Take it easy

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コラム
 私が勤めている中学校は生徒たちが立止礼といって廊下でもどこでもすれ違う時に必ず皆立ち止まって挨拶をする。例えば「○○先生、こんにちは!」
「○○先生、さようなら。」といった具合に教師の名前まで付けて、立ち止まっきちんと過ぎるお辞儀をする。生徒の間を縫って通ろうものなら生徒たちがまるでステージに立つ役者が登場して去っていくように両サイドに立って深々とお辞儀をする。ここまできちんとした挨拶が出来る生徒たちを今までに見てきたことが無い私はいつも感動と恥ずかしさを感じながら「Hi! Hello!」などど切り返しながら通り過ぎる。時には「ボンジョールノ!」とか「チャオ!」なんてイタリア語やドイツ語スペイン語などいろんな言語で返事をしながら彼らをおちょくる。
 授業の始めと終わりにはチャイムはならないので、時計を見ながら授業を進めていくが、必ずクラス全員で起立して「声出そう!」と大声で言って始まりや終わりのお礼の挨拶をする。英語の臨場感がなくなるので最初は常に私から英語で彼らに挨拶をして始めるようにしている。出来るだけ英語で進めたいのだ。それにしても授業態度、1日の最後にある清掃時の黙動、給食の受け取り方などどれをとっても無駄なくスムーズに進んでいく。感心する。
 その反面、家に帰ってからの自分返りは激しいのかもしれないと想像する。滞学中は非の打ち所がないほど落ち着いたいい学年だが、どこかで居辛さを感じている子もいるかもしれない。そんな時はまちがってもいいよ、ということや、そんなに構えていい子になることはないよ、と言いたい。もっと肩の力を抜いて自分らしく、素の自分が出せるほど居心地のいいクラスムードを作れるよう微力だが尽力したい。

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