■ 「悪いことを言われたらどうしよう」と、迷われる方へ
鑑定をお申し込みになる前に、いちばん多くいただくのが、この不安です。
占いで、良くないことを言われたら、そのあとどうすればいいのか。聞かなければよかった、となるのが怖い。
もっともだと思います。ですので先に、私が鑑定書に書かないと決めていることを、三つお伝えします。
■ 一つ目。未来を言い切りません
「何年後に別れます」「この人とは結婚できません」。こういう文は書きません。
理由は簡単で、三つの占術を計算で出しても、そこまでは分からないからです。命式や星の配置が示すのは、その方が持って生まれた傾向と、いつ頃どの傾向が強く出やすいか、までです。いつ、誰と、何が起きるかは、出てきません。
分からないことを言い切るのは、占いではなく、こけおどしです。私は書きません。
■ 二つ目。不安をあおりません
「このままでは危ない」「今のうちに手を打たないと」。こういう文も書きません。
鑑定の文章は、読んだあとに残ります。不安をあおる一文は、その方の中に何か月も居座ります。それで判断が良くなることは、私の経験ではありませんでした。
良くない配置が出たときは、良くない配置であることは書きます。ただし、それがどう出やすいか、どう付き合うと楽になるか、までをいつも添えます。配置そのものは変えられませんが、扱い方は変えられます。
■ 三つ目。別れを勧めません
ご夫婦や恋人の鑑定で、相性が良くない、と出ることはあります。それでも「別れたほうがいい」とは書きません。
相性が悪いのではなく、ほんの少しずれているだけ、というのが私の見方です。ずれ方が分かれば、渡し方が変わります。それでも別れるかどうかは、おふたりが決めることであって、鑑定書が決めることではありません。
反対に「この人と一緒にいるべきです」とも書きません。同じ理由です。
■ では、何を書くのか
書くのは、判断の材料です。
その方が、どういう材料でできていて、何に反応しやすく、場面ごとにどう出やすいか。相手がいれば、相手はどうか。二人のあいだで、どこがずれやすいか。
三つの占術で計算して、三つが同じ方向を指したところだけを、書きます。割れたところは書きません。割れているところは、本人の中でもまだ決まっていないところだからです。
■ 決めるのは、おふたりです
鑑定書を読んで、決めるのは、読んだ方ご自身です。私が書くのは、そこまでです。
言われるのが怖い、という方にこそ、この線引きを先にお伝えしておきたくて、この文章を書きました。
生年月日から、三つを重ねた総合鑑定をお作りしています。