Web用と印刷用、イラストデータは何が違う?

Web用と印刷用、イラストデータは何が違う?

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デザイン・イラスト
こんにちは!ダイフクモチヲです。

「SNSに載せるイラストと、グッズに使うイラストは同じデータで大丈夫?」
イラストを依頼するとき、そんな疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
画面で見ると同じように見えるイラストでも、Webで使用する場合と印刷する場合では、適したデータサイズや作り方が異なります。

今回は、Web用と印刷用のイラストデータの違いについて、できるだけ分かりやすくご紹介します。


【Web用イラストで大切なのは画像の大きさ】

Web用とは、SNSのアイコンやヘッダー、配信画面、動画など、スマートフォンやパソコンの画面上で使用するイラストのことです。

Web上で使用する場合は、画像の縦横が何ピクセルあるかが重要になります。
ピクセルとは、画像を構成している小さな点のようなものです。
SNSアイコンは小さく表示されるため、必要以上に大きなデータでなくても使用できます。

ただし、小さな画面でもキャラクターが分かりやすいように、表情やシルエット、色の見え方を意識する必要があります。
使用するサービスによって推奨サイズが異なることもあるため、用途が決まっている場合は、依頼時に教えていただけると安心です。


【印刷用イラストは仕上がりサイズと解像度が重要】

印刷用とは、同人誌やポスター、アクリルキーホルダーなど、実際に手に取れるものへ印刷するためのイラストです。
印刷では、

・何センチの大きさで使用するのか
・どのくらい細かく印刷するのか
・どのような印刷物やグッズを作るのか

といった情報が必要になります。
そこで出てくるのが「解像度」です。

解像度は、簡単に言うと、一定の範囲にどれだけ細かく画像の情報が入っているかを表すものです。
数字が高いほど、細部まできれいに印刷しやすくなります。

私は印刷用のイラストの場合、基本的に350dpiで制作しています。
ただし、印刷会社や作るものによって指定が異なるため、入稿先の案内がある場合は、そちらに合わせて制作することが大切です。


【小さな画像をあとから大きくするのは難しい】

Web用として小さく制作したイラストを、あとから大きく引き伸ばして印刷すると、線や塗りがぼやけたり、ギザギザして見えたりすることがあります。

画像は拡大すれば、もともと存在しなかった細かな情報まで増えるわけではありません。
「最初はSNSだけで使うけれど、今後グッズにもするかもしれない」
という場合は、ご相談の段階でその可能性を教えてください。
将来の用途も含めて、必要なサイズを考えることができます。


【PNGとJPEGはどう違う?】

イラストの納品形式としてよく使われるのが、PNGとJPEGです。

PNGは、背景を透明にした状態で保存できます。
キャラクターだけを切り抜いたようなデータにできるため、配信画面や動画、アクリルグッズなど、別の背景と組み合わせて使いたい場合に向いています。

JPEGは背景を透明にできませんが、写真や背景のある一枚絵などによく使われる形式です。
ただし、保存方法によっては画質が少しずつ変化することがあります。

どちらが必要か分からない場合は、使用用途を教えていただければ、それに合った形式をご案内できます。


【画面と印刷では色の見え方が変わることも】

スマートフォンやパソコンの画面は、機種や設定によって色の見え方が異なります。
さらに、画面上で見ていた色を紙やグッズへ印刷すると、少しくすんで見えたり、明るさが変わったりすることもあります。

まったく同じ色を再現するのが難しい場合もあるため、印刷物に使うときは、画面上の見え方と多少の違いが出ることも知っておくと安心です。


【用途が決まっている場合は最初にお知らせください】

Web用と印刷用の一番大きな違いは、完成したイラストをどこで、どのくらいの大きさで使用するかです。
ご依頼の際は、

・SNSや配信で使用する
・同人誌の表紙に使用する
・アクリルキーホルダーを作りたい
・将来的にグッズ化する可能性がある

など、分かる範囲で使用用途を教えてください。
印刷について詳しくなくても問題ありません。
作りたいものや使用する場所を伺いながら、必要なサイズやデータ形式を一緒に確認していきます。

「何を伝えればいいのか分からない」という段階でも、どうぞ気軽にご相談ください。

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