子どもの得意はどこにある?占い師と考える、いつもの遊びの見方

子どもの得意はどこにある?占い師と考える、いつもの遊びの見方

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コラム
 同じ絵本を何度も持ってきたり、積み木を積まずに床へずらりと並べたり。楽しそうな姿を見ながら、この子は何が好きで、何が得意なのかと考えることはありませんか。周りのお子さんが習い事を始めたと聞くと、うちも何か見つけてあげたほうがよいのかと、少し気になりますよね。応援したい気持ちがあるからこそ、何もしないままでよいのか迷ってしまうものです。

 ただ、いつもの遊びから、すぐに将来の職業まで見つけようとしなくても大丈夫です。今日、何を面白がっていたか。そのあたりから見ていくと、親御さんも少し気楽に楽しめそうですね。

何度でもやりたい遊びは何でしょう

 得意なことを探そうとすると、きれいに描けた絵や、早く完成したパズルに目が向きますよね。でも、出来上がるまでの様子にも、面白いところがありそうです。たとえば、積み木を何度も並べ直しているときです。色の順番を変えるのが楽しいのか、長い道を作りたいのか、お店の品物に見立てているのか。同じ積み木でも、楽しんでいる部分は違うかもしれません。

 絵本も、毎回同じ場面で笑う、登場する動物を探す、言葉の響きをまねするなど、いろいろな楽しみ方があります。大人はそろそろ別の本を読みたくても、ご本人の中では、まだまだお気に入りの一冊なのですね。

 次に一緒に遊ぶときは、手に取るものや、繰り返している動きを一つ見つけてみてください。余裕があれば、動物が出てくるページを3回開いていた、という程度の短いメモを残してもよいでしょう。毎日記録をつける宿題にはしなくて大丈夫です。一度の遊び方だけで、理系向き、芸術向きと決める必要はありません。今はこれが気になるのですね、と受け取っておけば、次に用意する遊びを考える手がかりになります。得意の名前を急いでつけるより、ご本人がもう一度やってみたいと思う場面を探してみましょう。

上手な褒め言葉を探さなくても

 作品を見せてもらって、いつも同じ褒め方になってしまう。そんなときも、気の利いた言葉を探さなくてよいのです。すごいね、と伝えたあとに、色をたくさん使ったね、倒れても作り直したね、と実際に見たことを一つ添えてみてください。何をしたところを見ていたのかが、短い言葉でも伝わります。

 塔が崩れたあと、大きな積み木を下に置いて作り直していたら、そこを見ていたことを伝えるだけでも十分です。完成した高さと同じくらい、試していたことにも目を向けたいですね。

 お話ししたそうなら、どこを作るのが楽しかったか聞いてみてもよさそうです。青いところが好き、ここを長くしたかったなど、大人が注目していたところとは違う話が出てくるかもしれません。まだ言葉で説明するのが難しければ、指さしたところや、もう一度見せてくれる動きを一緒に楽しめば十分です。遊びに夢中のときは、毎回質問を挟まなくても構いません。こちらの質問で、せっかくの遊びを中断させてしまっては、少しもったいないですよね。

 忙しい日に、すごいねの一言で終わることがあっても気にしすぎないでください。親御さんまで褒め方の採点を受ける必要はありません。余裕のあるときに一つだけ、見ていたことを言葉にする。そのくらいから試してみましょう。

いつもの遊びに、少し違うものを

 好きな遊びが分かってきたら、家にあるもので少し変化をつけてみませんか。教室に申し込んだり、道具を一式そろえたりする前にも、試せることはありそうです。たとえば、お絵描きが好きなら、いつもより大きな紙を1枚用意するだけでも。細かく描くのか、腕を大きく動かすのか、いつもと違う紙をどう使うかを見るのも楽しそうですね。

 物を並べるのが好きなら、普段使っているおもちゃで、色や種類ごとに分けて遊ぶ方法もあります。ただ、きれいに分けることを正解にしなくてよいのです。途中でお店屋さんごっこに変わったら、その遊び方も面白そうですね。新しい遊びを提案したものの、あまり乗り気でないこともあります。そのときは、せっかく準備したのにと粘らず、いつもの遊びに戻って構いません。今は興味がないのか、その日の気分なのか、一度だけでは分からないこともあります。

 同じ楽しみ方が続き、ご本人もやってみたそうなら、その先で図書館の本を借りたり、年齢に合う体験教室を調べたりしてもよいでしょう。予定を増やす前に、本人が楽しめそうか、通う時間や費用に無理がないかも一緒に考えます。親御さんが向いていそうと感じることと、お子さんが今やりたいことが違う場合もあります。そんなときは、まず一度試して、本人の様子や感想を確かめるくらいの余地を残しておきたいですね。好きなことが変わったときも、以前の経験まで無駄になったと考えなくて大丈夫です。

お子さんに合う関わり方を考えたいときに

 毎日の遊びを見ていても、どんなふうに応援したらよいか迷うことはありますよね。そんなときには、お子さんの才能鑑定でもご相談をお受けしています。未就学から高校生までのお子さん1名について、霊視とタロットで個性や強みを読み解きます。個性・才能・習い事の候補・学び方・将来につながる分野・声かけの6項目を、普段の様子も伺いながらお伝えします。

 よく遊ぶことや、何度もやりたがること、声をかけるときに迷う場面などを聞かせてください。鑑定も一つの参考にしながら、ご本人の気持ちや実際の反応を大切に、楽しめそうな体験を考えていきます。将来を決めつけず、今の興味に合う関わり方を見つけたいときに、お役立ていただけましたらうれしいです。

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