公式サイトを信じて痛い目を見た、開業準備の話

記事
IT・テクノロジー
不動産業の開業準備をしていたときのことだ。団体への加入費用がいくらか調べる必要があって、まあ公式サイトを見れば一発だろうと軽く考えていた。

これが甘かった。

公式サイトの料金表、PDFとか画像で作られてるページって意外と多い。人間が目で見る分には何の問題もないんだけど、AIに読み取らせようとすると途端に厄介になる。文字として認識できないから、そこに「数字が書いてある」という事実そのものをスルーしてしまうことがある。

しょうがないので、その団体について解説してる別のサイトをいくつか回ってみることにした。ブログとか、業界の解説記事とか。で、見比べてみたら普通にびっくりした。同じ団体の、同じ名前の費用のはずなのに、サイトによって書いてある金額が違う。1つや2つの差じゃなくて、結構ばらついてる。

どれが正しいんだ、と。

一瞬「多分これだろう」で決め打ちしたくなる気持ちもあったけど、開業に関わる金額の話でそれをやるのは怖すぎる。古い情報のままのサイトもあれば、単純に誤記のところもあるんだろう。原因は分からないけど、少なくとも「ネットに書いてあった」は根拠として弱すぎるということだけは分かった。

これ、自分の中ではけっこう大きな気づきだった。「公式サイトに情報が載っている」ことと「AIがそれを正しく読み取れている」ことは、まったく別の話なんだと。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、実際に自分でつまずくまでは、その区別を真剣に考えたことがなかった。

たぶんこれ、不動産の開業費用に限った話じゃない。仕事で何かを調べて誰かに報告するとき、ソースが1つしかない状態で「これで合ってます」と言い切るのは、実はかなり危うい。特に金額とか、期限とか、間違えたら誰かに実害が出る類の情報ほど、そう。

今は金額が絡む調べ物をするときは、必ず出どころの違う情報源を2つ以上あたるようにしている。面倒だけど、後で「あれ、話が違う」となるよりはずっといい。便利な道具ほど、それが拾ってきた答えをそのまま信じていいかどうかは、自分の頭でもう一段チェックする癖をつけたほうがいいと、地味に思い知らされた一件だった。

余談ですが、こういう「数字の食い違い探し」みたいな地道な突き合わせ作業も、実はスプレッドシート集計の自動レポート化の中で仕組み化していたりします。

スプレッドシート集計をAIで自動レポート化します
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す