前回、楽譜のハナシをしました。
この記事は、
・楽譜はまったく読めない初心者
・カラオケしか経験がない歌い手
が、いつも間違っているポイントとその対処方法をご紹介します。
それは、
・イントロの後
・間奏の後
で歌の入りをミスる
という点です。
生演奏・セッションでは毎回おきます。
心当たりがある人も多いでしょう。
理由は簡単です。
歌い手は、歌詞は見ます。
しかし、
・楽譜は見ない
・拍の勘定をしない
からです。
【プロ歌手も実は同じ。準備したか・していないか、の違い】
僕はプロ歌手ともセッションします。
その時にプロ歌手があるところで間違えたのです。
歌った後に言われたのは、
「しまった。私としたことが、入りを間違えるなんて。なんたる失態…」
です。
僕はこれを聞いて、
「プロもアマチュアと同じ不安があるんだ」
と思いました。
しかし、
・プロは準備する
でも、
・アマチュアは準備しない
です。
このプロ歌手が間違えた曲は、
ファレルウィリアムスのHAPPY
です。
ずっと一定リズムのサビが続きます。
曲がどこまで進んだかを間違いやすいです。
ただし間違えやすいのは、
ボーカルだけではありません。
他の演奏者も同じです。
この時、僕が演奏中に迷子になりかけていたのです。
そんな時の音は自信がありません。
でも演奏はそのまま進みます。
後半の入りでボーカルは入ってきませんでした。
合図が曖昧だったから入れなかったのですね。
言いたいのは、歌い手が間違いを誘発される演奏をされることもある
と言う事です。
他にも
NANAの Glamorous Sky
もポップスセッションでよく歌われますが、間奏の後の入りを間違えやすい曲ですね。
そんな曲は沢山ありますが、
拍数を勘定できない人は歌い手、演奏者問わず、
そのトレーニングをすべきでしょう。。
【読めなくても楽譜は持っておく】
ちょっとハナシは飛びますが、
リハーサル無しの“セッション”=本番
では、曖昧な箇所を明確にできません。
やはりポップスは、本番前にリハーサルをやって
間違えそうな所を楽譜でちゃんと確認し合った方が良いでしょう。
ただし、すべてに関わるのが楽譜です。
みんなが同じ楽譜を見ながら、どこをどう演奏しているかを確認するのがリハーサルです。
もちろん始めは
・楽譜を読めない
・楽譜が嫌い
から “スタートして良い” です。
でも、誰かに演奏してもらうのに
その曲の
・楽譜を持ってない
・買う気も無い
のレベルだと
上級者は、
「じゃ、オレじゃなくて良いよね」
と思います。
特にプロのピアニストはまったく知らないポップスをあやふやでいきなり演奏してくれることは無いと思います。
もしやってくれても、その時だけでしょう。
「楽譜を用意しないなら絶対やりません。」
というのがピアニストの普通です。
でも、逆に
楽譜=特にリードシート
を持っているといつでもやってくれます。
ドラム、ベース、ギターがいない、
または曲をしらない
そんな時でも、
ピアニストが一人いれば何でも演奏してくれます。
ピアニストで「楽譜が読めない」
なんて人は一人もいません。
「知らない曲でも楽譜があれば何でもできます」
という人ばかりだからです。
【歌の入りがわからないのは、楽譜を見て勘定しないから】
もうお分かりの通り、
歌の入りが分からないのは
楽譜をみて拍数を勘定しないから
です。
でも、これってたいして難しい事ではありません。
僕はドラマーなので、拍を勘定するのが専門のパートです。
僕自身は、ポップス演奏では、基本楽譜は買いません。
原曲を聴いて、その拍数を書き出して、ドラム譜面を自作します。
売られている楽譜は、買っても小節数がバラバラで結局書き直さないといけないからです。
でも、スキルがここに至るまでは全部買いました。
それだけの投資をしています。
いまでも、曲を聴くだけで拍が分からない曲は楽譜を買います。
最近なら
スティービーワンダーのLately
楽譜を見るまでは、
イントロが二拍三連だとは思わなかったです。
ビリージョエルもそうですが、
ピアノボーカルが作った曲は変拍子と二拍三連が多いです。
まとめると、歌の入りが分からないのは楽譜をみて、勘定しないからです。
見て理解したら、頭に残るので一生間違えません。
するとややこしい曲でも他の演奏者に、「そこは何拍です」と言えるようになります。
【キー変更するなら絶対楽譜を】
演奏者はこうやって、常に楽譜を見るのが基本なのです。
初心者ボーカルは、その背景を知ってください。
今あなたが楽譜を読めなくても、自分が歌う曲は用意しておくべきです。
特に、キー変更をするなら絶対用意すべきです。
カラオケ感覚で、
「キーは二つ下げで」なんていきなり言うと、
演奏者は普通に
「オレはオマエのカラオケじゃない。」
「便利屋扱いすんな。」
と思います。
口に出しませんが。
でも、次回以降はその人を誘っても来てくれなくなります。
でも、初対面で
「コチラがリードシートです。スミマセンが、キーを○○に下げています。ご協力ください。」
「そちらのソロは16小節で、四拍合図を出してください」
というと、演奏者は
「この人は分かってる人だ。やりやすいな。」
と感じ、次回以降も喜んで参加してくれます。
以上参考になったと思います。
では、次回は、
私、ドラマーちゃーりーが6月8日にやったライブの
ドラマー用のリードシート
をお見せします。
実際に僕が手書きで書いた18曲を全部お見せします。
私は、普段夜勤のタクシードライバーをしています。
しかも、副業で広告文章の作成=セールスコピーライターもしています。
その上で音楽をするなんて、
練習時間なんて全然ありません。
寝不足でアタマは回っていません。
普通なら間違いばっかりしているはずです。
18曲を予定されていましたが、
二週間あればダイタイできるようになり、
その後リハが2回あれば充分です。
ブレイクもキメも間違えません。
リハーサルでは、拍数を間違える仲間に指導もします。
僕が演奏全体を主導するのです。
当然です。
ドラム用のリードシートを書いているからです。
しかもいつでも再演できます。
これが、プロの準備です。
僕は演奏は大したレベルではありませんが、
プロ意識を持っていて少額でもお金をもらっているので、
これは毎回やっています。
ではでは、次回、
私、ドラマーちゃーりーが6月8日にやったライブの
ドラマー用のリードシート
をお見せします。
お楽しみに。