〇〇〇で運氣を整える:勿体無さとチューニング
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コラム
「使い切れなかったな」
「今度使えばいいか」
使わなかった小袋の
しょうゆや、からしを眺めて
冷蔵庫に入れておく。
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しかし、使うときが
くることはなかった。
ため込んだまま過ぎていき
いつしまったモノだったのかわからない。
……そうしたことがないだろうか?
無駄にしないで大切に扱うのは
いいことかもしれない。
しかし、ずっと使わないようなら
大切にしているといえるだろうか?
これは、
物だけに限ったことではない。
「よし、やるぞ!」
決意はした。
しかし、いつやるかは決まってない。
やろうやろうと
意識し続けているならまだいい。
たまに思い出して
「これ、やりたかったんだ」
と少しやった気持ちになる。
「やったらどうなるかな」
と想像を広げてみる。
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いつの間にか
時間が過ぎてしまっていた。
たまには
それも悪くない。
そうしたことが繰り返されるようなら
そもそも
それって本当にやりたいこと?
と考えるといい。
少しの時間をとって
心の声に耳を澄ませてみる。
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もしかしたら
”誰かに言われたこと”や
”周りの圧力でそう思ったこと”であって
実はあなたがやりたいことではなかったと
気が付くかもしれない。
そうだと気づけたら
”やらない”と決める。
決めた後に
心がフッと軽くなったなら
運氣が整った証だ。
やらないと決めてみて
「……やっぱり違う」
そう思えたなら
せめていつやるのか決めておく。
余計な荷物をため込んでいると
動くのが面倒に感じる。
自由に身動きもとれなくなるうえに、
運氣も滞って澱みだす。
何かをすることばかりが
運氣を整える方法ではない。
”しない”で
運氣を整えられる。
物はもちろんだが
たまには
心も整理して風を通してあげよう。