「うちは紹介だけで仕事が来るから、SNSなんて必要ない」
もし、そう考えているなら、少しだけ想像してみてください。
あなたの会社の商品を気に入ったお客様が、購入前にスマートフォンで会社名を調べました。
ところが、SNSには商品の詳しい情報がない。
実際に利用した人の声も見つからない。
どんな人が作っているのかもわからない。
一方、競合他社のSNSには、商品の使い方や制作風景、お客様から寄せられた質問への回答が掲載されている。
さて、そのお客様はどちらの会社に安心感を持つでしょうか?
もちろん、SNSだけで購入先が決まるわけではありません。
でも、ここで一つ怖いことがあります。
購入を検討したまま離れていったお客様の存在に、企業側は気づけない場合があるんです。
問い合わせがなければ、営業担当者もわからない。
見積もり依頼がなければ、失注として記録されない。
そもそも比較の候補に入らなければ、商談すら始まらない。
これが、僕が今回お話ししたい「見えない機会損失」です。
実は2026年、SNSを活用していない企業にこそ知ってほしい調査結果が発表されています。
中小企業庁の調査では、BtoCを主とする小規模事業者の53.5%がSNSを活用していませんでした。
一方、別の最新調査では、企業のSNS投稿が就職・転職の応募判断に影響した人は44.9%。
さらに、SNSで商品情報や口コミが見つからないことで、購入を先送りしたり、別の商品を選んだりすると回答した人は37.8%でした。
これらは異なる調査なので、単純に比較することはできません。
それでも、見逃してほしくない変化があります。
お客様や求職者は、企業に問い合わせる前から、その会社を調べ、比較し、判断している可能性があるということです。
僕はSNSマーケティングに10年以上携わってきましたが、SNSの本当の価値は、ただフォロワーを増やすことではないと考えています。
まだ出会っていないお客様に知ってもらう。
会社の技術やこだわりを伝える。
働いている人の魅力を知ってもらう。
そして、必要になったときに思い出してもらう。
こうした機会を作れることも、SNSの大きな魅力なんです。
今回は、2026年の最新調査と実際の企業事例を使いながら、SNSを活用していない企業が見落としやすい3つの機会損失と、今から取り組める改善策をお話しします。
SNSに苦手意識がある経営者の方にも、ぜひ最後まで読んでほしい内容です。
■ 【衝撃の53.5%】SNSを使っていない企業は、まだこんなに多い
まずは2026年4月に公表された、中小企業庁の「2026年版小規模企業白書」を見てみましょう。
この白書では、BtoCを主な事業とする小規模事業者4,959者のSNS活用状況が紹介されています。
結果はこちらです。
【企業のSNS活用状況】
◆ 大いに活用している:14.6%
◆ ある程度活用している:31.8%
◆ 活用していないが関心はある:26.0%
◆ 活用しておらず関心もない:27.5%
SNSを活用していない企業を合計すると53.5%。
つまり、調査対象となった小規模事業者では、半数以上がSNSを活用していなかったんです。
※この数字はBtoCを主とする小規模事業者の調査結果であり、全国すべての企業の未活用率ではありません。
ここで、こう思った経営者の方もいるかもしれません。
「なんだ、半分以上がやっていないなら、うちも大丈夫そうだ」
でも、僕なら少し違う見方をします。
約半数がまだ活用していないということは、これからSNSで自社の魅力を発信する余地があるということです。
もちろん、SNSをやっていないこと自体が悪いわけではありません。
長年の信頼関係で顧客を獲得している会社もあります。
紹介や既存取引先だけで、十分に事業が成り立っている会社もあるでしょう。
それでも、5年後、10年後も同じ集客方法だけで大丈夫でしょうか?
既存のお客様が減ったら?
新しい地域へ販路を広げたくなったら?
若い人材を採用したくなったら?
そのとき、会社の魅力を外部に伝える手段が少ないことは、経営上の課題になるかもしれません。
僕が伝えたいのは、今すぐSNSを始めないと会社が危険になるという話ではありません。
今の集客方法が機能しているうちに、次の選択肢を育てておくことが重要ではないか、ということです。
■ 【機会損失①】お客様があなたの会社を知らないまま、競合を選んでいる?
