目立つだけじゃない。売れるサムネ3つの条件

目立つだけじゃない。売れるサムネ3つの条件

記事
ビジネス・マーケティング
前回、売れない原因は、サムネだけじゃない
という話をしました。

じゃあ逆に、売れるサムネって何?という話です。

目立つサムネ?
おしゃれなサムネ?
高級感のあるサムネ?
文字が大きいサムネ?

たぶん、どれも間違いではありません。

でも、どれも売れるサムネの本質ではないと思っています。

わたしは普段ココナラのサムネイルを作っています。

なので当然、目立つようにしてくださいと言われることもあります。

でも実は、目立つだけならそこまで難しくありません。

周りが白なら黒にする
周りが淡いなら原色を使う
文字を大きくする
人物を入れる
違和感を作る

これだけでも、目には入りやすくなります。

でも、ここにひとつ問題があります。
目立ったあと、どう見える?です。


目立つと売れるは違う


たとえば、税理士を探しているとします。

検索結果に

ものすごく派手な赤
巨大な文字
キラキラの装飾

めちゃくちゃ目立つサムネイルがあった。たしかに見ます。

でも、この人に会社のお金の相談をしたいと思うかは別です。

逆に、派手ではないけど、一瞬見ただけで

詳しそう
ちゃんとしてそう
法人に強そう

と感じるサムネイルがある。

だったら、そっちをクリックする人もいると思います。

つまり、視線を取ることと選ばれることは別。

ここをごちゃ混ぜると
目立っているのに売れないが起きます。

サムネイルの仕事は、売ることじゃない

ちょっと変なことを言います。

サムネイルの仕事って、商品を売ることじゃないと思っています。

だって、検索結果に表示されている小さな画像1枚だけ

サービス内容も
実績も
人柄も
料金の妥当性も

全部説明するのは無理です。

じゃあ、サムネイルは何をするのか?

わたしは、次を見てもらうこと

だと思っています。

検索結果で止まる
クリックする
サービスページを見る
説明画像を見る
文章を読む
プロフィールを見る

そこで初めて購入するか考える。

だからサムネイルは、購入までのゴールではなく入口です。

入口なのに、全部説明しようとすると
だいたい文字だらけになります。


売れるサムネには3つの条件がある


じゃあ、その入口には何が必要なのか。

わたしは大きく3つだと思っています。

① 止まる
② わかる
③ 合っている

この3つです。

順番にいきます。


① まず、止まる


どれだけ良いサービスでも見てもらえなければ始まりません。

だから最初は視線を止める。

これは必要です。

ただ、ここで勘違いしやすいのが

派手=止まるではないこと。

人の視線が止まる理由って派手さだけじゃありません。

大きな文字
余白
人物の視線
写真
数字
違和感
競合との差

いろいろあります。

たとえば、検索結果が派手なサムネイルだらけなら

逆に、余白の多い真っ白なサムネイルが目立つこともあります。

だから、何色なら目立ちますか?だけでは決められない。

見るべきなのは、
自分のサムネイル単体ではなく並んだとき。


ココナラでは
あなたのサムネイルだけが表示されるわけではありません。

隣に競合がいます

だからわたしは、サムネイルを作るとき
単体の綺麗さだけでは考えません。

検索結果に置かれたとき、どう見えるか。
ここまで考えます。


② 止まった瞬間にわかる


視線が止まる
何のサービスなの?

