「今日も推しのイラストが描けなかった…」
「下描きだけでも描こうと思っていたのに、取り組むことすらできなかった…」
朝一番は「今日こそやるぞ!」と決めて出社したのに、会社でメンタルを擦り減らしてしまい、家に帰ったらもうグッタリ…。
という人は多いのではないでしょうか?
そんな日が続くと本当に辛いですよね。
今回は、会社の人間関係で疲弊して創作活動に取り組めない人が、人間関係を上手にスルーして、創作に専念できるようになる方法をお話しします。
人には外側のあらゆる情報の中から、自分が重要だと思ったものだけを選別してくれる脳の機能が備わっています。
会社の人間関係で疲れ果ててしまうのは、脳の中で「会社の人間関係」の重要度が、無意識にトップランクになってしまっているからです。
なので、会社の人間関係よりも創作活動を脳の重要度ランキングの上位に書き換えることで、
エネルギーが枯渇してしまうことなく、日々創作活動に取り組むことができるようになりますよ。
1.人間関係で疲弊してしまう人に知っておいてほしい脳機能を守るための手抜きシステム
人には、自分が重要だと思ったものだけを選別してくれる脳の機能が備わっているとお伝えしました。
脳は五感で感じ取った情報すべてを処理していたら、消費エネルギーが膨大すぎて機能停止してしまうんです。
だから脳の機能を守るために、重要な情報とそうでない情報をあらかじめ選り分けて、その人にとって重要な情報だけを見せて、それ以外を隠しているんですね。
例えば、漫画を読んでいるとき、本当はお尻に当たっているソファの感覚であったり、自分の鼻の頭がいつも視界に映っているんですが、
そのような感覚情報をすべて拾っていたら、集中して漫画の世界に没頭することができませんよね。
こんな風に脳は上手に手抜きをしながら、普段私達が何気なくやれていることが問題なくやれるように機能してくれているんです。
そして、情報の選別の基準はその人にとって「なにが重要か」なんです。
先ほどの例で言えば、ソファの感覚や鼻の頭を意識することよりも漫画を読むことが重要なわけです。
なので、その他の情報は実際は存在しているのですが選別機能によって隠されています。
この選別機能が会社の人間関係に影響してしまい、それが結果として創作活動のエネルギー枯渇にも及んでしまうんです。
2.「苦手なA課長」を脳が重要だと判断するとどうなる?
どういうことかと言うと、会社の人間関係で疲弊してしまう多くの原因は、自分にとって苦手な人との出来事や関係性で疲労困憊してしまっているんです。
人間関係に問題がなければ必要な時に助けてもらったり、助けてあげたりして、トラブルがあったとしてもそこまで心理的負荷はかからないのですが、
会社の人間関係の中に“苦手な人”や“嫌いな人”がいると、その人が苦手であればあるほど、嫌いであればあるほど、脳はその人があなたにとって「重要」だと判断してしまいます。
脳は生存本能がありますから、自分の存在を脅かすような危険な人物や物事に関する情報も重要だとして選別基準に組み込まれています。
例えば、A課長がものすごく苦手だったとします。
A課長とは、とにかく話が噛み合わないし大きい声も苦手だし、指示も大雑把。
すると、選別機能が働いてA課長の悪いところ、苦手なところばかりを選別して常にあなたに見せてきます。
話が噛み合わない、大きい声、大雑把な指示
こういった情報をどんどん選び出して見せてくるわけです。
他にも自分以外の人とコミュニケーションを取っているA課長の嫌なところを随時ピックアップして、情報を届けてくれているかもしれません。
逆に、A課長の良いところ、好ましいところはしっかりと隠してくれます。
人の長所や短所は表裏一体であり、環境やタイミング、関わる相手によって簡単に入れ替わってしまうもので、
A課長の例で言えば、大雑把な指示も、方向性だけでも早急に示さなければならない場面では長所ですし、大きい声は説得力が増したり、聞き取りやすかったりします。
話が噛み合わないのも、組織の中では短所になってしまうかもしれませんが、個人で表現する現場では独自の世界観を持っていて重宝したりするかもしれません。
他にも、自分が見えていないA課長の良いところが無数にあるかもしれないけれど、
“苦手なA課長”という重要度をが下がらない限り、脳の機能はそれを見せることはありません。
こういったこともあって、一度重要度が上がってしまうと苦手な人や嫌いな人に対する嫌悪感や拒否感はどんどん強化されていってしまうんです。
そして、出来れば1日関わりたくない…話もしたくない…と思えば思うほど、
あなたはA課長が今どこで何をしているのか?
