ココロが楽になる本のススメ #2

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コラム

6月の書籍費が5万円を超えていました。
橘アスカです。


冷や汗が止まりません。
失禁しなかった自分、よくこらえた。
なんとか自分の慰めになればと、特に良かった本について書くことにしました。
ためになったと思って、心救われてくれ...。


ブログを読んでくださるみなさんにとっても、これが良い本との出逢いになるかもしれない。
そうなりゃ私のお金だって天国行きです。
そうならなくても...本は私にとって最高の娯楽なので、お金も堂々世界をまわれる。


さて、今回も字数としてはなかなかのボリュームです。
全てを読む必要はありません。
目次をつけるので、読みたいところだけジャンプしてご覧ください。


必読は「■ちょっとだけ本の中身をご紹介」
ほぼ必要ないのが、「■さいごに...」です。



■自分とか、ないから。|しんめいP著



自分とか、ないから。.jpg


ご紹介するのは、しんめいPさんによる著書、
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学

出版は2024年4月23日。
Kindle版:1,485円
単行本 :1,650円

大学で哲学を説いている友人から、推しに推されて手に取りました。
最高に面白い。
最高に気が楽になる。
(Kindle版・単行本、どちらもお迎え)

数名のお客様にオススメし、大喜びいただいている一冊です。

ユーモア満載、とにかくわかりやすい言葉と身近なたとえばかりで、時間を忘れて楽しめる一冊です。
悩みが軽くなって笑える。
最高じゃないですか?
コレ読んで、一緒に7月も楽しんでいきましょうよ!



■著者、しんめいPさんについて


しんめいPさんは、東大卒で一流IT企業に就職した元超エリート。
ところが、仕事を始めると「からっぽ」の自分に思い悩みはじめます。
からっぽの自分が周囲にバレないよう、あがきまくる。
様々なことを始めては挫折し、離婚も経験。
結果、ふとん引きこもりニートになってしまったのです。

そんな彼を救ったのが「東洋哲学」。
東洋哲学しんめいPさんの自分探しの旅に答えをくれたのでした。

そんな頭脳明晰、そして文面から察するに人柄も素晴らしいしんめいPさん。
一流の伝え手は、難しいことを簡単に伝える力を持っています。
加えて、楽しく笑えるユーモアのおまけ付き!




■こんな方にオススメ


・小難しい本が苦手な方
・もっと気楽に生きたい方
・焦りや不安で苦しい方
・悩みを笑い飛ばしたい方
・自分探しに答えが欲しい方
・ユーモアを磨きたい方




■本書で紹介されている7人の哲人


本書には、東洋哲学のスター7人のエピソードと彼らの思想が取り上げられています。
学ぼうと思うと、とてつもない量の書物を読む必要がある彼らの考えが

・たった一冊でこんなに
・とっても分かりやすく
・とってもユニークに

書かれた本です。
本書の構成をご紹介。
スクリーンショット 2024-07-03 20.07.11.png

頭を抱えて、苦しみながらのお勉強...。
ストップ!
そんなの、好きな人だけやれば良し。
笑いながら読んで、気楽になっちゃいましょう。

オススメの楽しみ方は、推し哲人探し。
哲人達の面白エピソードと彼らの思想で推しが見つかったら、更に推しの言葉を巡って助けてもらうのもいいですね。

かくいう私は...選べません。
全員推し。



■ちょっとだけ本の中身をご紹介


本書の軽妙な語り口を見ていただきたいので、少し中身をご紹介します。
荘子に関する一節です。
荘子.jpg


この威風堂々のオーラ。

(中略)

しかし、まったく驚くべきことに、
「無職」なのだ。

荘子は、人生の大半を無職としてすごした。
無職なのに、このオーラ…。衝撃である。
同じ無職として断言するが、無職になると、「無職の顔つき」になる。目力がなく、どこか暗く、うつろな表情。
「自分なんかが、この世に存在しててすいません」
そんな顔になってしまうものだ。
しかし、荘子の「顔」をみよ。
「おれは存在していていい」と、10000%肯定している「顔」だ。
無職なのに、である。

そして実際、無職のまま「ありのままでいい」という考えをつたえたら、歴史に名をのこした。
無職なのに、である。

(中略)

無職であることを恐れるものは、全員、荘子の哲学を知るべきである。
荘子という人間の、途方もないスケールに圧倒され、「無職」という悩みは、完全にきえさるだろう。


引用元:
しんめいP「自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学」
(サンクチュアリ出版,2024年)3章3項


気楽に読めそうな気、しませんか?




■さいごに...


ここから先を読む必要はほぼありません。
なぜなら、字数稼ぎ文だからです笑

みなさんに本書の空気を感じていただきたかったので、引用が少し長くなりました。
(引用は全体の文章の2〜3割程度にとどめるのがルール)


ここまで読んでくださっている奇特な方、心優しき方...。
少し真面目が過ぎますね!笑

私の駄文を読む時間があったら、もっと楽しいことに時間をお遣いあそばせ。
(この本をポチったりとか、読んだりとか)



本のご感想はコチラまで↓↓↓

・面白かったよ
・気楽になったよ
はもちろんのこと...

・何ススメてくれとんじゃ!
も含めて、お好きにご感想をお寄せください。


今日もみなさんにとって、心地よい一日でありますように✨



橘 アスカ

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