読む前に決まってる?第一印象1秒の正体

読む前に決まってる?第一印象1秒の正体

記事
ビジネス・マーケティング
前回、売れるサムネイルには

① 止まる
② わかる
③ 合っている

この3つが必要だという話をしました。

その中で、1秒×認識設計という言葉を使いました。

たぶん、なんだそれ。
と思った人もいると思います。

わたしが勝手に使っている言葉なのでそれで合っています。

でも、デザインの仕事をしていて
ずっと不思議だったことがありました。

同じくらい綺麗なのになぜか片方だけ気になる。
同じようなサービスなのになぜか片方だけちゃんとして見える。
実績を読む前なのにこの人できそうと思う。

逆に、中身はすごく良いのに

なんとなく不安に見えることもある。
これって、何を見て判断しているんだろう?

そこを考え続けてわたしがたどり着いたのが
認識という考え方でした。

人は、全部読んでから判断していない


たとえば、ココナラで何かを探すとします。
検索しますサービスが並びます。

その瞬間、全部のタイトルを読みますか?
プロフィールまで確認しますか?
実績を比較しますか?

たぶん、しません。

まず、見る。

そして、これは違う
これは気になる
なんか良さそうと、

ものすごい速さで候補を分ける。

そのあとでタイトルを読む。
価格を見る。
実績を見る。
説明文を読む。

つまり、詳しい情報を読む前にすでに小さな判断が始まっています。

ここが、わたしの言う1秒です。


1秒で買うわけではない


ここ誤解してほしくないところです。

1秒で、よし、この5万円の商品を買おう
と決めるわけではありません。

そんな話ではないです。

1秒で決まるのはもっと手前。

見るか。見ないか。
気になるか。通り過ぎるか。

です。

購入までには前の記事で書いたように
いくつもの段階があります。

でも、最初の入口で自分には関係ない
と認識されたらその先は読まれません。

だから最初の1秒を考える。

それが、1秒×認識設計のスタートです。


同じものでも見え方で意味が変わる


たとえば、同じ5万円の商品があったとします。

Aは、
余白があり
文字が整理され
実績が見え
落ち着いた印象

Bは、
文字が大量にあり
色も多く
何を見ればいいかわからない

中身はまったく同じだったとします。

それでも、

Aには「ちゃんとしてそう」
Bには「ちょっと不安」

という印象を持つ人がいる。
おかしな話です。

だってまだ中身を読んでいない。

でも、人は見たものから勝手に意味を作ります。

高そう
安そう
優しそう
難しそう
初心者向けっぽい
プロっぽい
怪しい
信頼できそう

こういうものって商品説明に書かれていません。

それでも、なんとなく感じます。
わたしが設計したいのはこのなんとなくの部分です。


なんとなくには理由がある


デザインの依頼でよく出てくる言葉があります。
なんか違うです。

これ、めちゃくちゃ難しい言葉です。

どこが違うのかは本人も説明できない。

でも、違うことだけはわかる。

逆になんかこれ好きですもあります。
これも理由を聞くとわからないことがある。

でもわたしは
このなんとなくを、なんとなくのままにしたくありません。

なぜそう見えたのか
色なのか
文字なのか
余白なのか
写真なのか
言葉なのか
配置なのか
競合との違いなのか

ひとつずつ分解していく。

すると意外と理由があります。

だから、なんとなく良いを偶然にしない。これも認識設計です。


デザインは同じでも置く場所で認識は変わる


ここが面白いところです。

デザインって単体だけ見ても判断できません。

たとえば、青いサムネイルを作った。

綺麗
信頼感もある

これだけなら問題なさそうです。

でも、
検索結果を開いたら競合10人のうち8人が青だった。

その瞬間意味が変わります。

単体では、信頼感のある青だったものが、
一覧では、よくある青になる。

逆もあります

競合が派手なデザインばかりなら、
余白の多いシンプルなデザインがものすごく目立つことがある。

だから、
この色なら売れる
このフォントなら高級感が出る

