わかっているつもりで始まる一年

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コラム
「頭ではわかっている」と言うことがあります。



でも、行動していないなら、

その理解は、まだ使われていません。



これは根性論とかではありません。

「わかる」という言葉が、

どこまでを指しているかの話です。



たとえば、掃除。





掃除をすると、

部屋がきれいになります。

少し落ち着きます。

集中しやすくなります。



こうしたことは、

多くの人が知っています。



それでも、掃除をしないままの日は続きます。



「忙しい」

「今日は疲れている」

「あとでやる」



理由はいくつも出てきます。



でも、別の見方もできます。



掃除をしたあとの部屋を、

判断の基準として持っていない。



きれいになった空間の静けさ。

動きやすさ。

目に入るものの少なさ。



それを、体で覚えていない。



だから、

「やったほうがいい」という知識はあっても、

「やろう」という判断にはつながりにくい。



頭の中には説明があります。

でも、決めるときに使える材料が足りない。



この状態では、行動は変わりません。



行動に使われていない理解は、

情報として残っているだけです。



必要だと考えているのに、まだ行動していないなら、

実際はわかっていない。



体感が伴わない理解は、行動を動かさない。



でも、行動しなければ、体感されることもない。
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