志望動機が書けないとき、何から埋めるか|「御社で成長したい」から抜け出す順番

志望動機が書けないとき、何から埋めるか|「御社で成長したい」から抜け出す順番

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IT・テクノロジー
現役エンジニア × 国家資格キャリアコンサルタントの yoshi_career です。日系企業から外資系IT企業に移り、いまも現場でエンジニアとして働いています。福岡在住です。
「志望動機だけ、どうしても埋まりません」
書類の相談で、いちばん手が止まる項目です。職務経歴は書けるのに、ここだけ空白のまま持ってこられる方が多いです。
理由ははっきりしていて、志望動機から考えようとしているからです。順番を変えると出てきます。

なぜ書けなくなるのか


志望動機を書こうとすると、多くの方が「この会社のどこが good か」を探します。すると、会社サイトに書いてあることをなぞる形になります。
「成長できる環境に惹かれました」「技術力の高さに魅力を感じました」
これらが悪いわけではありません。ただ、他の会社にもそのまま使えてしまうのが問題です。読む側は何十通も見ているので、すぐ分かります。

埋める順番は「自分 → 条件 → 会社」


志望動機は、会社から考えるのではなく自分から考えると出てきます。
① 自分が何を避けたいか
やりたいことが分からなくても、避けたいことは言えることが多いです。
・手順どおりの作業だけで終わる仕事は避けたい・一人で抱える体制は避けたい・学んだことが次に積み上がらない環境は避けたい
② それを満たす条件に言い換える
避けたいことを、求人票で確認できる形に変えます。
・判断の余地がある業務が含まれていること・チームで動き、レビューがあること・担当範囲が少しずつ広がる想定であること
③ 応募先がその条件に合っている根拠を探す
ここで初めて会社を見ます。求人票、面接で聞いた話、説明会の内容。自分が実際に見聞きしたものを根拠にします。
この順番だと、他社に流用できない志望動機が自然にできます。

書くときの型


3つの要素を並べるだけです。
・前職では〇〇を担当し、△△という進め方に課題を感じていました(自分)・そのため、□□ができる環境を探しています(条件)・求人票の◇◇という記載と、面接で伺った◆◆のお話から、御社はその点が合っていると感じました(根拠)
長さは4〜6行で十分です。 長いほど読まれなくなります。

未経験で、前職と関係がない場合


未経験からの転職では、「なぜIT業界なのか」と「なぜこの会社なのか」の2つを聞かれます。
なぜIT業界なのかは、きっかけと、確かめた行動をセットにすると説得力が出ます。
前職で使っていた管理システムが使いにくく、自分で改善の提案をしたことがありました。そのとき仕組みを作る側に関心を持ち、独学で〇〇を学んでいます。
「憧れ」で止まらず、その後に何をしたかまであると変わります。
なぜこの会社なのかは、未経験の場合は条件で構いません。「未経験からの育成体制があること」「インフラ領域から入れること」など、求人票に書いてあることと自分の状況が合う理由を書けば足ります。

やりがちな失敗


会社の説明を書いてしまう
「業界トップクラスの技術力を持ち、〇〇事業で成長を続けている御社」。これは志望動機ではなく、会社紹介です。読む側はその会社の人なので、知っています。
「成長したい」で終わる
成長は手段であって動機ではありません。何ができるようになりたいのかまで書くと具体になります。
全社共通の文章を使い回す
会社名だけ入れ替えた文章は、かなり分かります。③の根拠だけ応募先ごとに書き換えるようにすると、負担が少なく精度も上がります。
「避けたいこと」から条件に言い換える部分は、一人だとやりにくいところです。誰かに質問してもらいながら話すと出てきやすくなります。

まとめ


・書けないのは、志望動機から考えているから・順番は①自分が避けたいこと → ②条件に言い換える → ③応募先が合う根拠・根拠は自分が実際に見聞きしたものを使う。会社サイトの転記では流用がばれる・未経験なら、きっかけ+その後の行動をセットにする・長さは4〜6行。会社紹介は書かない・使い回すなら③だけ書き換える


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