【細野版】AI初心者のためのAIを優秀なオンライン秘書にするテキスト(第1章)

【細野版】AI初心者のためのAIを優秀なオンライン秘書にするテキスト(第1章)

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ビジネス・マーケティング
ココナラのブログに投稿してみたところ、いつの間にか読んでくださる方が増えていて、とてもうれしく感じています。これまでは生成AIで作った成果物を紹介することが多かったのですが、それよりも、自分でも同じように作れるようになることの方が、きっと役に立つのではないかと思いました。

そこで今回は、まずは、AI初心者の方向けに、次の3つができるようになる演習を公開しました。
自分の仕事をAIに任せて、どれくらい時間が短縮できたかを数字で説明できる。
AIを安全に使うための5つのルールを理解し、人にも説明できる。
自分のサービスが、誰の・どんな困りごとを・どう軽くするのかを一文で伝えられる
AIに興味はあるけれど、何から始めたらいいかわからないという方は、ぜひ挑戦してみてください。

細野の思考

大切なのは、お気に入りのペンと気分が上がるノートを用意することです。そして、思いついたことや気づきをメモしながら進めてみてください。そのノートには、AIには残せない、あなただけの学びの記録が積み重なっていきます。
このノートはこれから、誰かにAIを教えるときの資料になったり、自分がどんなことを学び、どのように成長してきたかを振り返る宝物になったりします。デジタルデータは便利ですが風化しがちです。その点、ノートは何十年と残り続けるあなたの大切な資産となります。

はじめに

AIって便利らしいけれど、何から始めればいいのかわからない。とか、なんとなく不安で、まだ触れていない。そんな気持ちのまま、このページを読んでいる方もいらっしゃるかもしれません。でも、大丈夫です。この資料は、まさにそんな方のために作りました。

難しい知識や専門用語は必要ありません。まずは小さな一歩を踏み出しながら、AIに任せられることと、あなたにしかできないことを一緒に整理していきましょう。
きっと、思ったより簡単かもしれないと感じていただけるはずです。

今回、目指すのは毎週1つの仕事を安全にAIへ任せられるようになること。AIをあなた専用のオンライン秘書に育てましょう。難しい専門用語や設定は使いません。パソコン1台あれば、今日から始められます。

こんな方に読んでほしいテキストです

ライター、デザイナー、SNS運用、動画編集、講師・コーチ、事務代行など、職種は問いません。AIを使った経験が少ない方に向けて書いています。
1回あたり読むのに5分、手を動かす実習に15分ほどあれば十分です。用意していただくのは、パソコン、メールアドレス、そして無料のAIツールを1つだけ。費用は0円で、すべての演習が無料プランでできます。

終了後のあなたの姿

すべての演習を終えるころには、次の3つができるようになっているはずです。
■自分の仕事をAIに任せ、何分短くなったかを数字で言える。
■AIを安全に使うための5つのルールを守り、人に説明できる。
■自分のサービスを誰の、どんな困りごとを、どう軽くするかの一文で言える。
どれも、特別な才能はいりません。小さな演習を6回くり返すだけです。

知っておいてほしい2つの事実

この研修の土台には、2つの事実があります。
1つめは、AIはとても優秀なオンライン秘書だということ。調べ物、要約、下書き、整理。こうした仕事を任せられる相棒が、もう皆さんの手元にいます。

2つめは、AIの普及で、誰でも一定レベルの制作物を作れるようになったということ。だからこそ、作れることだけでは選ばれにくい時代に入っています。少しドキッとする話ですが、裏を返せば、あなたにしかできない仕事の価値が上がっているということでもあります。

そして、全6回を通して繰り返す合言葉があります。任せられることはAIに任せて、あなたにしかできない仕事へ。迷ったときは、この言葉に戻ってきてください。

よくある質問

AIを始めたばかりの方が、よく抱く疑問を集めました。つまずいたときは、ここを開いてみてください。

AIを使うのってずるじゃないですか?
そう感じる気持ち、よくわかります。でも、電卓や表計算ソフトを使うのと同じで、AIも道具のひとつです。大切なのは、最終的な内容をあなたが確認し、責任を持つこと。契約で禁止されている場合や、お客様への確認が必要な場合は、第5章のルールに従ってください。

AIの答えが間違っていました。使わない方がいいですか?
間違いは、よくあることです。AIは完成品を出すシステムではなく叩き台を出してくれるオンライン秘書でしたね。事実の確認は人がする、と決めておけば、十分に頼れる相棒になります。