これがわからなかったらそのまま通り過ぎます。

ここで必要なのが、情報量ではなく認識の速さです。

たとえば、あなたらしい未来を叶えるための、本質から整える特別なサポート
と書いてある。

なんとなく良さそう。

でも、何のサービスかわからない。

一方で、
Kindle表紙デザイン
だったら一瞬でわかります。

もちろん、
実際のサービスでは差別化も必要です。
差別化する前にまず何屋さんなのか伝わる。
こっちが先です。

おしゃれなコピーを入れた結果
何のサービスかわからなくなる。

これ、結構もったいないです。

サムネイルでは、全部説明しなくていい。

まず、あ、自分が探してるやつだ
まで持っていく。

それだけでも入口としてはかなり強いです。



③ サービスと合っている


ここが、個人的には一番大事です。

止まった。
内容もわかった。

でも、そのサムネイルから受ける印象と実際の商品がズレている。

これだと、
クリックされたあとに離脱します。

たとえば、
10万円の経営者向けサービスなのに
ものすごくポップで安そうに見える。

逆に、

初心者向け3,000円の相談サービスなのに
高級ホテルみたいな重厚感。

どちらも
デザイン単体では綺麗かもしれません。

でも、商品と認識が合っていない。

ここで大事なのが、

高級感を
出せば売れる
親しみやすくすれば売れるではないこと。

必要なのは
その商品が、どう見えるべきなのか。


誰に売るのか
いくらなのか
何を約束するのか
どんな人が提供するのか
競合はどう見えているのか

ここから逆算して、見た瞬間の印象を作る。

だから、わたしはサムネイルを綺麗な画像
としてはあまり考えていません。

商品の第一印象として考えています。


1秒で全部読ませなくていい


1秒×認識設計と言うと、

1秒で全部伝えるの?と思うかもしれません。

違います。

むしろ、全部伝えようとしない。

1秒で、
自分向けっぽい
ちゃんとしてそう
なんか気になる

ここまでいけばいい。

詳しいことは、クリックしたあとに伝えればいい。

サムネイルで説明文までやろうとすると情報が増えます。

文字が小さくなります。
どこを見ればいいかわからなくなります。

結果、何も認識されない。

これが一番もったいない。


自分のサムネを3秒だけ見てみる


ここから自分でチェックできます。

一度、自分のサムネイルを検索結果と同じくらいの大きさで見てみてください。

そして、3秒だけ見る。
そのあと画像を閉じます。

確認するのは3つ。

① 目に入ったものは何だった?
一番伝えたいものと同じでしたか?

② 何のサービスかわかった?
説明を読まなくても答えられますか?

③ どんな人の商品に見えた?
初心者向け?
専門家向け?
安そう?
高そう?
優しそう?
堅そう?

ここで、自分が狙っていた印象とズレていたら
改善する余地があります。


綺麗なのに売れないサムネがある理由


ここまで来ると最初の疑問に戻れます。

なぜ、綺麗なのに売れないサムネイルがあるのか。

たぶん、綺麗が目的になっているからです。

もちろん、
綺麗であることは悪くありません。

わたしもデザイナーなので綺麗には作りたい。

でも、綺麗なだけでは

誰向けなのか?
何が買えるのか?
なぜ気になるのか?

までは伝わりません。

デザインは綺麗にするためだけにあるわけじゃない。

相手の認識を作るために使える。

わたしはこっちの方がずっと面白いと思っています。


売れるサムネは入口が上手い


わたしが考える売れるサムネの3つの条件は

① 止まる
② わかる
③ 合っている

です。

派手じゃなくてもいい
おしゃれじゃなくてもいい
流行のデザインじゃなくてもいい

その人が検索結果を見た瞬間、
あ、これ自分に関係あると思って次を見たくなる。

サムネイルの役割はたぶんそこです。


そして、ここまで読んで理屈はわかった
でも、自分のサムネがどう見えてるのかわからない……
となったら、

それも普通です。

自分で作ったものって中身を知っている状態で見てしまいます。

初めて見る人と、
同じ1秒では見られません。

もし、わたしのサムネ1秒でどう見える?が自分では判断できないときは、

気軽にDMください。

売り込むというより
まず一緒にどう見えているかから見てみます。

次は、

人は、見た瞬間に何を判断しているのか。

なんか良さそう
ちゃんとしてそう
これは違う

この、まだ言葉になる前の判断を、
1秒×認識設計としてもう少し深掘りしてみます。
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