「部屋を片付けてから始めよう」
「仕事が落ち着いてからやろう」
「時間に余裕ができたらやろう」
「もう少しお金が貯まってからやろう」
何かやりたいことがあるとき、こんなふうに「~してからやろう」と考えることがあります。
でも、不思議なことに「~してから」と考えていることほど、なかなか始められません。
なぜでしょうか?
理由の一つは、「~してから」という条件をつけることで、やりたいことの前にもう一つやることを増やしているから。
例えば、
「部屋を片付けてから運動しよう」
と決めたとします。
本当にやりたいことは運動なのに、その前に「部屋を片付ける」という条件が加わります。
部屋を片付けられなかった日は、運動もできません。
「仕事が落ち着いてから始めよう」も同じです。
仕事が落ち着いたと思ったら、別の用事が入る。
その用事が終わったら、今度は違うことが気になる。
そうしているうちに、いつまでたっても「始めるための条件」が整いません。
完璧なタイミングを待っていると、そのタイミングはなかなかやってこないんですよね。
では、どうすればいいのでしょうか?
わたしが大切にしているのは、「~してから」を一度外してみることです。
部屋を片付けてから運動するのではなく、散らかっていても腕立て伏せを1回やってみる。
時間ができてから本を読むのではなく、今1ページだけ読んでみる。
余裕ができてから勉強するのではなく、5分だけ始めてみる。
準備ができてから始めるのではなく、できるところから先に始めてしまうんです。
最初からきちんとやる必要はありません。
むしろ、「ちゃんとできる状態になってから」と考えるほど、始めるまでのハードルは高くなります。
そして、一度始めてしまうと、次の行動につながっていきます。
腕立て伏せを1回やったら、もう少しやりたくなる。
本を1ページ読んだら、次のページも読みたくなる。
5分だけ片付けたら、もう少しきれいにしたくなる。
小さな行動は、次の「やってみたい」を連れてきます。
だから、最初から大きく動こうとしなくていいんです。
「準備をしてから本番」
ではなく、
「本番を始めながら準備も整えていく」
くらいでいい。
もちろん、本当に準備が必要なこともあります。
でも、「今できない理由」として条件を増やし続けているなら、一度その条件を疑ってみることも大切です。
「本当に、それが終わらないと始められない?」
そう自分に聞いてみると、今すぐできる小さなことが見つかります。
いつか時間ができたら。
いつか余裕ができたら。
いつか自信がついたら。
その「いつか」を待たなくても大丈夫です。
そして、ヒーリングも同じです。
「もう少し落ち着いてから受けよう」
「自分の気持ちを整理してから相談しよう」
「状況がもう少し変わってからお願いしよう」
そうやって、ヒーリングを受けることにも条件をつけてしまうことがあります。
でも、すべてが整ってからヒーリングを受ける必要はありません。
うまく気持ちを説明できなくてもいい。
何から変えればいいのか分からなくてもいい。
今の自分のままで受けて大丈夫です。
ヒーリングを受けること自体を、「自分を変えていくための小さな一歩」にしてもいいんです。
わたしのヒーリングでは、そのときのお悩みや状態に合わせて、心やエネルギーを整えるお手伝いをさせていただいています。
何かを変えたいのに、なかなか最初の一歩が出ない。
ずっと同じところで立ち止まっている感覚がある。
そんなときは、「全部整ってから」と考えず、今の状態のままご相談ください。
ヒーリングを一つのきっかけにして、そこから次の小さな一歩につなげていただけたら嬉しいです。