Google広告アカウントの開設でつまずく5つ|作る前に知っておきたいこと

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ビジネス・マーケティング
「広告を出そうとしてアカウントを作り始めたが、途中で分からなくなって止まっている」

初回のご相談でよくお聞きする状態です。

Google広告のアカウント開設は、手順自体は難しくありません。ただ、いくつか「知らないと引っかかる」場所があります。しかも、後から変更できないものが混ざっているのが厄介です。

この記事では、開設時につまずきやすい5つと、先に決めておくべきことを整理します。

つまずき1:「スマートモード」で作ってしまう


これが最も多く、しかも影響が大きいです。

Google広告には、初心者向けに簡略化された画面と、詳細な設定ができる画面があります(名称は変更されることがあります。要確認)。

何も考えずに進めると、簡略版で作成されることがあります。この状態だと、

・キーワードを細かく設定できない
・除外キーワードが十分に設定できない
・入札の調整が限られる

といった制約が出ます。

「思ったより設定項目が少ない」と感じたら、これを疑ってください。 通常の管理画面へ切り替える方法はありますが、切り替え後にキャンペーンを作り直す必要が出ることもあります。

先に切り替えてから作り始める方が、手戻りがありません。

つまずき2:通貨とタイムゾーンは後から変えられない


ここは特に注意してください。

アカウント作成時に設定する通貨とタイムゾーンは、後から変更できません(仕様は変更されることがあります。要確認)。

・通貨を間違えると、金額の管理が煩雑になります
・タイムゾーンがずれていると、配信時間の設定と実際の配信がずれます

日本国内向けなら、日本円・日本時間で作成してください。作成途中の画面で流し見しやすい項目なので、ここだけは止まって確認することをおすすめします。

もし間違えて作ってしまった場合、新しいアカウントを作り直すしかないケースがあります。実績が溜まる前に気づければ被害は小さいので、早めに確認してください。

つまずき3:支払い方法の登録で止まる


広告を配信するには支払い方法の登録が必要です。ここで止まる理由は主に3つあります。

理由A:カードが通らない

デビットカードや一部のプリペイドカードは使えない場合があります。事業用のクレジットカードを用意しておくとスムーズです。

理由B:自動支払いと手動支払いの違いが分からない

Google広告には支払い方法の種類があります(名称・仕様は変更されることがあります。要確認)。

・後払い:使った分を後から請求される
・前払い:先に入金し、その範囲で配信する

「使いすぎが不安」という方は前払いを選ぶ考え方もありますが、残高が切れると配信が止まります。どちらにも一長一短があるので、自分の管理しやすい方を選んでください。

理由C:請求先情報の入力

事業者情報の入力を求められます。個人事業主の場合、どこに何を入れるか迷いやすい部分です。屋号がある場合とない場合で入力内容が変わることがあります。

つまずき4:確認メールや電話認証で止まる


アカウント作成の途中で、メールアドレスの確認や電話番号の認証が求められることがあります。

・確認メールが迷惑メールに入っている
・登録した電話番号が使われていない番号だった

こうした理由で止まっているケースがあります。心当たりがあれば、まず迷惑メールフォルダを確認してください。

つまずき5:「作ったら勝手に配信が始まっていた」


これは特に注意が必要です。

作成の流れの中で、そのままキャンペーンの作成へ進み、気づかないうちに配信が開始されていることがあります。

・準備が整っていないのに配信が始まる
・意図しないキーワードで配信される
・広告費が発生する

アカウントを作った直後は、必ずキャンペーンの状態を確認してください。 準備ができるまでは一時停止にしておくのが安全です。

作る前に決めておきたい3つ


つまずきを減らすため、アカウントを作る前に次を決めておいてください。

1. 誰のGoogleアカウントで作るか

これは意外と重要です。

個人のプライベートなGoogleアカウントで作ると、後から事業用に移したいときに手間がかかります。事業用のGoogleアカウントを用意してから作る方が、後々の管理が楽です。

また、制作会社に依頼する場合も、アカウントの所有者が自分である状態にしておくと、取引を終える際に困りません。

2. 1日の予算の上限

配信を始める前に、1日いくらまでなら出せるかを決めておいてください。

「とりあえず始めてから考える」だと、想定より使ってしまうことがあります。なお、Google広告は日によって設定額を超えて配信されることがあります(月単位で調整される仕組みです。仕様は要確認)。1日1,000円の設定でも、日によって1,300円使われることは異常ではありません。

3. 配信したい地域

都道府県単位にするか、店舗からの半径にするか。

来店型のビジネスなら、市区町村より「半径◯km」の方が実態に合うことが多いです。実際のお客さんがどこから来ているか、思い出してみてください。

確認チェックリスト


作る前
・[ ] 事業用のGoogleアカウントを用意した
・[ ] 支払いに使えるクレジットカードを用意した
・[ ] 1日の予算の上限を決めた
・[ ] 配信したい地域を決めた

作るとき
・[ ] 通貨が日本円になっている(後から変更不可)
・[ ] タイムゾーンが日本時間になっている(後から変更不可)
・[ ] 簡略版ではなく、詳細な設定ができる画面になっている

作った直後
・[ ] 意図せず配信が始まっていないか確認した
・[ ] 準備ができるまで一時停止にした

よくある質問


Q. アカウントは1つだけで大丈夫ですか

事業が1つなら1つで足ります。複数事業を扱う場合や、後から整理したくなった場合に分ける考え方もありますが、最初は1つで問題ありません。

Q. 作ってみたけど設定が分からず放置しています。作り直した方がいいですか

通貨・タイムゾーンが正しければ、作り直す必要はありません。配信が止まっていることを確認したうえで、設定を整えていけば大丈夫です。

Q. 無料でアカウントだけ作っておくことはできますか

アカウントの作成自体に費用はかかりません。配信しなければ広告費も発生しません。ただし意図しない配信が始まっていないかは必ず確認してください。

まとめ:今日できること


1. 事業用のGoogleアカウントを用意する
2. 通貨(日本円)とタイムゾーン(日本時間)を確認しながら作成する
3. 作成直後に、配信が始まっていないか確認する
4. 1日の予算と配信地域を先に決めておく

開設でつまずくのは、能力の問題ではありません。 知らないと引っかかる場所があるだけです。そこを避けて通れば、設定そのものはそれほど複雑ではありません。

途中で止まってしまった、設定が合っているか不安、という場合は「初心者歓迎|Google広告の初期設定代行します」で、画面を共有しながら一緒に進めています。アカウントをお持ちでない場合も、開設の手順からご案内します。
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