Web制作者向け|追加修正に着手する前の確認とExcelの使い方

Web制作者向け|追加修正に着手する前の確認とExcelの使い方

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ビジネス・マーケティング
サイト制作の途中で「もう1ページだけ追加してほしい」と言われたとき、料金を決める前に着手していませんか。

この記事は、小規模なサイト制作を受注している個人・少人数チーム向けです。追加依頼のたびに、当初の範囲を探し直す、料金の承認を忘れる、何時間かかったか分からなくなる。その3つを整理する手順を紹介します。

■追加修正を受けたら、最初に確認すること
1. 当初の見積に、そのページ・作業は含まれているか
2. 何時間かかり、納期がどう変わるか
3. 追加料金と対応内容について、誰から了承を得たか

料金は「作業した後にお願いする」前に、内容・金額・納期をまとめて確認します。確認前の依頼と承認済みの依頼を分けておくと、どの追加分を請求予定へ含めるか判断しやすくなります。

確認文の例:
「ご依頼の採用ページ追加について、当初の5ページには含まれていないため、別途お見積りします。対応内容・追加料金・納期をお送りしますので、ご確認後に着手します。」
実際の契約範囲や相手とのやり取りに合わせて使ってください。

■得られるのは、次の判断に使える記録
当初の範囲が残れば、追加作業の相談で同じ確認を繰り返す手間を減らせます。
承認記録が残れば、未確認の料金を合意済みとして扱う混乱を避けられます。
修正・連絡を含む実績時間が残れば、次の見積に何時間を足すべきか考えられます。

たとえば、手数料・外部費を引いた金額が215,000円なら、45時間で終わる場合は約4,778円/h。64時間かかると約3,359円/hです。売上額だけを見ていると気づきにくい差です。
次回は料金を上げる、修正範囲を絞る、確認工程に時間を割くなど、数字を材料に条件を見直せます。
この数値は架空例で、手数料率10%を仮定しています。

■Excelは、まずサンプルを1か所変えて試す
「Web制作の見積と追加修正を整理するExcel|採算管理キット」は、この記録を1つのファイルへまとめる道具です。買い切り1,000円です。

開いた直後は架空の5ページサイトの例が入っています。
1. 元ファイルを残して、別名保存します。
2. 下のシートタブから「追加依頼」を開きます。
3. 6行目「採用ページを1ページ追加」の追加料金F6を、30,000から40,000へ変えます。
4. 「採算サマリー」を開きます。承認済み追加料金B19が40,000円、合意済み総額B20が260,000円になれば、追加分が反映されています。
5. 「追加依頼」I6の承認記録を消すと、入力確認欄が「要確認」になります。確認したら元に戻してください。

■自分の案件へ置き換える順番
①「作業範囲」:対象ページ、原稿・写真の担当、修正回数などを自分の案件へ置き換える。
②「採算サマリー」B4:B10:案件名、目標時間単価、手数料率、利益率、予備工数率、合意済み基本料金、税込・税抜の基準を入力。基本料金が未合意ならB9は空欄。
③「基本作業」A6:G35:作業内容、予定時間、外部費、実績を入力。まだ作業していなければ実績時間・実績外部費は0。
④「追加依頼」A6:I55:追加内容、状態、予定時間、料金、実績、承認日と記録の場所を入力。「承認済」は料金と承認記録がそろってから。
⑤「採算サマリー」B24:実績時間単価を見て、次の見積で修正する条件を決める。

使わないサンプルは入力欄だけ消します。「基本作業」H:Iと「追加依頼」J:Kは計算欄なので残してください。黄色が入力欄です。実績は毎回足し込まず、累計の時間へ更新します。

Microsoft Excel向けの6シートです。Mac版Excelでの確認内容、収録範囲、利用条件は商品ページに掲載しています。

まずは、直近の案件で「追加依頼の料金をいつ確認したか」と「修正・連絡に使った時間」を振り返ってみてください。次の案件で何を先に決めるかが具体的になります。
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