一次は通るのに最終で落ちるのは、なぜか|見ている人と観点が変わります

一次は通るのに最終で落ちるのは、なぜか|見ている人と観点が変わります

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IT・テクノロジー
現役エンジニア × 国家資格キャリアコンサルタントの yoshi_career です。日系企業から外資系IT企業に移り、いまも現場でエンジニアとして働いています。福岡在住です。
「一次面接は通るのに、最終で落ちます」
このご相談は、かなり多いです。しかも本人にとっては、いちばん理由が分かりにくい落ち方だと思います。
結論としては、一次と最終では、見ている人も観点も違うというのが大きな理由です。

一次と最終で、見られていることが変わる


大まかに言うと、こういう違いがあります。
一次面接:この人は、業務ができそうか実務の経験、スキル、仕事の進め方。現場の担当者が見ることが多いです。
最終面接:この人は、続きそうか。うちに来るのか定着するか、価値観が合うか、本当に入社の意思があるか。役員や社長が見ることが多いです。
つまり、一次で評価された点をそのまま繰り返しても、最終では足りません。 ここが噛み合っていないケースをよく見ます。

最終で落ちるときの、よくある形


① 志望動機が、一次と食い違う
一次で話した内容を覚えていなくて、最終で別の話をしてしまう。面接官どうしは情報を共有しているので、ずれるとかなり目立ちます。
これは準備不足というより、記録していないことが原因であることが多いです。
② 志望度が伝わらない
最終で重視されるのは「本当にうちに来るのか」です。他社と比較していること自体は問題ありませんが、なぜこの会社なのかを自分の言葉で言えないと、内定を出しにくくなります。
企業側も、辞退されると採用計画が狂います。
③ 条件の話を、最後になって出す
給与や勤務地の希望を最終面接で初めて伝えると、「条件が合わないかもしれない」と判断されることがあります。条件は早い段階で共有しておくほうが、お互いに無駄がありません。
④ 逆質問で、興味の薄さが出てしまう
最終まで来ていながら質問が出てこないと、「まだ決めきれていないのかな」と受け取られやすくなります。

自分に原因がない場合もあります


ここは、正直にお伝えしておきたいところです。
最終面接まで進んでいるということは、書類も実務評価も通っているということです。そのうえで落ちる場合、こうした理由もあります。
・同じポジションに、より経験の近い候補者がいた・採用計画そのものが変わった(人数が減った、募集が止まった)・社内での配属先の調整がつかなかった
これらは、本人にはどうにもできません。 最終で落ちると「自分が悪い」と感じてしまいがちですが、全部を自分の責任にする必要はないと思います。

次に向けて、できること


① 一次で話した内容を、その日のうちに書き留める
質問と、自分がどう答えたかを箇条書きで十分です。最終の前に読み返せば、食い違いはほとんど防げます。
② 「なぜこの会社なのか」を、1つの具体で言えるようにする
事業内容や理念だけだと、他社にも当てはまります。面接で聞いた話、実際に見た製品、説明されたときの言葉など、自分がその会社で見たものを根拠にすると、一気に具体的になります。
③ 迷いがあるなら、隠さず順序立てて話す
「他社も受けていますが、〇〇という点でこちらを第一に考えています」と伝えるほうが、無理に取り繕うより信用されます。
④ 落ちた理由を聞いてみる
エージェント経由で応募している場合は、不採用の理由を確認できることがあります。 直接応募では難しいことが多いので、ここは使えるなら使ったほうがいいところです。
一次と最終で話がずれていないかは、自分では気づきにくい部分です。面接の記録を残したうえで、第三者に見てもらうと発見があります。

まとめ


・一次は業務ができそうか、最終は続きそうか・本当に来るのかを見ている・一次と最終で志望動機がずれるのが、いちばん多い落ち方・条件の希望は、最終ではなく早い段階で共有しておく・最終での不採用は、候補者の比較や採用計画の変更など、本人以外の理由もある・対策は、一次の内容を記録することと、「なぜこの会社か」を自分が見たもので語ること・エージェント経由なら、不採用の理由を確認できる場合がある


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