お客様に、AIを使っていると伝えるべき?
契約で決まりがあれば、それに従いましょう。決まりがなくても、下書きや調べ物にAIを使い、最終確認は私が行いますと先に伝えておくと、かえって信頼につながります。

自分の仕事がAIに奪われませんか?
作るだけの仕事は、これから値段が下がっていくかもしれません。でも、相手の困りごとを聞き、何を作るべきかを一緒に決め、成果まで見届ける仕事の価値は、むしろ上がっています。不安なときこそ、第6章を読んで、看板の一文を書いてみてください。

有料プランに入った方がいいですか?
最初の3週間は、無料で十分です。第2章で紹介した切り替えの目安に2つ以上当てはまったら、そのとき1か月だけ試してみてください。

家族の写真や子どもの情報を入れても大丈夫?
顔がはっきり写った写真や、名前・学校・住所など、個人がわかる情報は入れないことをおすすめします。仕事でもプライベートでも、誰かに見られても困らない情報だけ入れるを合言葉にしてください。

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(この画像は画像生成AIのMidjourneyで作成しています。)

第1章 AIって、そもそも何?

生成AIと聞くと、なんだか難しそうに感じますよね。でも、ひとことで言えば話しかけると、文章や画像を作って返してくれる道具です。仕組みを完璧に理解する必要はありません。ただ、得意なことと苦手なことだけは、最初に知っておいてください。それだけで失敗がぐっと減ります。

AIの頭の中をのぞいてみる

生成AIは、膨大な量の文章を読んでこの言葉の次には、どんな言葉が来やすいかを学んだプログラムです。質問されると、学んだパターンの中から、いちばん自然な答えを組み立てて返してくれます。
たとえるなら、何でも知っていそうに話す、物知りで仕事の速いオンライン秘書。頼めばすぐに形にしてくれる頼もしい存在ですが、ときどき知らないことも自信満々に答えてしまいます。だからこそ、最後の確認はあなたの役目です。

安心して任せてよいこと

AIがいちばん得意なのは、文章まわりの作業です。下書きを書く、言い換える、敬語に直す。長い文章を要約したり、箇条書きに整理したりするのもあっという間です。
アイデア出しも大の得意で、10案出して・20案出してと頼んでも嫌な顔ひとつしません。表やチェックリストづくり、英語など外国語の下訳も任せられます。

ここは必ず、あなたが確認する

一方で、最新のニュースや価格、法律の細かい条文は苦手です。数字の計算や、日付と曜日の確認を間違えることもあります。あなたやお客様だけが知っている事情は、当然わかりません。
とくに気をつけたいのが出典です。AIは、実在しない本や記事を、もっともらしく挙げてしまうことがあります。そして、人の気持ちを読むこと、信頼関係をつくること、責任を取ること。これらはAIにはできない、人の仕事です。

これだけ覚えておけば大丈夫な言葉

この研修で何度か出てくる言葉を、先に紹介しておきますね。
生成AIは、文章・画像・音声などを新しく作り出すAIの総称です。AIへの頼みごとの文章はプロンプトと呼ばれます。難しく聞こえますが、要は指示文のこと。AIと会話形式でやりとりする画面はチャットです。
AIがもっともらしい嘘を答えてしまう現象には、ハルシネーションという名前がついています。また、入力した内容がAIの改良に使われることを学習(データ利用)といい、多くのサービスでは設定で止められます。
プランについても少しだけ。どのツールにも無料プランと有料プランがあり、有料は月額3,000円前後が中心です。使える回数が増え、より賢いモデルが使えるようになります。プランの内容は良く変わるので、インターネットで事前に調べて、必要だと思うところはノートにメモしておきましょう。

いちばん大事なこと

この章で覚えてほしいのは、たった1つです。AIは完成品を出す機械ではなく、叩き台を出してくれるオンライン秘書。そう考えておけば、多少の間違いがあっても腹は立ちませんし、直す前提で上手に付き合えるようになります。

ワーク:浮いた時間の記録(第1回)

AIに仕事を任せるたびに、ノートに記録を残しましょう。書くのは、日付、任せた仕事、以前かかっていた時間、AIを使ったときの時間、浮いた時間、そしてその使い道です。
たとえば、こんな具合です。10月27日、見積もりメールの下書き。前は40分かかっていたのが10分に。浮いた30分で、お客様用に追加情報を調査した。
記録は短かくても大丈夫です。ほかにメモしたいことがあれば書いておきましょう。
では、実際にノートに書いてみましょう。

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(この画像は画像生成AIのMidjourneyで作成しています。)
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