みたいに、デザイン単体では考えにくい。
誰と並ぶのか?ここまで含めて見え方は変わります。


自分が伝えたいことと、相手が受け取るものは違う


これもよくあります。

本人は、高級感を出したかった。
でも、相手には近寄りがたいと見えた。

本人は、親しみやすさを出したかった。
でも、相手には安っぽいと見えた。

本人は、情報量が多くてお得を伝えたかった。

でも、
相手には難しそうと見えた。

ここで大事なのは、
どちらが正しいかではありません。

伝えたものではなく、受け取られたものが認識になるということ。

わたしはこういうつもりでしたではなく相手にはどう見えた?
を見る。

認識設計はたぶんここから始まります。


この人がいいも、いきなり生まれない


ココナラを見ていると似たようなサービスが本当にたくさんあります。

価格も似ている
内容も似ている
実績も似ている

それなのに、
なぜかこの人がいいと思う人がいる。

これもひとつの要素だけで決まっているわけではありません。

サムネイル
タイトル
プロフィール
文章
実績
評価
ポートフォリオ
発信

いろんなものを見て少しずつ
この人はこういう人という認識ができていく。

だから、世界観を揃えることも大事です。

でも、わたしはただ色やフォントを揃えることを
世界観だとは思っていません。

どこを見ても同じ人物像が伝わってくる。
こっちの方が大事です。


だから世界観だけでは足りないと思った


わたし自身、ずっと世界観という言葉を使ってきました。

色を揃える
フォントを揃える
写真の雰囲気を揃える

もちろんそれも必要です。

でも、あるときそれだけじゃ足りないなと思いました。

世界観が綺麗でも
何の専門家かわからない人がいる。

統一感があっても、
競合との違いがわからない人がいる。

おしゃれなのに、
なぜか売れないサービスもある。

だったら、見るべきなのは統一されているかだけじゃない。

その統一されたものが、どう認識されているか。
ここまで見る必要がある。

それで、わたしは世界観より、
「認識」という言葉を使うようになりました。


自分の1秒を確認してみる


ちょっとやってみてほしいことがあります。

自分のココナラページを初めて見る人になったつもりで開きます

そして、細かい文章を読まずに一度だけ見てください。

そのあと3つ答えてみます。

① 何をしている人に見える?
② どんな人の商品に見える?
③ いくらくらいの商品を売っていそう?

ここで出てきた答えと自分が本来見せたい姿が同じなら
かなりいい状態です。

でも、うーん……となったら、
どこかにズレがあるかもしれません。


1秒×認識設計は魔法ではない


最後にここはちゃんと書いておきます。

認識設計をしたから必ず売れる。
そんな話ではありません。

需要がなければ売れません。

商品自体に問題があれば、デザインだけではどうにもならない。

価格
実績
サービス内容
競合

いろんなものが関係します。

だから、認識設計は
売上を約束する魔法ではありません。

ただ、本当はいいものなのに見え方で損をする。
これは減らせると思っています。

中身を変える前に
まず、ちゃんと中身どおりに見えているか。

そこを見る。

それが、わたしの考える1秒×認識設計です。

ここまで読んで、

自分のページを見てみたけど
いや、自分がどう見えてるのかわからん!!

となった方へ。

たぶん、それが普通です。

自分は、自分のことを知りすぎています。

だから完全に初見の目で見るのは難しい。

もし、わたしって1秒でどう見えてます?を聞いてみたいときは、
気軽にDMください。

サービスを買う前提じゃなくて大丈夫です。

まず、今どう見えているのか?そこから一緒に見てみます。

次は、実績があるのに、なぜあの人に負ける?という話。

ココナラでは、
自分のページだけを綺麗にしても終わりではありません。

購入者が実際にやっている、
比較の中で何が起きているのか。

次はそこを分解してみます。
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