ここで、もう一つの最新調査を紹介します。
2026年9月、SNSマーケティング支援企業のTaTapが、SNSと購買行動に関する調査を公表しました。
その中で、SNSで商品情報を見かける336人に、興味深い質問をしています。
「購入を検討している商品について、SNSで情報や口コミが見つからなかったら、どうしますか?」
結果はこちらです。
◆ 購入を先送り・中止する:20.5%
◆ 別の商品に変更する:17.3%
合計37.8%でした。
※SNSで商品情報を見かける人336人を対象とした、想定場面への回答です。SNS未活用企業の売上が37.8%減るという意味ではありません。
この数字、どう感じますか?
僕が注目したのは、買う気持ちがあっても、購入前の情報によって判断が変わる可能性があることです。
例えば、あなたの会社がオリジナル家具を製造しているとします。
商品の写真はホームページに掲載している。
でも、実際の使用イメージや素材の特徴は詳しく紹介していない。
一方で、競合企業のSNSには、
「どんな部屋に合うのか」
「どんな素材を使っているのか」
「お手入れはどうすればいいのか」
といった情報が発信されている。
購入を迷っている人にとって、こうした情報は判断材料になりますよね。
ここで重要なのは、SNSの有無だけではありません。
購入前に知りたい情報へ、簡単にたどり着けるかということです。
だからこそ僕は、SNSを単なる宣伝場所として考えるのはもったいないと思っています。
商品の使い方を紹介する。
購入前によくある疑問に答える。
制作過程を見せる。
品質へのこだわりを説明する。
こうした投稿なら、企業の強みを伝えながら、購入を検討する人にも役立ちます。
お客様は、知らない商品を買えません。そして、知っていても不安が残れば購入を見送ることがあります。
SNSは、その二つの問題に取り組む手段の一つなんです。
■ 実は、SNSを活用する企業ほど新規顧客の増加を見込んでいた
中小企業庁の2025年版小規模企業白書にも、興味深い調査があります。
2023年の実績と比較した2024年の新規顧客数の見通しについて、次の結果が示されました。
【新規顧客数が増加すると回答した割合】
◆ SNSを活用している事業者:51.9%
◆ SNSを活用していない事業者:29.0%
22.9ポイントの差があります。
※調査対象や条件が異なる2026年版白書の53.5%とは、直接比較できません。また、新規顧客数の見通しに関する回答であり、SNS導入によって顧客が増えたことを証明する因果関係ではありません。
それでも、経営者にとって考える価値のある数字だと思います。
新規顧客を増やしたい。
でも、新しい営業担当者を採用する余裕がない。
広告へ大きな予算をかけられない。
そんな企業にとって、SNSは検討する価値のある情報発信手段です。
もちろん、何も考えずに投稿するだけでは成果につながりません。
重要なのは、誰に何を知ってもらいたいのかという目的を決めることなんです。
■ 【機会損失②】採用できない原因は、給与だけではないかもしれない
「求人を出しているのに、応募が来ない……」
中小企業の経営者にとって、人材採用は大きな課題の一つではないでしょうか。
求人サイトへ掲載する。
採用ページを整える。
紹介会社へ相談する。
それでも、思うように採用できない。
そんなとき、給与や待遇の見直しは重要です。
でも、それだけで十分でしょうか?
例えば、求職者が会社を比較するとき。
給与や休日数だけでなく、
「どんな仕事をするの?」
「どんな人が働いているの?」
「職場の雰囲気は?」
「未経験でも教えてもらえる?」
といった疑問を持つこともありますよね。
実は2026年11月2日に公表されたTaTapの調査で、こうした情報の重要性が見えてきました。
全国20〜49歳の会社員・学生334人を対象とした調査です。
そのうち、就業者287人への質問では、
44.9%が、企業の公式SNSや社員の投稿が応募するかどうかの判断に影響した経験がある
と回答しました。
さらに年代別では、
◆ 20代:59.8%
◆ 30代:48.0%
◆ 40代:26.1%
という違いがありました。
つまり、この調査では20代の約6割が、SNSの情報によって応募判断に影響を受けたことがあるんです。
ただし、これはSNSが応募を増やした割合ではありません。
応募の後押しになった人もいれば、投稿を見て応募をやめた人も含まれています。
そして、ここが今回の重要なポイントです。
SNSは企業の魅力を伝えることもできれば、発信内容によっては不安を与えることもあるんです。
例えば、企業の公式アカウントが何年も更新されていなかったら?
