買戻しが主体だと思うが・・・ ここで空売りが積み上がればもう一段の上昇が期待される!!

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マネー・副業
日々是相場 -夕刊-   2023年7月24日(月)

日経平均   32,700.94 円 △396.69円
≪東証一部≫
売買高    12億8,594万株
売買代金  2兆9727億84百万 円
値上り銘柄数 1,501 銘柄
値下り銘柄数 280 銘柄
騰落レシオ(25日) 95.84 %
為替 1ドル=141.51 円

☆ 市況概況 ☆

指数先行で買われたが節目を抜け切れず上値の重い展開

週末の米国株は冴えない展開となったが、日銀の金融緩和継続報道などもあって夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物買われていたことから、週明けの日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しや出遅れ感から買い急ぐ動きもあって、節目と見られる32,800円水準までの上昇となった。それでも32,800円を超えずに上値の重さも見られ手仕舞い売りに上げ幅縮小して前場の取引を終えた。

昼の時間帯には買戻しを急ぐ動きもみられ、先物が節目とみられる32,800円を超える場面もあったが、後場は高値更新して始まったものの、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押され、値持ちは良いものの上値の重い展開となった。節目を抜け切れなかったことで手仕舞い売りに押されるものも見られた。それでも最後は値持ちの良い展開で日経平均は大幅高だった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも多く総じて上値の重い展開だった。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を動かす場面もあったのだが、買いにも売りにも追随するような動きは見られず、上がれば売られ、下がれば買われるというような持高調整の売り買いが中心となっていたような感じだった。

決算発表が本格化するなかで日銀の金融緩和継続期待から買戻しを急ぐ動きとなっている。緩和継続がどこまで織り込まれているのか、ヘッジの売りがどれだけ積み上がるのかということで今後の動きが決まりそうだ。日銀の金融緩和継続がはっきりとするまでは上がれば売られ、下がれば買われるということで売り買いのヘッジ取引が中心なのだと思う。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均

気迷い線で上値の節目を抜け切れなかった。25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた形で、再度下値を試すことになるのだろう。

詳しくは解説動画をご覧ください。

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