他人の言動に振り回されない為に

他人の言動に振り回されない為に

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「あの人は、どうしてあんなことを言ったんだろう?」
「あの態度はどういう意味なんだろう?」
「あの人、またこんなことをしている」

人の言動や行動が気になって、頭から離れなくなることがあります。

嫌なことを言われたとき。
自分には理解できない行動をされたとき。
相手の態度にモヤモヤしたとき。

「気にしないようにしよう」

そう決めても、しばらくするとまた考えている。

わたし自身も、そんな経験があります。

「人のことではなく、自分に意識を向ければいい」

言葉にすると簡単です。

でも、実際にはそう簡単に切り替えられないときが多いのではないでしょうか。

気にしないようにしようとすればするほど、逆にその人のことを考えてしまうこともあります。

だから、無理に「気にしない人」になろうとしなくていい。

大切なのは、気になっている自分に気づくことです。

「あ、またあの人のことを考えていた」

まずは、それだけでいい。

そこで自分を責める必要もありません。

気づいたら、自分に意識を戻します。

「では、わたしは今、何をしたい?」
「今のわたしにできることは何?」

そうやって、自分のところへ戻します。

それでも、またしばらくすると相手のことが気になる。

それなら、また戻ればいい。

10回気になったら、10回戻す。

100回気になったら、100回戻す。

一度で完全に気にならなくなることを目指す必要はありません。

何度でも自分に戻ることのほうが大切です。

そして、自分に戻ったら、小さくても何か行動してみます。

仕事を一つ進める。
机の上を少し片付ける。
身体を動かす。
好きな音楽を聴く。
おいしいものを食べる。
自分がやりたかったことを一つやる。

そうすると、意識が「相手が何をしたのか?」から「わたしは今何をするのか?」へ少しずつ変わっていきます。

ここで覚えておきたいことがあります。

相手のことを考えている時間も、自分の人生の時間だということです。

相手が何を考えているのか?
なぜそんなことをするのか?
これからどうするのか?

どれだけ考えても、相手の行動を自分で決めることはできません。
相手がどうするのかは、相手の自由。
自分がどう過ごすのかは、自分の自由です。

だから、人の言動を完全に気にしなくなることよりも、自分のところへ戻ってくる回数を増やしていく。

最初は気づくまでに一日かかっていたものが、数時間になる。

数時間が、30分になる。

その積み重ねでいいんです。

人の人生を見ている時間を少しずつ減らして、自分の人生を見る時間を増やしていく。

自分のやりたいこと。
自分が心地よいこと。
自分が楽しいこと。
自分がこれから変えていきたいこと。

そちらに意識を向けて、実際に一つ行動してみる。
また人のことが気になったら、また戻る。

その繰り返しです。

「また気にしてしまった」ではなく、

「気づいたから、自分に戻ろう」

それで十分です。

わたしの人生の中心にいるのは、他の誰かではなく、わたし自身です。


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