2-2 今更ながら、英語のマスター法とは?

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ごく普通の日本人にとってはともすれば一生ついてまわる英語との闘い。。。苦手意識を持ってしまっている人はかなり多いのではないでしょうか?筆者のごく普通の英語教育の体験から英語を使って生活できるようになるまでの経験から、第二言語との付き合い方を考えます


街の教室の看板!?みたいになりますが「英語のマスター法」を提案します

海外で暮らすと、日本人の同胞が英語で苦労している様はよく分かります。国内で暮らすとあの手この手で売り出されている英会話や英語教材を目にしたり、政府を挙げて英語教育に取り組んだりしているのを目にします。「英語ネイティブ」というのは第一言語として英語を身につけた人のことで主に第一言語を身につける事ができる小学校低学年くらいまでの一定時期に英語で生活をした人のことですが、この層を除いた大多数の普通の日本人にとっては「英語のマスター法」なるものがとても難しいものとしてあたかも難攻不落の得難いもののように扱うのが当たり前になっていると感じます。
ですが、本当にそうでしょうか?

筆者は、自分自身の英語体験から英語の「マスター法」、、いえ、個人の生活で英語を自在に扱えるようになる方法論というのはもっとシンプルで、各個人の状況によって内容が違い

そのため、

医学英語については医師が自分の勉強の途中で身につけた英語こそが内容も含めて最も正確、タイムリーでパワフルな医学英語であると考えています。中学一年生からアルファベットの綴り方を習い試験勉強を地味に続けることから始まった、一般に欠陥だらけでダメだとされている「受験英語」から大学での生活習慣。それだけで十二分に英語を自在に扱えると確信しています。私は英語学習にお金は本当に使っていませんが、間違った方向にお金を使った場合よりも結果を残していると考えています。


日々の生活で工夫するだけで値千金

だいぶ怪しい広告になってきました。そういうのをネット広告などで書いている人の気持ちが分かってきました(笑)

平凡な英語環境でそれ以外の特別な教材や勉強を日々の生活で英語をヘビーに使う今まで一度も使った事がありませんが、個人的にはどの様にすれば自分の生活のための英語を習得できるか、はっきりと分かっています。同じ様な方法を取れば日本から英語にコンプレックスのあるお医者さんはゼロにできるとも確信していますし、一般の人のにとっては日本人の医師に求めれば世界の医学情報が自由自在に得られる近未来もあると思っています。また自分で医学英語を勉強する真面目で勤勉な一般の人もおられると思うし、医師や通訳に解説を求めて利用する人もおられます。

ともかく、地味だけど着実な方法でもって、ちょっとだけ英語勉強をこじらせてしまって取り残されがちな日本で、医学英語を通じて人の役に立てるという野望も持っています。


そろそろ「マスター法」について書きます

書き出しに従って、英語のマスター法というのを考えます。少し捻った書き方になりますが、「英語マスター法」という考え方自体が殆どの人にとってあまり意味のない目標なのではないでしょうか?殆ど詐欺だとお怒りになる方もおられると思いますが、もう少し聞いてください。至って真面目な議論です。

マスターするという表現は、登る山を無駄に高く見せてしまいます。英語という言語を支配する存在になるという意味ですから、ものすごく高い能力で全治全能の存在として英語界に君臨するというニュアンスがあります。万人に通用してかつ万能の高みに登れる方法論が本当にあるのでしょうか?その様な捉えられないものを求めるから、結局得られずに終わるのではないでしょうか?

筆者は朝起きてから寝るまでずっと英語でも特に困らない生活をしていますが、マスターして無意識でいくらでも流暢な現地英語が喋れるなどとは全く思っていません。喋っているのを聞いた同胞からそういう印象をもたれたことはありますが、それはある種私の様な外国人英語の使い手の術中にハマっているのかもしれません。(これは遊びではなく、この方がメリットが高い時もあるからです)

話して聞かせるときに少しスピードをつけたり日本人が苦手な発音をそれらしく聞かせたり、ちょっとスラングを用いればすぐにそいういう評価がかえってきますが、それは自由自在な英語とは何の関係もない見せかけの看板だと思います。


「マスター法」についてちょっと言い方を変えます。英語環境は個人的なものだということをお話しします。


ーーあなた自身について自問自答してください

>仕事が何か、仕事相手は何語を操るのか
>家に帰ったら、隣近所やレストランでは何語を使うのか
>どこに住んでいるのか
>自分と話し相手の関係は? 年齢、経歴、初対面か、相手の言語文化圏、、

きりがないのでやめますが、確実に個人個人でどういう英語がどれくらい必要なのかは全然違うのです。

また必要かどうかだけでなく、その人がどういう程度の英語を操りたいのか(プロに聞こえる事、生まれ育ちが外国と思われる事、方言を使い分ける、映画の人物みたいに喋りたい?など)

10人学習者がいれば、実際には10通りの違う需要があるのが大人による英語学習です。であるからこそ言語学の教授にでもならない限り「マスターする」という考えに拘らず自分にとって必要な英語能力を現状とのギャップを見つめて一つ一つ埋めていけばいいだけです。



今回は紹介しませんが、これも個人で実践してきたことですが
日本で暮らしていて誰からも強制されなくても、ひと工夫して英語を無理やり欲するゲーム感覚の学習を自分に課していくといつの間にか狭い専門を飛び越えて英語の幅が広がっている。それが専門を活用した英語の学習法の基本的な考え方です。最近はこれらの方法論をまとめて「つもり留学、つもり移民」というジャンルを考えています。



次回ももう少しさわりの部分を紹介して医学英語から始まり、飛び出して日本をよくするお手伝い(妄想??)を提案します

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