雨が降る日、子どもは空を見上げた。
私は子どもの背中を見て、そっと傘をたたんだ。
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小雨の降る夕方。
道にできた水たまりを、
そっと覗きこむわが子。
傘を持っていたけど、私はそれを閉じました。
濡れてもいい。
この子が今、感じているものを邪魔したくなかったから。
水たまりに映る空。
はね返る雨粒。
レインコートの袖をつたうしずく。
そのすべてを、
この子はきっと、初めて見るもののように受け止めていた。
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「守ること」と「見守ること」は、ちがう。
子育てって、守ってあげることだと思ってた。
でも、違った。
見守ること。
信じること。
その先に、たくさんの発見と成長があることを
この小さな背中が教えてくれました。
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何気ない日常の中に、宝物がある
・「今日はよく歩いたね」
・「お迎えの帰り道、急に降り出した雨」
・「あのときの小さな手のぬくもり」
その全部が、
あとから思い返したときに
一番泣けるような記憶になっている。
だから私は、モザイクアートにしました。
未来の自分にも、思い出してほしかったから。
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おわりに
親になるって、教えることよりも
「気づかされること」ばかりかもしれません。
雨の中、
一歩ずつ進むこの子の姿を
私はきっと、ずっと忘れない。