テレビとリモコンのお話～大切にするべきもの～

スピリチュアル会ではあるていど有名かもしれませんが

「テレビとリモコンのお話」というものを聞いたことはありますか？

そう。テレビ番組を見るテレビです。

そのテレビと基本的にセットでついてくる

チャンネルを変えたり、操作するあのリモコンです。

ここでお話ししたいのは「ここのテレビはおすすめ！」という

家電製品紹介ではなく。

この、テレビとリモコンをうまく精神世界に取り入れた表現のお話です。

あなたが今、目にしているもの。

それは現実ですか？夢ですか？

そう聞かれるとよくわかりませんか？

では、その今あなたが目にしているものを

テレビの映像画面だとしましょう。

しかし、テレビに流れる映像というのは

基本的にリアルタイムのものはありません。

数か月前に「撮影」が行われ、「編集」を経て放映されているものばかりです。

時折ある「生放送」は、とても特別なもののように扱われます。

あなたはそれを「現実」と呼べますか？

では何をもって現実としますか？

痛み・味覚・聴覚・刺激…これらなどを「現実」とするなら

それはただの脳が発信する「電気信号」に過ぎません。

では、今を大切に。というこのセリフ。

スピリチュアルがお好きな方は特に、言われたことのある方も多いのではないでしょうか。

じゃあ大切にするべきはその、現実とやらを感じ取れる電気信号？テレビ？

一番大切にしてほしいのは「リモコン」です。

テレビは言ってしまえば他人軸。

そこにあるだけで、いつも誰かの目的であり、いつも誰かの意思で動きます。

テレビを簡単に持ち運びできるような時代はまだ来ていませんね。

テレビはどっしりとそこに座って、時が来るのを待つだけです。

しかしリモコンはどうでしょう？

常に発信側、要するに自分軸です。あなたの動かしたいときに動く。

それゆえ、ほかの人にもそのリモコンは握られてしまいがち。

揺らぐ。不安になる。哀しくなる。辛くなる。誰かと比べる。

リモコンはテレビよりも雑に扱われがちで、壊れてしまえば別のものを代用されます。自分軸でいると、揺らぐことに敏感になるのです。

ぜひこの軸をしなやかに。

無くさないように。いつも同じ場所に。

リモコンがなくても、テレビ本体についている音量調整やチャンネル移動はできます。ただそれは、緊急時の基本的操作というだけで、リモコンに比べれば不便極まりないことでしょう。

あなたが見たい番組があるとき、どうしますか？

番組表を表示したり、チャンネルを回して確認したりしますよね？

この確認や知っておく行動が「占い」や「鑑定」だとします。

では、８時に自分の見たい番組があることがわかりました。

そうすると、その時間までにやるべきことを済ませて

ゆっくりと番組が鑑賞できるように動くと思いませんか？

また別の例として

〇日にテストがあることが分かった。だったらいつまでにどの教科をどれくらい復習して、どれくらいの範囲勉強すればいいのか、知りたいですよね？

この、「知りたい」「準備しておきたい」の心境は

占いや鑑定を求める一つの動機でもあります。

この心境がある人間なら、誰にでもこのスピリチュアルに触れる機会は持っているのです。

スピリット（精神）＋リアル（肉体）

これがスピリチュアルです。

まるでうわ言のように、空想世界に浸る優しいだけの世界ではないのです。

きちんとリアルもお伝えする。

自分では見えない部分を、見えるようにお手伝いする。

ということです。

結局何を大切にしてほしいかというと

「リモコン」です。

リモコンとは「あなた」です。

あなた自身をまず大切にすることで

見えてくる世界は違ってくるはず。

目に見える世界は

しっかり三次元の３６０度大パノラマ。

映し出しているのは自分の「心」という映写機。

そして、見る世界のチャンネルを握っているのは

「あなた」そのもの。

今を大切に。では、なく

あなたを大切に。

いつだって見たいものを見れるのです。

あなたの潜在意識の中でこれらは動いています。

今を変えることで、未来を変える方法もたくさんあります。

しかし、今を変えるには？

このいま見ているチャンネルを回したいときは？

ひとつ。

過去を変えること。代えること。替えること。帰ること。

もうひとつ。

番組表を知ること。作ること。

自分にはこれからどんな世界が作れるのか

どんな世界を映し出すことができるのか。

知ること。

自分ひとりの力で限界を感じたときは

素直に「助けて」といえばいいんです。

必ずその言葉を聞いている人はいるし

頑張っていれば必ず助けは現れます。

あなたはどんな世界（チャンネル）を見たいですか？

その世界を見るお手伝い

ぜひ私にお任せくださいね。

私の放つ音・言葉が

心地良い方に届きますように…。