私たちの人生って、まるで一枚の絵を描いていくようなものだと思うんです。生まれたばかりの時は、まだ何も描かれていない、真っ白なキャンバスみたいな感じでしょうか。
そこに最初に色をつけてくれるのが、お父さんやお母さんです。優しさの色、厳しさの色、色々な基本の色を教えてくれます。
そして、学校に行ったり、何か習い事を始めたり、会社で働いたりするうちに、たくさんの人に出会いますよね。その人たちが、まるで新しい絵の具や筆みたいに、私たちのキャンバスにどんどん色や形を加えてくれるんです。
友達と笑い合った楽しい時間、先生に褒められて自信がついたこと、先輩にアドバイスをもらって道が開けたこと、時には誰かに叱られて反省したこと。そういった一つ一つの出来事や、関わった人たちが、私たちの絵に新しい色を塗ったり、線を引いたり、模様を描いたりしていきます。
出会う人によって、自分の絵に加わる色や筆遣いは全然違います。
キラキラした明るい色をくれる人、落ち着いた深い色をくれる人、ちょっと扱いにくいけど絵に味を出してくれるような色をくれる人。色々な人がいます。
特に、人生の大きな節目で出会った人や、心から信頼できる人っていうのは、絵の全体の雰囲気をガラッと変えてしまうくらい、すごく強い色や太い筆になることがあります。その人との出会いがきっかけで、考え方が変わったり、全く違う道を歩み始めたりすることだってあります。
自分一人で描こうと思ったら、きっと単色でシンプルな絵になってしまうでしょう。でも、色々な人との出会いという絵の具や筆が加わることで、絵はどんどんカラフルに、複雑に、面白くなっていきます。今の自分がどんな絵になっているか?って考えたとき、それはきっと、これまでのたくさんの出会いによって描かれたものだと思うんです。
だから、「誰と繋がっているか」って、すごく大事なんだなって改めて感じます。自分を応援してくれる人、一緒に笑ってくれる人、困った時に助けてくれる人、時には耳の痛いことを言ってくれる人。そういった人たちが傍にいてくれること。それは、自分という絵をより豊かにしてくれる、本当にありがたいことです。
どんな絵を描きたいか、どんな自分になりたいか。それを思うことで、どんな色(人)と出会うか、どんな風に付き合っていくかも変わってくるのかもしれません。
あなたの絵は、今どんな色で彩られていますか?大切にしたいと思える色(人)が、あなたの絵を一緒に描いてくれていますか?