皆様、こんにちは。
産土神社鑑定士|開運カウンセラーの
佐藤舞由加です。
暦の上では春を迎えましたが、まだ風に冷たさが残る
今日この頃です。
見上げる空は高く、澄んだ光にほんのりと春の気配を感じる
そんな穏やかなお天気ですね。
今日は、蒔いた一粒の種が万倍にもなって実ると言われる「一粒万倍日」ですね。
そして、運気が軽やかに跳ね上がるとされる「午の日」が重なる、とても佳き日ですね。
何か大きなことを成し遂げようと気負う必要はありません。
大切なのは、自分自身を静かに整えること。
そんな日にふさわしい、神社との向き合い方についてお話ししたいと思います。
鳥居をくぐり、本来の自分へ還る。
神社を訪れ、一歩、鳥居をくぐる。
実はそれだけで、私たちの心身にまとわりついた日々の「淀み」は、すうっと削ぎ落とされていきます。
鳥居は、俗世と聖域を分ける境界線
そこを通過することは、いわば心魂の微かな塵を払い、本来の自分へと還るための清らかな儀式でもあります。
拝殿の前で深く頭を下げ、静寂に身を浸す。
神社は何かを無理にお願いする場所ではなく、
知らず知らずに溜まった思いや疲れを解き放ち、
「自分を整える場所」なのだと思います。
立ち止まるべき「気」の乱れ
しかし、すべての神社が今のあなたに合っているとは限りません。
神社は生き物であり、長い年月の中で、その場の空気が揺らぎ、変化することもあります。
もし境内に足を踏み入れたとき、次のような違和感を覚えたら、無理をせず引き返す勇気を持ってください。
・森の呼吸が途絶えた場所
神社の命は、生い茂る木々「鎮守の森」にあります。
御神木は、神域をドーム状に包み込む結界の要。
木々が伐採され、守られるべき空間が剥き出しになっている場所は、神域の力が弱まっていることがあります。
• 肌が「重さ」を感じるとき
空気がどんよりと滞り、活気が感じられない。清々しさよりも「早く立ち去りたい」という焦燥感が勝るなら、それは直感からのサインです。
スカスカになった結界には、時に望ましくない気が紛れ込むこともあります。
自分を慈しむために、その違和感を大切にしてください。
辿り着けないことも、ひとつの答え
「今日に限って、交通の乱れや道迷いが続く」
「急に体調が優れなくなった」
そんなときは、神様に拒絶されているのではなく、
「今はその時ではない」という慈しみゆえの足止めだと捉えてみてください。
流れに逆らわず、日を改める。
そのゆとりこそが、大人としての健やかさではないでしょうか。
もし、どこへ行けばよいか迷ったなら、ご自身の「産土神社(うぶすなじんじゃ)」を思い出してみてください。
あなたが生まれた瞬間から見守り続けてくれている、魂の故郷。着飾る必要も、背伸びする必要もありません。
幼い子が母の元へ帰るような心地よさで、あなたを静かに包み込んでくれるはずです。
一粒万倍日の今日。
神社でただ鳥居をくぐり、空を見上げる。
「ありがとうございます」
その一言を心の中でつぶやいた瞬間、あなたの内側で小さな光が灯るのを感じるはずです。
神社は、神様に会いに行くだけの場所ではありません。
本当のあなたに、会いに行く場所。
鳥居をくぐり、ふうっと深く息を吐き出したとき、一番そばであなたの頑張りを見てきた「あなた自身」が、きっと一番喜んでくれるはず。
そんな自分への愛おしさが一粒の種となり、明日のあなたを優しく包む万倍の幸せへと育っていきますように。