今週は先週末と比較して、日経平均株価は1.00ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は0.00ポイントの反落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は5.26ポイントの減少となり、60.53%(23銘柄)まで後退しました。
一方、システム成績は0.06ポイントの続伸となり、平均資産増減率はプラス0.48%まで回復しました。
順張り系は1.11ポイント、オシレータ系は0.66ポイント、その他系は0.61ポイントの上昇となりましたが、逆張り系が1.88ポイントの下落となっています。
チャートを見ると、順張り系は反発傾向、逆張り系は反落、オシレータ系は緩やかな上昇、その他系は下げ止まりとなっています。
また、日経平均株価は上昇一服、システム採用銘柄株価は上昇継続となっています。
8月26日時点で買い保有状態のシステムは23システムとなり、全体の60.53%に増加しました。24日には19システムまで減少しましたが、全体的には買い優勢となっています。
個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、13システムのまま変りません。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、55.26%の21システムまで回復しました。
資産増減率で見ると、味の素が51.54%で首位、トヨタ自動車が41.68%で2位、アンリツが31.81%で3位のまま変わりません。
一方、株価上昇率は三菱自動車が66.04%で首位、国際石油開発帝石が57.88%で2位のまま変わらず、丸紅が28.49%で3位に入りました。
日経平均株価は、先週末比288.95円の下落となりました。今週は、先週18日から5日続落した後、反発・続伸しています。
次図に8月26日時点の最適トレンドラインを示します。
先週発生した直近上昇トレンド10は消滅し、代わりに直近に下降トレンド15が発生しました。直近下降トレンドは、株価下落が続かない限り、いずれ消滅するものと見られます。
また、直近から2番目の上昇トレンドは、僅かに勢力を落としつつも健在です。
さて、トレーディングシステムの寿命は、いつも頭を悩ませる問題です。KFシステムクリエイターでは、予め設定しておいた管理限界を逸脱すると、警告が発せられるようになっています。
しかし、その時点で運用をストップすべきかどうかについては、はっきりしたことは言えません。
現状においては、最適パラメータの変化といった他のアラートと合わせて、総合的に判断するしかないのが実情です。
一方、ストップ基準に基づいてシステム運用を停止した後、再び資産カーブが上向いてくるのはよくあることです。
システム運用を止めるべきか否かの悩ましいところは、この回復劇にあります。
そこで実際に、現在仮想運用中の38システムについて、過去に管理限界を逸脱したシステムを抽出し、逸脱した翌寄付きで手仕舞いしてシステム運用を停止した際の累計損益率を求め、その状態で固定した場合の8月26日時点における全システムの資産増減率を求めてみました。
まず、過去に管理限界を逸脱したシステムは38システム中12システムあり、それらの平均累計損益率は-15.84%でした。
一方、それらを8月26日まで運用した場合の平均累計損益率(資産増減率)は-14.68%であり、運用を停止しなかった方が資産増減率が大きくなっていることが分かりました。
また、12システム中実に5システムが、管理限界逸脱後に8月26日時点の資産増減率がプラスになっています。
さらに、4システムが再び管理限界内に戻っています。
もちろんこれは、8月26日時点の結果であり、どの時点で集計するかによって違ってきます。しかし、年末の12月30日時点で明確な違いが得られていたとしても、それが恒久的な真理であるわけではありません。
例えば6770アルプスアルパインのように、明確に資産カーブが落ち込んでいるものだけを選択的に排除できればいいのですが、残念ながら現在の運用基準では、それは非常に難しいと言わざるを得ません。
事実、この銘柄ですら4月27日の-66.25%から6月9日の-32.31%まで、資産を急激に回復する時期がありました。
しかし、その後は再び成績が悪化すると、8月12日には-81.94%まで落ち込んでいます。
今のところ、管理限界を逸脱したら直ちにシステム運用を停止することの優位性は見られません。
運用期間を例えば1年に区切り、その間はシステム運用を停止せず、1年毎に運用するシステムを見直すなどといった方法が良いのかもしれません。
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