掲載されている社員紹介が古い情報だったら?
職場の様子がほとんどわからなかったら?
それだけで応募をやめるとは限りません。
でも、情報を確認できないことが、判断を迷わせる可能性はありますよね。
実際、同調査では21.9%が、公式SNSの更新停止を内定辞退を考えるきっかけの一つとして挙げています。
※実際の内定辞退率ではなく、仮定の場面で何が辞退を考えるきっかけになるかを尋ねた結果です。
だからこそ、SNSを始める場合は、ただアカウントを作るだけでは不十分です。
無理なく続けられる運用を考える必要があります。
■ 求職者が見たいのは、キラキラした会社紹介だけじゃない
もう一つ面白い結果があります。
同じ調査では、応募を迷っている企業のSNSに、どんな情報があれば応募したくなるかも質問しています。
上位に挙がったのはこちらです。
◆ 仕事内容・1日の流れ:36.5%
◆ 給与・待遇・福利厚生:35.3%
◆ 職場・オフィスの様子:30.5%
◆ 社員の様子・人柄:27.2%
ここから考えたいのは、求職者が知りたいのは特別な演出ばかりではないということです。
例えば、電気工事会社なら、実際の仕事の流れを紹介する。
製造業なら、入社後にどんな技術を学べるのか説明する。
小売店なら、開店準備から閉店までの業務を紹介する。
こうした内容なら、派手な動画を作らなくても文章や写真で発信できますよね。
もちろん、社員の写真や個人情報を掲載する場合は、本人の同意や社内ルールへの配慮が必要です。
僕なら、SNSを採用に活用するとき、まず働く人が安心して公開できる情報を整理します。
そのうえで、仕事内容や職場の特徴を丁寧に紹介する。
採用で重要なのは、会社を実際以上に良く見せることではありません。
入社を検討する人が、仕事内容や環境を正しく理解できるようにすることです。
そのための情報発信なら、SNSにも役割があると考えています。
■ 【機会損失③】価格だけで比較される会社と、価値で選ばれる会社の違い
ここで、もう一つ重要な経営課題について考えてみましょう。
それが価格競争です。
例えば、同じような商品を販売している2社があったとします。
A社は商品名と価格しか発信していない。
B社は、製造工程や技術、品質管理の工夫まで紹介している。
初めて商品を知ったお客様は、どんな違いを感じるでしょうか。
もちろん、価格が安いことを重視する人もいるでしょう。
でも、品質や作り手のこだわりを重視する人もいますよね。
そこで紹介したいのが、中小企業庁の実際の事例です。
■ 【中小企業庁の実例】社員6人の農業法人が、SNSでブランドの価値を伝えた
2026年3月12日、中小企業庁の適正取引支援サイトで、愛知県半田市の農業法人「株式会社NAO RICE」の事例が紹介されました。
この会社は、アルバイトを含め従業員6人の農業法人です。
もともと、米の市場価格が低迷する中で、従来の販売方法だけでは十分な利益を確保しにくい状況にありました。
そこで2022年から、SNSでの情報発信へ本格的に取り組み始めました。
発信したのは、商品価格だけではありません。
どんな考えで米を作っているのか。
農家として何を大切にしているのか。
栽培にどんな工夫があるのか。
こうしたことです。
その結果、産地だけではなく、生産者自身の価値を伝えるブランドづくりに取り組んできました。
中小企業庁の事例では、米5kgの販売価格を2,000円台から段階的に見直し、一般米で5,000円、栽培期間中農薬不使用の米では7,500円で販売するまでになったと紹介されています。
さらに、SNSをきっかけに取引先から直接声がかかるようになり、新しい事業機会にもつながったとのことです。
ただし、価格の変化には市況や販路の変更、商品の違いなど、複数の要因が関係しています。
SNSだけで価格が上がったという意味ではありません。
それでも、僕がこの事例から学びたいのは、商品の背景にある価値を発信する重要性です。
例えば、町工場なら、製品の精度を保つために工夫していること。
建設会社なら、安全管理や施工品質への取り組み。
美容室なら、カウンセリングで大切にしている考え方。
こうしたことは、商品やサービスの価格表だけでは伝えきれませんよね。
僕なら、自社の強みを発信するときに、こんな質問をします。
「うちの会社が、お客様から選ばれている理由は何だろう?」
これを言葉にしていくことが、SNS運用の出発点になると思っています。
■ 【経営者の本音】SNSの必要性はわかった。でも、誰が運用するの?
