短期離職が続いている人は、どう説明すれば通るのか|見られているのは期間ではありません

短期離職が続いている人は、どう説明すれば通るのか|見られているのは期間ではありません

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IT・テクノロジー
現役エンジニア × 国家資格キャリアコンサルタントの yoshi_career です。日系企業から外資系IT企業に移り、いまも現場でエンジニアとして働いています。福岡在住です。
「1年未満で辞めた会社が2社あります。もう無理でしょうか」
このご相談は、本当によくいただきます。ご本人はかなり不安を抱えていることが多いです。
先に、都合の悪いところから正直に書きます。短期離職が続いていると、書類の段階で不利になるのは実態としてあります。 ここを「関係ありません」と言うつもりはありません。
ただ、通っている方もたくさんいます。 その差は、説明の仕方にあると感じています。

採用側が本当に気にしていること


期間の短さそのものを責めたいわけではありません。気にしているのは、ほぼ1点です。
「うちでも、同じ理由で辞めるのではないか」
採用には費用も時間もかかります。すぐに辞められると、その分が丸ごと無駄になります。だから慎重になる。それだけのことです。
つまり、「今回は違う」と思える材料を出せるかどうかが論点になります。過去を消すことはできませんが、ここは動かせます。

説明の組み立て方


面接で聞かれたとき、この順番で話すと伝わりやすいです。
① 事実を短く言う
「入社後に業務内容が説明と異なり、半年で退職しました」。これで十分です。長く説明するほど、言い訳に聞こえます。
② 自分の判断にも触れる
ここが抜けると、会社批判だけになります。
「入社前に、業務の範囲をもっと具体的に確認しておくべきでした」
自分に改善点があったと言えるかどうかで、印象はかなり変わります。実際、確認不足だったという面は多くの場合あります。
③ そこから決めた基準を示す
「それ以降は、入社前に一日の業務の流れまで確認するようにしています」
次に同じ失敗をしない仕組みを持っていることが伝わります。
④ 応募先がその基準に合っていると伝える
「今回は面接でその点を伺えたので、認識のずれがないと感じています」
ここまで話せると、「同じ理由では辞めなさそうだ」という判断材料になります。

やりがちな失敗


前職の批判で終わる
事実として問題のある会社だったとしても、批判だけを話すと「うちでも同じことを言うかもしれない」と思われます。事実は短く、自分の判断に話を移すほうが安全です。
説明が長い
つらい経験ほど説明したくなりますが、長いほど印象は悪くなります。1社あたり30秒から1分を目安にしてください。
嘘を混ぜる
在籍期間を実際より長く書く、といった対応はおすすめできません。入社手続きで提出する書類(雇用保険の記録や源泉徴収票)から、前職の在籍状況が分かることがあります。 後から発覚すると、退職理由よりもはるかに大きな問題になります。

書類にはどう書くか


職務経歴書に、退職理由を長く書く必要はありません。在籍期間は正確に書いたうえで、理由は面接で話すのが基本です。
ただし、離職の理由が明確に会社都合だった場合(事業所の閉鎖、契約満了など)は、一言添えておくと誤解が減ります。

回数が多い場合


3回、4回と続いている場合は、1社ずつ説明すると時間が足りません。
その場合は、区切りを作るという考え方があります。
「はじめの数年は、自分に合う仕事を探す中で判断を誤ることがありました。ただ、直近の〇年は続けられていて、理由は△△です」
直近が続いていることが言えると、説得力が出ます。逆に言えば、次の1社は少し長めに続けられる環境を選ぶことが、将来の選択肢を広げます。
経歴に説明が必要な部分がある方ほど、書き方と伝え方で差が出ます。一人で抱えず、第三者に見てもらうことをおすすめします。

まとめ


・短期離職が書類段階で不利になるのは実態としてある。そのうえで通っている人もいる・採用側が気にしているのは期間ではなく、「うちでも同じ理由で辞めるのでは」という一点・説明は①事実を短く ②自分の判断にも触れる ③決めた基準 ④応募先が合っているの順・前職の批判で終わらない。説明を長くしない・在籍期間を偽らない。入社手続きの書類から分かることがある・回数が多い場合は、直近は続いていると言えるようにする


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