからご家族や介護者にして欲しいことは
まずご本人の不安な気持ちを受け止め寄り添ってあげてください
認知症だから…ではなく「あなたが大切」「あなたを守りたい」と
愛情を伝えてあげてください
そうすればご本人から心配事や困りごとを言ってくれるようになるので
その時に一緒に悩み、一緒に解決方法を探して上げてください
認知症になったら何も可も分からなくなる
何を聞いても何を言っても無駄だから…
そんなふうに考えないで…思わないで…
認知症になったっていろんなこと考えられる
今まで通りはできないけど違う方法ならできる
嬉しかったり、悲しかったり、悔しかったり、感謝したり
病気じゃない人より感じる事ができる
だから…
一人にしないで一緒に悩み、一緒にできる方法を見つけてほしいのです
それが大切なのです
心が穏やかになれば、楽しいと感じる事が多くなれば認知症の症状も
少し落ち着く方が多くいらっしゃいます
でもそんな事、私にできる?
ご家族や介護者が認知症を「怖い」「認めたくない」「分からない、不安」
と思っていればそれ以上にご本人も感じている事でしょう
だからご家族や介護者は認知症の正しい知識を知り
そして協力者、相談者を探すことも必要です
介護は一人ではできません
介護は介護者の心も体も元気でなくてはできません
でもついつい一生懸命になりすぎて気付けば孤独になっていたり
相談できる人や場所がなかったり
ご家族や介護者の孤独や不安を理解し、相談できる人が必要なのです