ここまで読んで、
「SNSに価値があるのはわかった。でも、うちには担当者がいないんだよ」
そう感じた方もいるかもしれません。
実際、中小企業では社長自身が営業、採用、経理、現場管理まで担当していることもありますよね。
そこにSNSまで追加するのは大変です。
では、SNSを始めるには、毎日何時間も作業する必要があるのでしょうか?
僕は、最初から大きな運用体制を作る必要はないと考えています。
例えば、まずは週2回の投稿から始める。
月曜日に、自社の製品やサービスについて紹介する。
木曜日に、お客様からよく聞かれる質問へ回答する。
これなら、最初から毎日投稿するよりも、作業の見通しを立てやすくなります。
もちろん、週2回がすべての企業にとって最適というわけではありません。
目的や業種に合わせて、続けられる頻度を考えることが重要です。
■ 【企業500人調査】SNS運用を一部外注している企業は42.4%
ここで、2026年6月の企業調査を紹介します。
アルファノート株式会社が、すでにSNSマーケティングを実施している企業の担当者500人を対象に調べた結果です。
【企業のSNS運用体制】
◆ 社内メンバーのみ:36.4%
◆ 一部を外注:42.4%
◆ 大部分を外注:15.0%
◆ 専任メンバーがいない:6.2%
※SNSをすでに実施している企業が対象です。すべての企業の外注率ではありません。
この結果を見ると、SNS運用をすべて社内で行う企業ばかりではないことがわかります。
例えば、社内では商品情報や写真だけを用意する。
投稿文の作成を外部へ任せる。
プロフィール改善や運用分析を専門家へ相談する。
このように役割を分ける方法もあるんです。
もちろん、外注には費用がかかります。
また、外注すれば必ず売上や問い合わせが増えるというわけではありません。
でも、社長や社員が無理をして投稿を続けるより、役割を整理した方が運用しやすくなる場合もあるでしょう。
SNSを始めることと、社内の仕事を増やし続けることは、同じではないんです。
ここも経営者の方に知ってほしいところです。
■ 【今すぐ確認】あなたの会社に足りないのは、どんな情報?
ここで、少し自社のことを考えてみませんか?
