テストが返ってきて、思っていたより点数が低かった。
そんなとき、親御さんとしては、
「どうしてこんな点数だったの?」
「もっと勉強しないと」
「前より下がってるじゃない」
と、つい言いたくなることもあると思います。
もちろん、それはお子さんのことが心配だからこその言葉です。
でも、点数を見た本人も、すでに落ち込んでいたり、がっかりしていたりすることがあります。
そんなときは、最初にかける言葉を少しだけ変えてみてもいいかもしれません。
① まず、「自分ではどうだった?」と聞いてみる
点数を見てすぐに評価するのではなく、
「自分ではどうだった?」
「自分ではどう思った?」
と、まず本人の気持ちを聞いてみます。
「思ったよりできなかった」
「この教科は自信があったのに」
「まあ、こんなものかな」
受け止め方は、その子によって違います。
点数そのものを見ることも大切ですが、
その点数を本人がどう受け止めているのかを見ることも大切だと思います。
② 子ども自身が、いちばん悔しいこともあります
点数が低かったとき、
親御さんが何か言うより前に、お子さん自身が、
「もっと取れると思っていた」
「失敗した」
「悔しい」
と感じていることもあります。
そんなときに、
「なんでこんな点数なの?」
と言われると、もともと感じていた悔しさよりも、
「怒られた」
「責められた」
という気持ちの方が強く残ってしまうことがあります。
まずは、
「悔しかったね」
「思ったようにいかなかったんだね」
と、その気持ちを受け止めてみる。
それだけでも、次の話をしやすくなることがあります。
③ そのあとで、「どこが難しかった?」を考える
気持ちを聞いたあとで、
「どこが難しかった?」
「どんなところを間違えたんだろう?」
「次に見直すなら、どこかな?」
と、一緒に考えてみます。
テストの点数は、ただの結果ではありません。
どこまで理解できていて、どこでつまずいているのかを知るための材料でもあります。
大切なのは、
「なぜこの点数だったの?」
と責めることより、
「この点数から何がわかるだろう?」
と考えてみることなのだと思います。
④ 点数だけでは見えない変化もあります
点数が思うように上がっていなくても、
前より勉強する時間が増えた。
自分から質問できるようになった。
最後まで問題を解こうとした。
以前できなかった問題ができるようになった。
そんな変化が起きていることもあります。
もちろん、テストの点数も大切です。
でも、点数だけでその子の頑張りや成長のすべてが決まるわけではありません。
数字にはまだ表れていない変化が、少しずつ積み重なっていることもあります。
まとめ
テストの点数を見たとき、
すぐに、
「もっと頑張らないと」
と伝える前に、
「自分ではどうだった?」
と聞いてみる。
そして、そのあとで、
「どこが難しかったんだろう」
と一緒に考えてみる。
点数を見ることと同じくらい、
その点数を受け取ったお子さんを見ることも大切なのだと思います。
もし、
「テストの結果をどう受け止めればいいかわからない」
「成績が下がってきて、どこから見直せばいいかわからない」
というときは、お気軽にご相談ください。
(ではまた次回に。)
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