校庭を走るおっさん

校庭を走るおっさん

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コラム
 今朝は、子供を見送った後、机に筆箱を忘れているのを妻が見つけ、子供の忘れ物を学校に届けに行きました。幸い我が家は学校のすぐ隣なので、家を出て1分もかからず学校の敷地にたどり着きます。

 事務室に筆箱を届けて、家に戻っていたのですが、以前子供が忘れ物をしたときに、自分で気づいて家にダッシュで取りに帰っていたことを思い出しました。「入れ違いで、家に取りに帰っていないといいなぁ」などと思っていると、校庭を周りで遊んでいる子たちの3倍の速度で移動する子供が視界に入りました。間違いない、うちの子です。そのまま見送ってもよかったのですが、距離が短いとはいえ、焦って道路に飛び出して危ないんじゃないかと、過保護な気持ちが発動してしまいました。

 家をサンダルで出てきたことを後悔しながら、私も校庭を走り、忘れ物を届ける算数の問題のごとく、わが子を追いかけ、何とか学校を出る門の手前で追いつきました(校庭の脇の門が、我が家に近い)。息も切れ切れに、筆箱は事務室に届けたから、教室で待っておくよう伝えると、息子は胸をなでおろして教室に戻っていきました。

 校庭を走るサンダルのおっさんは、生徒たちにも、先生たちにもさぞ不審に映ったことだと思います。
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