例えば、あなたがお客様の立場になって、会社名を検索したとします。
そこで確認できる情報は何でしょうか。
商品やサービスの特徴。
実際の仕事の様子。
よくある質問への回答。
どんな人が働いているのか。
会社として大切にしている考え方。
これらが、公式サイトやSNSなどでわかりやすく確認できるでしょうか。
もし、ほとんど情報が見つからないとしたら。
その状態を見直す価値はあるかもしれません。
特に、次の3つの質問を考えてみてください。
「まだ自社を知らない人に、知ってもらう方法はあるか?」
「購入や応募を迷う人の疑問に、事前に答えられているか?」
「既存の紹介や広告以外にも、新しい接点を作れているか?」
この3つです。
もし答えが曖昧なら、情報発信の改善を検討するきっかけになります。
ただし、必ずしもすべての企業がXやInstagramを始めるべきというわけではありません。
例えば、地域密着型の店舗なら、Googleビジネスプロフィールや公式サイトの情報整備も重要です。
法人向けの専門サービスなら、導入事例や技術資料、営業活動との連携が効果的な場合もあります。
大切なのは、流行しているSNSへ無理に参加することではありません。
自社のお客様が情報を探す場所に、必要な情報を届けること。
その選択肢としてSNSを考えてほしいんです。
■ 【動画が苦手な企業へ】Xなら文章から始められる
ここまでSNSのメリットを紹介してきましたが、
「InstagramやTikTokは動画が大変そう……」
と感じる経営者の方もいるでしょう。
そんな企業にとって、選択肢になるのがX(旧Twitter)です。
Xには、文章で情報を発信しやすいという特徴があります。
例えば、製造業なら、
「製品の品質を保つために大切にしていること」
というテーマ。
建設会社なら、
「未経験者が入社前に知っておきたい仕事内容」
というテーマ。
個人事業主なら、
「お客様からよく質問されること」
というテーマです。
必ずしも毎回動画を制作する必要はありません。
自社の経験や知識を文章にして発信することから始められます。
もちろん、Xがすべての企業に最適とは限りません。
商品を見た目で比較する人が多い場合はInstagramが合うこともありますし、地域で探されるサービスなら検索対策が優先される場合もあります。
僕がおすすめしたいのは、まず自社の目的に合った媒体を選ぶことです。
そして、Xを使うのであれば、単に宣伝文を投稿するのではなく、役立つ情報を届けること。
例えば、こんな投稿です。
【製造業のX投稿例】
「図面どおりに加工できれば、それで十分?」
製造現場では、精度だけでなく、品質を安定させるための工程管理も重要です。
今回は、当社が製品の検査時に確認しているポイントを紹介します。
※実際に発信するときは、自社の工程や事実に合わせて作成してください。
こうした投稿なら、単なる「当社へご依頼ください」という宣伝よりも、専門性を伝える機会になりますよね。
Xを活用する意味は、フォロワーを増やすことだけではありません。
自社の考え方や技術を知ってもらうことにもあるんです。
■ 【最初の30日】SNSをやっていない企業は、こう始めてみよう
では、実際にSNSを始めるなら何から取り組むべきでしょうか。
僕なら、最初の30日間を「売上を増やす期間」ではなく、発信の土台を整える期間にします。
最初の1週間|SNSで達成したい目的を一つ決める
まずは、新規顧客の獲得なのか、採用なのか、認知拡大なのかを整理します。
目的が曖昧だと、投稿内容も曖昧になりやすいからです。
例えば、採用なら仕事内容や職場環境。
新規顧客獲得なら、自社サービスの特徴や利用前の疑問。
このように目的から考えます。
2週目|お客様の疑問を投稿にする
次に、実際によく聞かれる質問を整理します。
例えば、
「依頼前に何を準備すればいいですか?」
「納期はどれくらいですか?」
「どんな場合に追加料金が発生しますか?」
こうした内容は、SNSで発信するテーマになります。
自社が提供できる情報を正確に届けることが重要です。
3週目|専門性や人柄を伝える
ここでは、商品説明だけでは伝わりにくい部分を紹介します。
仕事に対する考え方。
品質へのこだわり。
安全への取り組み。
社員の仕事風景。
ただし、企業秘密や個人情報、取引先の情報などを公開しないよう注意しましょう。
公開前に社内で確認する仕組みも必要です。
4週目|数字を確認して改善する
最後に、どんな投稿が見られたのかを確認します。
表示回数。
プロフィールアクセス。
サービスページへのアクセス。
問い合わせ件数。
採用ページへのアクセス。
こうした数字を目的に応じて整理します。
ただし、30日で必ず問い合わせや売上が増えるわけではありません。
最初は反応が少ないこともあるでしょう。
それでも、何が届いていて、何が届いていないのかを調べる材料になります。
