子どもの得意がまだ分からないとき、いつもの遊びで見つけたい3つのこと

子どもの得意がまだ分からないとき、いつもの遊びで見つけたい3つのこと

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コラム
 同じ絵本を何度も持ってくる。積み木を積むより、床にずらりと並べている。楽しそうに遊んでいる姿を見ながら、この子は何が得意なのでしょう、と考えることはありませんか。

周りのお子さんが習い事を始めたと聞くと、うちも何か見つけてあげたほうがよいのかと、少し気になりますよね。応援したい気持ちがあるからこそ、何もしないままでよいのか迷ってしまうものです。

けれど、普段の遊びを見て、すぐに将来の職業まで決めなくても大丈夫です。今日は何を面白がっていたのか。そこからなら、特別な準備をしなくても考えられます。今回は、いつもの遊びの中で見つけたい3つのことをお話しします。

上手にできることより、何度もやりたがることを見ます


 得意なことを探そうとすると、きれいに描けた絵や、早く完成したパズルなど、出来上がったものに目が向きやすくなります。もちろん、できたことを一緒に喜ぶ時間も大切です。そのうえで、完成するまでの様子も少し見てみましょう。

たとえば、積み木を何度も並べ直しているときです。色の順番を変えるのが楽しいのか、長い道を作りたいのか、お店の品物に見立てているのか。同じ積み木でも、楽しんでいる部分は違うかもしれません。

絵本も、毎回同じ場面で笑う、登場する動物を探す、言葉の響きをまねするなど、いろいろな楽しみ方があります。大人はそろそろ別の本を読みたくても、ご本人の中では、まだまだお気に入りの一冊なのですね。

次に一緒に遊ぶときは、手に取るものや、繰り返している動きを一つ見つけてみてください。余裕があれば、動物が出てくるページを3回開いていた、という程度の短いメモを残してもよいでしょう。毎日記録をつける宿題にはしなくて大丈夫です。

一度の遊び方だけで、理系向き、芸術向きと決める必要はありません。今はこれが気になるのですね、と受け取っておけば、次に用意する遊びを考える手がかりになります。得意の名前を急いでつけるより、ご本人がもう一度やってみたいと思う場面を探してみましょう。

すごいねのあとに、見ていたことを一つ添えます


 遊んでいる姿に目を向けると、声のかけ方も少し具体的になります。作品を見せてもらったとき、いつも同じ褒め方になってしまうと感じている方も、気の利いた言葉を考えなくて大丈夫です。

すごいね、と伝えたあとに、色をたくさん使ったね、倒れても作り直したね、と実際に見たことを一つ添えてみてください。何をしたところを見ていたのかが、短い言葉でも伝わります。

たとえば、積み木の塔が途中で崩れたあと、下に大きな積み木を置いて作り直したなら、下の積み木を替えてみたのですね、と声をかけられます。完成した高さだけでなく、ご本人が試したことにも目を向けてみましょう。

お話ししたそうな様子なら、どこを作るのが楽しかったの、と聞いてみる方法もあります。青いところが好き、ここを長くしたかったなど、大人が見ていたところとは違う答えが返ってくるかもしれません。そのときは、そこを気に入っているのですね、と受け止めてみてください。

まだ言葉で説明するのが難しければ、指さしたところや、もう一度見せてくれる動きを一緒に楽しめば十分です。遊びに夢中のときは、毎回質問を挟まなくても構いません。こちらの質問で、せっかくの遊びを中断させてしまっては、少しもったいないですよね。

忙しい日に、すごいねの一言で終わることがあっても気にしすぎないでください。親御さんまで褒め方の採点を受ける必要はありません。余裕のあるときに一つだけ、見ていたことを言葉にする。そのくらいから試してみましょう。

好きな遊びを、少しだけ広げてみます


 何を面白がっているのかが少し見えてきたら、次は今の遊びに小さな変化を足してみます。すぐに教室へ申し込んだり、道具を一式そろえたりしなくても、家にあるもので試せることがあります。

お絵描きが好きなら、いつもより大きな紙を1枚用意してみます。小さく描き込むのか、腕を大きく動かすのか、誰かと一緒に描きたがるのか。上手に仕上げてもらうことより、いつもと違う紙をどう使うかを楽しんでみてください。

物を並べるのが好きなら、普段使っているおもちゃで、色や種類ごとに分けて遊ぶ方法もあります。ただ、きれいに分けることを正解にしなくてよいのです。途中でお店屋さんごっこに変わったら、その遊び方も面白そうですね。

新しい遊びを提案したものの、あまり乗り気でないこともあります。そのときは、せっかく準備したのにと粘らず、いつもの遊びに戻って構いません。今は興味がないのか、その日の気分なのか、一度だけでは分からないこともあります。

同じ楽しみ方が続き、ご本人もやってみたそうなら、その先で図書館の本を借りたり、年齢に合う体験教室を調べたりしてもよいでしょう。予定を増やす前に、本人が楽しめそうか、通う時間や費用に無理がないかも一緒に考えます。

親御さんが向いていそうと感じることと、お子さんが今やりたいことが違う場合もあります。そんなときは、まず一度試して、本人の様子や感想を確かめるくらいの余地を残しておきたいですね。好きなことが変わったときも、以前の経験まで無駄になったと考えなくて大丈夫です。

今日の遊びから、一つ気づければ十分です


 何度も選ぶ遊びを見る、見ていたことを言葉にする、今ある興味を少し広げる。どれも、特別な才能を急いで証明するためのものではありません。お子さんが何を楽しんでいるのか、親子で知っていくための工夫です。

何か伸ばしてあげたいと思うと、次の習い事や将来のことまで考えたくなります。けれど、今日の時点で答えが出ていなくても、親御さんが見落としていると決まったわけではありません。

次に遊んでいる姿を見かけたら、何ができるようになったかに加えて、どの場面でもう一度やりたがったかを見てみませんか。いつも同じことをしているように見える時間にも、ご本人なりの楽しみがあるかもしれません。その一つに気づくところから、応援の仕方を考えていきましょう。

お子さんに合う応援の仕方を考えたい方へ


 子どもの得意を伸ばしてあげたい。でも、毎日の遊びを見ていても、何を応援すればよいのか迷うことはありますよね。立派な特技が見つかってからでなくても、ご相談いただけます。

私のお子さんの才能鑑定では、未就学から高校生までのお子さん1名について、霊視とタロットで個性や強みを読み解きます。個性・才能・習い事の候補・学び方・将来につながる分野・声かけの6項目を、普段の様子も伺いながらお伝えします。

よく遊ぶことや、何度もやりたがること、声をかけるときに迷う場面などを聞かせてください。鑑定も一つの参考にしながら、ご本人の気持ちや実際の反応を大切に、楽しめそうな体験を考えていきます。

将来を決めつけず、今の興味に合う関わり方を見つけたいときに、お役立ていただけましたらうれしいです。

お子さんの才能と将来の可能性を霊視で鑑定します



写真:Tim Mossholder/Unsplash


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