「夕方になると靴がパンパンで、家事をする気力も残っていない」
「病院へ行くほどではないけれど、毎日が重だるい」
30代女性様とのエピソードをご紹介します。(ご本人の承諾を得ており、一部改変して記述しています)
1. 体からのサインは エネルギー不足(気虚)
一番のお悩みは、夕方以降のひどい疲れと足のむくみでした。
中医学の視点で見ると、これは「気虚(ききょ)」という状態です。
気虚とは体を動かすエネルギー(気)が不足している状態。
体内の水分を巡らせる「ポンプの力(気)」が足りないため、下に溜まってしまいます。
クライアント様は「自分が怠けているから動けないんだ」と自分を責めていましたが、これは怠けではなく使えるエネルギーの残量が少なくなっているという体質の問題。
2. 「気の漏れ」を引き起こしていた心の癖
アドバイスを進める中で、常に誰かの役に立っていなければならないという強い思い込みがあると気づきました。
職場で忙しそうな人がいると、自分のキャパを超えても手伝ってしまう。
家でも「ちゃんとした妻・母」でいなきゃと、座る暇なく動いてしまう。
これでは、いくら食事や睡眠で「気」を補っても、「過剰な気遣い」という穴からエネルギーがどんどん漏れてしまいます。
3. 「役割=自分の価値」という思い込みを解放する
私からは
「ご自分に役割がないと、価値がないとお思いではないでしょうか?」
「あなたが手伝うのは、本当にその人を助けたくてやっていますか?」と問いかけをしました。
クライアント様のお母様は言葉にはしませんでしたがよく働く方で
自然に「休んでいるのは怠け者だ」という決まりがご自分の中で出来上がっていました
「休むことへの恐怖心」「終わっていないのに休むのは悪だ」との言葉も出てきました。
4. 体質改善は「自分を許すワーク」から
食事のアドバイスと並行して、心を緩めるワークを提案しました。
「断ってもいい、やらなくてもいい」と自分に許可を出す。
「今日、誰の役にも立たなかった自分」を寝る前に褒める。
「休むこと」も立派な養生(治療)だと捉え直す。
(すぐにはできなくても、休めないと思ったときにこれを思い出していただきます)
体質(気)の不足は、生活習慣だけでなく、「心の使いすぎ」からも起こります。
一人で頑張りすぎてしまう方は、一度ご自分の「心のクセ」に目を向けてみませんか?
心が整うと、体は驚くほど軽くなりますよ。
「体と心はつながっています」
気虚体質のケアと、知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまう心のクセ。この両方にアプローチすることで、毎日をより軽やかに過ごすお手伝いをしています。今のあなたに必要な「養生」を、オーダーメイドでお届けします。