☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2023/3/19(日)
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→ JeanPierrePyxis
☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場はダウ平均は上がれば売られ、下がれば買われるという状況で保ち合いとなったが、ナスダック指数は大幅高となった。銀行の破綻の影響を探る動きから上値は重く、一方で利上げ打ち止め期待が強まり、新興株やハイテク銘柄などは買い戻しを急ぐ展開となった。週末のクワドルプル・ウィッチングを控えての持高調整の売り買いが見られ、空売りが積み上がっていた銘柄が買い戻しで大きく上昇したということだ。銀行の破綻で利上げ打ち止め感が強まって買い直されるものも多くなった。
今週はFOMC(公開市場委員会)を控えての持高調整の売り買いが中心となり、利上げ打ち止め期待が強まればさらに買い戻しや買い直しが入るのだろう。銀行の破綻の影響も利上げ打ち止めという好材料とされそうだが、意に反して利上げ強化や利上げ継続が確認されると一気に売られることになるのだろう。利上げが続くと利上げの影響を気にして買えない状況となり、戻れば売り、下げ止まれば売りというような展開となるのだろう。
今週は火曜日に中古住宅販売件数が発表され、木曜日未明にFOMC(公開市場委員会)の結果が発表され、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が行われる。木曜日夜には新規失業保険申請件数や経常収支、新築住宅販売件数が発表され、金曜日は耐久財受注や製造業PMI(購買担当者景気指数)が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は米国の銀行破綻のニュースなどがあって大きく下押す展開となった。週末にかけては買い戻しや銀行破綻の影響が限定的ということでの買い直しなども見られて指数は戻したがまだまだ金融不安を煽る向きも多く、冴えない展開となった。特に欧米銀行破綻や破綻懸念が日本市場に与える影響は限られると思うのだが、センチメントは悪く、戻れば売りというような雰囲気になっている。
週末の米国株が軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたが、米クワドルプル・ウィッチングの影響もあると思われるなかで売り先行となりそうだ。ただ、飛び石連休の谷間でポジションを大きく取りにくいことから、これまで通り、期末要因での売り買いなどが見られるだけということなのだと思う。金融不安を煽るような動きが見られるが、米国でも新興株やハイテク銘柄などがしっかりとしており、大きく下押すということもないだろう。
今回の調整は利上げでもなんでもなく、利上げの影響が懸念された売りということであるから、特に金利の変化に影響を受けにくい、日本市場は徐々に落ち着いてくると思う。ただ、期末を控えての持高調整、配当取りの動きなどがあり、動き出すと一方向に動きやすいということでまだまだ指数は右往左往することになりそうだ。割安感が強い銘柄なども落ち着いてくるものと思われるが、指数は右往左往することになるのだろう。それでもまだ方向感が出るということでもなく、上がれば売り場を探し、下がれば買い場を探すということで良いと思う。
20日朝になって、クレディスイスの問題が終息したようで、、今度は金融不安ではなく、利上げ懸念ということになるのだろう。FOMC(公開市場委員会)の結果次第で大きく上昇するか、売り直されるかということになる。ただ、買い上がるということでもいわゆるグロース株からバリュー株への回帰となると思われ、先週見られたナスダック買いダウ平均売りと反対にナスダック売り、ダウ平均買いということになるのだろう。
今週は月曜日は日銀金融政策決定会合の主な意見やコンビニエンスストア売上高が発表され、火曜日は春分の日で祝日となる。水曜日は食品スーパー売上高が発表され、木曜日はスーパー売上高や百貨店売上高が発表される。金曜日は全国のCPI(消費者物価指数)が発表される。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
底値圏で右往左往する展開となっている。底堅さが見られるということだが裏を返せば戻りが鈍いということでもあり、この保ち合いをどちらに放れるかということになる。放れた方に大きく動くことになるのだろう。
予想レンジ 30,400ドル~33,600ドル
・ナスダック指数
75日移動平均線や雲を割り込んでからの急反発で今度は25日移動平均線や基準線を抜け、雲を抜けてきた。まだ遅行スパンがローソク足を抜けておらず「三役好転」とはならなかったが、25日移動平均線や基準線、雲にサポートされるのかどうかを確認することになる。雲の上限である先行スパン1を割り込むと、一気に雲の下限である先行スパン2や75日移動平均線まで下落となるのだろう。
予想レンジ 11,000pt~12,000pt
・日経平均
下ヒゲ線が多くなっているが、週末も下ヒゲ線でしっかりと雲を抜け、75日移動平均線を抜けるところまで戻した。戻りも鈍いと言えば鈍いが、雲にサポートされるのか、雲を割り込んで上値を押さえられるのかで方向感が出るのだろう。
予想レンジ 26,500円~28,000円
・TOPIX
一気に雲を割り込んで下値を試す動きとなっている。再度雲を抜けてきたが、75日移動平均線に押さえられて上値も重く、冴えない展開が続くのだろう。雲の中での推移が想定される。
予想レンジ 1,900円~1,970円
・ドル円
25日移動平均線や基準線で支えきれず、75日移動平均線や雲で支えきれず今度は雲の下限である先行スパン1のところまで調整となりそうだ。さすがにその水準では下げ止まるものと思われるが戻りが鈍い状況が続くのだろう。
予想レンジ 131.0円~133.5円
・米国10年国債利回り
雲のねじれの日柄で底入れとなった感がある。下値模索だが、相変わらずここまでということであり、今度は戻りを試すことになるのだろう。
予想レンジ 3.40%~3.70%
・今週の相場見通し