未経験で入った最初の半年に、何をしておくか|次の選択肢は、ここで決まります
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IT・テクノロジー
現役エンジニア × 国家資格キャリアコンサルタントの yoshi_career です。日系企業から外資系IT企業に移り、いまも現場でエンジニアとして働いています。福岡在住です。
未経験からIT業界に入ると、最初の半年は「ついていくこと」で精一杯になります。それは自然なことです。
ただ、この半年の過ごし方で、2年後に選べる道がかなり変わります。 転職の相談を受けていて、そう感じます。
転職の話ではありません。入った後の話をする人があまりいないので、ここに書いておきます。
半年後に効いてくるのは「記録」です
いちばん差がつくのは、スキルでも資格でもなく記録を残しているかどうかです。
理由は2つあります。
① 職務経歴書が書けるようになる
未経験から入って最初の転職のとき、ほとんどの方が「書くことがない」と言います。実際には業務をしているのに、思い出せないのです。
やったことを都度メモしていれば、これは起きません。
② 同じ失敗を繰り返さなくなる
1年目は同じ種類で詰まります。記録があると、自分のパターンが見えます。
残すのは、この3つで十分です。
・詰まったことと、どう解決したか・言われて直したこと・自分で判断したこと(小さくて構いません)
3つ目が特に重要です。判断したことは、本人にしか書けません。
「作業」と「判断」を分けて見る
未経験で入ると、最初は手順どおりに作業する仕事が中心になります。これは当然です。
ただ、半年を過ぎたあたりから、手順のどこに判断が入っているかを意識できると伸び方が変わります。
・なぜこの順番なのか・ここで止めるか進めるかを、誰が何を見て決めているのか・エラーが出たとき、どこまで自分で切り分けていいのか
作業は自動化できますが、判断は残ります。 そして採用側が見ているのも、ここです。
質問の仕方を変える
未経験の時期に、いちばん損をしているのが質問です。
避けたい聞き方「分かりません、どうすればいいですか」
通りやすい聞き方「〇〇を試して、△△まで確認しました。ここで止まっています」
後者だと、相手は答えやすく、自分で動ける人という印象も残ります。同じ時間を使うなら、こちらのほうが得です。
質問を溜めないことも大事です。聞くタイミングを決めておく(朝の15分、夕方の10分など)と、聞きやすくなります。
資格をどう扱うか
未経験の最初の半年なら、業務に直結するものを1つで十分です。
・インフラ寄りなら CCNA、LinuC・クラウドを触るなら AWS の入門資格・全体像を押さえるなら 基本情報技術者
資格を取ること自体が目的になると、業務の記録が止まります。 優先順位は、記録 → 業務の理解 → 資格、の順でいいと思います。
半年で見ておきたいこと
自分が何に時間を使っているか
1週間でいいので、作業の種類別に時間を見てください。その職場で身につくものが何かが、だいたい見えます。
次の職種につながっているか
いまの業務が、将来やりたいことと地続きかどうか。つながっていないなら、社内で動くか、2年目で考える材料になります。
辞めたくなっているかどうか
これも正直に見てください。半年たっても何も分かるようにならない、教わる機会が無い、という状態なら、環境の問題である可能性があります。
いまの職場で何が身につくのか、次に何が選べるのかは、業務内容によってかなり違います。言葉にしてみると整理されるので、第三者に話してみるのも有効です。
まとめ
・最初の半年で差がつくのは、スキルでも資格でもなく記録・残すのは詰まったこと・言われて直したこと・自分で判断したことの3つ・判断したことは本人にしか書けない。ここが職務経歴書の材料になる・半年を過ぎたら、手順のどこに判断が入っているかを意識する・質問は「分かりません」ではなく「ここまでやって、ここで止まった」・資格は業務に直結するものを1つ。記録より優先させない
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