今日はオフィスにいるのかいないのか?
いつ話しかけられるのか?
こんな風に意識的にも無意識的にも、いつもA課長の情報があなたの頭や心の中を支配しています。
A課長があなたになんのアクションもしていなかったとしても、です。
3.会社から帰る頃には創作のためのエネルギーが残っていないのは当然な理由
A課長が重要度を占めている限り、1日の会社勤めを終えたあと創作活動に専念するエネルギーが枯渇してしまっていても仕方のないことです。
なぜなら直接関わる関わらないに関係なく、いつも苦手なA課長が心の中にいて、あなたの大事なエネルギーをそこに集中的に使ってしまっているからです。
それは、草原で草食動物が狙われないように常に気を張っている状態とも言えます。
会社にいれば、A課長との距離は物理的に近くなるので尚更エネルギーを消耗するでしょうし、
場合によっては通勤前や退社後もA課長が頭の中から消えていないかもしれません。
これらを踏まえてみれば、会社から帰る頃には創作のためのエネルギーが残っていないのは当然のことなのです。
4.「重要度ランク」をつけてジャッジすることで会社の人間関係はスルーできる
ではどうしたらいいのかというと、方法はシンプルです。
会社の人間関係よりも創作活動を重要度ランキングの上位に書き換えることです。
分かりやすくするためにランキングという表現を用いていますが、実際は人が何を重要と思うかは一瞬一瞬で変わるものなので、
明確にランク付けできるわけではありません。
例えば、推しがあるブランドを勧めているのを知って、それが欲しい!と思うと
街中でそのブランドの服を着ている人をやたら見かけるようになったり、広告を目にしたりして、
そのブランドの情報がいろんなところから入ってきたりします。
そんな風に、私達の中にある重要度は日々変化しているものなんですね。
なので、難しいことは考えず、会社の人間関係でエネルギーを使っちゃいそうな思考に陥ったときは、そのことに対して重要度をつけてみてください。
通勤前にA課長に対して嫌な思考が浮かんだら、
「ちょっと待って、それって私の創作活動より重要なこと?」とか、
A課長に大雑把な指示をもらって「なんなの!!怒」ってなったときは、
「そんなにA課長ってわたしの人生の中で重要かしら?
……低っ!とっとと指示確認して仕事終わらせて創作しよ」
みたいに、囚われる前に自分の意思でジャッジしてみてください。
繰り返していくうちに、あなたの中の会社の人間関係の重要度は日に日に下がっていくでしょう。
そうなれば、自動的に会社の人間関係をスルーすることができて創作活動に専念できるようになりますよ。
5.会社の人間関係で疲弊することなく、あなたの大切なエネルギーを創作活動のために使っていく
私も会社の人間関係で疲弊して、せっかく仕事が定時で終わっても脳内人間関係がフル活動してエネルギーが枯渇してしまい、
描きたいのに描けない…頭が働かない…みたいな状況に陥っていました。
でも、「私の人生において、この人はそこまで重要ではない」と客観的にランク付けできるようになってからは、エネルギーの無駄遣いが劇的に減りました。
そのことで、絵を描いたり、ブログを書いたり、こうした活動にエネルギーを使うことができています。
人には外側のあらゆる情報の中から、自分が重要だと思ったものだけを選別してくれる脳の機能が備わっています。
会社の人間関係で疲れ果ててしまうのは、自分の中で重要度がそれだけ高い位置にあるからです。
もし今、職場の人間関係で疲れているなら、それはあなたの脳が危険を察知して相手を重要視しすぎているだけなので、
次にモヤッとしたときは、ぜひ心の中で「重要度ランク」をつけてみてください。
「これは私の創作より大事なこと?」
これを繰り返すうちに、職場の人間関係は自動的にスルーできるようになり、家に帰ってからの創作エネルギーが見違えるほど残るようになります。
あなたの大切なエネルギーは、苦手な人のためではなく、あなたの素晴らしい創作活動のために使っていきましょう。
ここまで読んでくださったあなたならできます!
応援しています。