これまでのシステム成績(2023年7月28日)

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今週は日経平均株価が1.41%(454.98円)の反発となりました。木曜日には33千円台回復まで、あと100円余りに迫りましたが、金曜日は乱高下の後反落しました。
また、ベンチマーク20銘柄平均株価は0.51ポイントの続伸となり、昨年末比+18.10%まで回復しました。

一方、システム平均成績は0.35ポイントの反発で-1.71%まで回復しました。今週は概ね売り優勢で推移したものの、何とかプラスとなりました。
順張り系は2.82ポイント、逆張り系は0.09ポイント、その他系は0.47ポイントの上昇となりましたが、オシレータ系が0.25ポイントの下落となりました。

チャートを見ると、順張り系は持ち直し、逆張り系は下落基調、オシレータ系は底練り、その他系は上昇基調となっています。
また、ベンチマーク20銘柄平均株価は、ダブルトップを形成しつつあるように見えます。

個々の銘柄毎に見ると、全20銘柄の内先週と比べてプラスになったのは、5割5分の11銘柄でした。しかし、ベンチマークを上回ったのは、その内わずか4銘柄でした。
一方、ベンチマーク銘柄のプラスは、ちょうど半分の10銘柄でした。その中で、5%を超える上昇となったのは、7581サイゼリヤをはじめ3銘柄でした。

システム成績では、7211三菱自動車が5.67%の上昇となった以外、5%を超える上昇や下降銘柄はありませんでした。
7581サイゼリヤは株価急伸に対し売り持ちが続いたため、14.28ポイントの大幅ビハインドとなりました。

日経平均株価は、直近下降トレンド19が勢力をやや落としながらも存続し、直近上昇トレンド15もまだ消滅していません。
一方、上昇トレンド4は勢力を維持しているものの、3本の中期上昇トレンドが依然支配トレンドとなっています。

先週までと同様、今後は中期上昇トレンドのレンジ上限を意識しつつも、徐々に上値を切り下げていく展開になりそうです。
ただし、再び中期上昇トレンドのレンジ上限を上抜けることがあれば、その限りではありません。

ドル円は、直近に超短期の下降トレンド11と上昇トレンド7が発生し、先々週発生した下降トレンドは勢力を8まで落としながらも存続しています。
中期上昇トレンドは2本に縮小し、直近上昇トレンド2が短中期という位置付けにシフトしました。

日銀金融政策が、それまでの大規模緩和姿勢からやや修正されたことで、ドル円は結果的に均衡を保っています。
今後しばらくは、中期トレンドに沿った比較的緩やかな上昇基調を継続していくのではないかと考えます。

さて、23年度の最低賃金がこれまでより41円アップし、全国平均で1,002円になることが決定しました。
これは10月から適用されるということですが、全ての労働者に対して恩恵があるわけではありません。

地域格差は当然ですが、それ以上に大きいのが経歴格差です。

最低賃金は法的拘束力があるものの、あくまで労働者の最低賃金を規定しているに過ぎません。言い換えれば、現時点ですでに最低賃金以上の時給を得ている労働者は、必ずしも時給がアップするわけではないのです。

すなわち、最低賃金が上がることによって、最悪、今までの経歴が全てなかったことにされ、入りたての新人と同じ賃金で働かなくてはならない状況が生じます。
もちろん、誠意ある企業では、最低賃金アップに伴い、それまでの従業員に対しても同額程度のベースアップを行うところがあるかもしれません。

しかし、おそらくほとんど大多数の企業では、最低賃金アップとベースアップとは別物と考えています。
ウチのかみさんの場合も例外ではなく、契約上は毎年10円のベースアップが保証されていますが、実際は最低賃金に近い水準での労働を長年余儀なくされています。

まるで、賽の河原です。

いくらコツコツと経験を積み重ねていっても、最低賃金アップという鬼によって、それまでの経験を全てひっくり返されてしまいます。
ベテランになればなるほど、この疲弊感は大きくなります。けして金額だけの問題ではないのです。

もちろん、最低賃金アップが必要であることは分かります。しかし、少なくとも労使交渉の機会を得にくい非正規労働者に対しては、これはベースアップと合わせて論じて欲しいのです。
従業員規模や売り上げ規模が一定数以上の企業では、最低賃金アップと連動したベースアップを義務化して欲しいと強く思います。

最後になりますが、今朝の新潟日報に、介護職として働くシングルマザーの話が載っていました。
この方は、新潟県の現状最低賃金よりも40円高い、時給930円で週5日のフルタイムで働いている、ということですが、毎月の手取りが12~3万円しかなく、生活はかなり苦しいとのことです。

この方は、最低賃金アップの話を聞いて、これで生活が少しでも楽になったら、せめて子供と食べるちらしずしに刺身を入れてあげたい、と語っていました。
この方のささやかな希望が叶うことを、切に願います。


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