第2回 構造を理解して物件を選ぶ

第2回 構造を理解して物件を選ぶ

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1. 構造がリノベ自由度を決める
「柱と梁」が荷重を受ける ラーメン構造 と、「壁そのもの」が耐力体になる 壁式構造。購入前に見抜ければ、あとで「この壁、抜けない!」という大失敗を防げます。

▼ラーメン構造の特徴

非耐力壁(コンクリートではない壁)は撤去しやすく間取り変更が自由。
コンクリートの壁は、建物の安全上必要な壁なので、壊せません。

柱・梁の出っ張りが残るのでデザイン工夫が必要

中高層マンションに多い。
低層のマンションでもラーメン構造の建物は多いです。

▼壁式構造の特徴

壁が荷重を支えるため大きな撤去は不可

室内がフラットで家具配置はしやすい

低層(5階前後)に多い。
団地は、壁式構造の場合が多いです。

ChatGPT Image 2025年6月4日 17_55_34.png


2. 5つの見分け方
壁厚 – 100〜150 mmならラーメン、180 mm前後は壁式
高層になると壁厚も厚くなり、100mmの壁厚はあまりないため、壁式は200~250mmのことが多いです。

柱梁の出 – 室内に梁型や柱が見えるならラーメン

ノック音 – 空洞音=ラーメン、重い音=壁式

構造図の表記 – 「SRC・RC(ラーメン)」か「壁式・WRC」か

階数 – 7階以上はラーメンが一般的

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3. 間取り変更可否の目安
壁を全面撤去したい → ラーメン◎ / 壁式×

開口を広げたい(ドア→アーチ等) → ラーメン○ / 壁式×

キッチン位置を動かしたい → 両構造とも可(配管勾配に注意)
PSの位置や動かしたい場所による。
壁式の方が難易度が高い。

スケルトン解体したい → ラーメン◎ / 壁式は床壁の一部残し

4. 法規・管理規約チェックポイント
標準管理規約 17条 ─ 主要構造部の形状変更は禁止

管理会社への工事申請 ─ 申請書式と提出タイミングを購入前に確認


5. 物件選びチェックシート(コピペOK)
 構造区分を販売図面で確認

 管理規約の「専有部分施工制限」を読む

 構造図が入手できるか

 工事申請フローと期間を管理会社にヒアリング

 希望プランが壁式でも実現可能かプランナーに相談

次回予告(Week 3)
「動線最適化と収納設計」
回遊動線を生む間取りの鉄則と、ミリ単位でムダをなくす造作収納のコツをお届けします。お楽しみに!


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