これまでのシステム成績（2023年8月4日）

今週は日経平均株価が1.73%（566.48円）の反落となりました。火曜日までに717.35円の大幅高となっていたものの、米長期国債の格下げを受けて、水曜日と木曜日の2日間で1,317.30円の大暴落となりました。

また、ベンチマーク20銘柄平均株価は0.69ポイントの反落となり、昨年末比+17.41%まで後退しました。

一方、システム平均成績は1.52ポイントの大幅反落で-3.24%まで悪化しました。今週は株価の乱高下に反応が遅れ、完全にタイミングを外されました。

順張り系は4.08ポイント、逆張り系は0.27ポイント、オシレータ系は1.55ポイント、その他系は0.07ポイントと、全て下落となりました。

チャートを見ると、順張り系は急反落、逆張り系とオシレータ系は下落基調、その他系は頭打ちとなっています。

また、ベンチマーク20銘柄平均株価は、高止まりとなっています。

個々の銘柄毎に見ると、全20銘柄の内先週と比べてプラスになったのは、2割5分の5銘柄でした。また、ベンチマークを上回ったのは、その内4銘柄でした。

4452花王が5%を超える上昇となりましたが、6752パナソニックと7203トヨタが5%超、6754アンリツが15%超の下落となりました。

一方、ベンチマーク銘柄のプラスは、4割の8銘柄でした。その中で、5%を超える上昇となったのは、7012川崎重工業と7203トヨタ自動車の2銘柄でした。

逆に、6754アンリツは15%超の下落となり、4183三井化学も10%超の下落となっています。

日経平均株価は、直近下降トレンドが勢力を18にやや落としながらも存続し、直近上昇トレンドも勢力を17に落としつつも、まだ消滅していません。

一方、3月から続く上昇トレンドは勢力を5にやや落とし、3本の中期上昇トレンドが依然支配トレンドとなっています。

先週までと同様、今後は中期上昇トレンドのレンジ上限を意識しつつも、徐々に上値を切り下げていく展開になりそうです。流れとしては、2021年前半の動きに近い感じです。

ただし、再び中期上昇トレンドのレンジ上限を上抜けることがあれば、その限りではありません。

ドル円は、先週発生した直近下降トレンドは消失したものの、直近上昇トレンドは勢力を5まで強めて存続しています。

3月から続く上昇トレンド2は、勢力を保ったまま支配トレンドとなっており、中期上昇トレンド1と3がそれを補完しています。

このペースが続くと、9月上旬から11月下旬にかけて、再び150円台をうかがう展開になりそうです。

あるいは、もしも下落要因が強く働いた場合は、135円ほどを底とした一時的な調整が入るかもしれません。

さて、8月2日と3日に行われた長岡まつり大花火大会は、大きな混乱もなく、盛況の内に無事終了しました。

私は最近は、専ら家でのテレビ観覧を決め込んでいますが、10数年前までは（花火がよく見える）近所の公園や会場付近まで出向いていました。

花火は市内かなり広範囲に渡って見ることができ、昨年から河川敷が全て有料観覧席になっても、どこかしらで（無料で）観覧できます。

打ち上げ会場に近い民家などでは、わざわざ家を花火観覧仕様にしたり、中低層マンションやアパートなどでは、屋上を開放したりしています。

そのようにして市民に愛されてきた長岡花火ですが、昨年から全観覧席が有料化されました。ただし、料金は1,000円からとリーズナブルであり、また前述のように無料で観覧する手段も多いことなどから、市民からの不満の声はあまり聞かないようです。

一方、8月8日開催予定のびわ湖大花火大会が、大きな話題となっています。市民の一部からは開催に反対する声も出ているようです。

その最大の問題は、高額な観覧料金と、有料観覧席の背後に設けられた高さ4mの目隠しフェンスです。

有料観覧席の設置やその料金設定に関しては、仕方のない部分があるかもしれませんが、目隠しフェンスの設置に関しては、明らかに行き過ぎではないかと思います。

本来、祭りは市民のものであるはずなのに、その市民を排除するかのような運営は、容認されるはずがありません。

テレビで解説されたグーグルマップの映像を見ると、フェンスの裏側には多くの民家があり、コメンテーターの話ではその多くが家からの観覧ができなくなるだろう、というものでした。

それが事実だとすれば、何というひどい話だと、憤りを感じ得ません。

Ｋフロー　ブログ