**何も発信しない状態から、自社の魅力を伝える仕組みを一つ作る。**
最初の30日間は、そこを目指してみてはいかがでしょうか。
■ 【SNSマーケターの視点】企業が本当に増やすべきなのはフォロワーだけじゃない
最後に、僕自身の考えをお話しします。
僕はこれまで10年以上、SNSマーケティングに携わってきました。
Xでは累計3,200万インプレッション以上を記録しています。
また、異なるアカウントの運用事例では、24日間でフォロワー1,000人増加、新規アカウントを20日間で530人まで育成した経験もあります。
これらは異なるジャンルの過去実績であり、企業の新規顧客獲得や採用成功を保証するものではありません。
でも、さまざまなアカウントを運用してきたからこそ感じることがあります。
それは、フォロワー数だけを増やしても、企業の目的を達成できるとは限らないということです。
例えば、フォロワーが1万人増えたとします。
嬉しい数字ですよね。
でも、自社の商品を必要としている人がほとんどいなければ、問い合わせにはつながりにくいかもしれません。
反対に、フォロワーは少なくても、地域のお客様や取引先候補、求職者など、自社に関心のある人へ情報が届くことには価値があります。
だからこそ、僕が大切にしているのは、
「フォロワー増加×コアファン育成」
という考え方です。
企業の情報を知ってもらう。
専門性や考え方を理解してもらう。
継続的な発信を通じて、必要なときに思い出してもらう。
そして、問い合わせや採用など、企業の目的に合った成果を目指す。
そんなSNS運用を考えています。
ただ投稿を作るだけではなく、誰に何を届けるのかを設計すること。
そこにSNSマーケティングの価値があると思っています。
■ 【最終警告】SNSをやらないまま、本当に5年後も大丈夫ですか?
今回、2026年の最新調査と企業事例を紹介しました。
BtoCを主とする小規模事業者の53.5%がSNSを活用していない。
一方で、SNSの情報が購入や採用の判断材料になっているという調査もあります。
つまり、企業がSNSを利用しているかどうかに関係なく、お客様や求職者は必要な情報を探しているんです。
もちろん、SNSを始めれば必ず売上が増えるわけではありません。
すべての会社がSNSを運用する必要があるとも言い切れません。
でも、今の集客方法が将来も同じように機能するかどうかは、一度考えてみる価値があるのではないでしょうか。
紹介だけに頼った営業。
求人媒体だけに頼った採用。
価格表だけで比較される商品。
もし、そこに課題を感じているなら、情報発信の方法を見直すタイミングかもしれません。
SNSを始めることで、全国のお客様に自社の存在を知ってもらう機会が生まれる可能性があります。
まだ出会っていない取引先へ、会社の強みが届くかもしれません。
求人票だけでは伝わらない職場の魅力を、求職者に知ってもらえるかもしれません。
そして、企業の将来を支える新しい選択肢になるかもしれないんです。
だから僕は、SNSを活用していない経営者の方に、まず考えてほしいことがあります。
「今の会社の魅力は、まだ出会っていない人にも伝わっているだろうか?」
もし、その答えが「わからない」なら。
まずは、自社の情報がどのように見られているかを確認してみてください。
そして、SNSを始めたいけれど、
「何を投稿すればいいかわからない」
「担当者がいない」
「本業が忙しくて時間が取れない」
「X運用を専門家に任せたい」
「新規顧客や採用につながる発信を考えたい」
そんな悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
AC CORELANDでは、X運用代行、投稿文作成、プロフィール改善、自然なリプライ交流、フォロワー増加支援、コアファン育成などを行っています。
企業の目的や業種に合わせて、どんな情報を発信すればよいのか、どこまで外注する必要があるのかを一緒に整理することもできます。
まず短期間で試したい方には7日間の運用サービス。
継続してアカウントを育てたい方には30日間のX運用代行サービスもご用意しています。
もちろん、売上や問い合わせ、採用数、フォロワー増加を保証するものではありません。
でも、あなたの会社の魅力を、必要としている人へ届ける方法を一緒に考えることはできます。
本当に怖いのは、SNSをやっていないことではありません。
会社の魅力が伝わっていないことに、気づかないまま時間が過ぎることです。
5年後も、今と同じ集客方法だけで大丈夫でしょうか?
まずはその答えを考えることから、始めてみませんか?
成果につなげるX運用なら、コアラへ。
▼ AC CORELAND|X・Twitter7日間運用サービス
▼ AC CORELAND|X・Twitter30日間運用代行
▼ 実際のX運用実績・ポートフォリオ