第2章 はじめの一歩:ツール選びと始め方
AIツールはたくさんあって、どれを選べばいいか迷いますよね。でも安心してください。最初は、これから紹介する3つのうち1つを、無料プランで選べば十分です。迷ったら普段使っているサービスに近いものを選ぶのがいちばんの近道です。
3つのAI、どれを選べばいい?(2026年10月時点)
迷ったら、まずはこれ:ChatGPT
AIって聞くと、まずChatGPTが思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか。ChatGPTは利用者がとても多いので、使い方で迷ったときに検索すれば、たいてい誰かが答えを書いてくれています。文章だけでなく、ちょっとした画像づくりも試してみたい方にぴったりです。無料で始められ、もっと使いたくなったら月額約1,500円のGoや、20ドル(約3,000円)のPlusに切り替えられます。
Gmailを毎日開く方なら:Gemini
普段からGmailやGoogleドキュメント、Googleカレンダーを使っているなら、GoogleのGeminiがなじみやすいはずです。いつものGoogleアカウントでそのまま始められるので、新しく登録する手間もほとんどありません。こちらも無料で使え、有料なら月額725円のGoogle AI Plusから、2,900円のGoogle AI Proまで選べます。
文章とじっくり向き合うなら:Claude
長い資料を読み込ませて要点をまとめてもらったり、提案書やブログの下書きを書いてもらったりすることが多いなら、Claudeも候補に入れてみてください。読みやすく自然な日本語の文章に定評があります。無料プランがあり、有料のProは月額20ドル(約3,000円)です。
どれを選んでも、この研修の演習はすべて無料でできます。大切なのはどれが一番いいかを調べ続けることではなく、1つ選んで今日触ってみることです。なお、料金はときどき改定されますし、ドル建てのプランは為替で毎月の請求額が少しずつ変わります。申し込む前に、必ず公式ページで最新の金額を確認してくださいね。
パソコンで10分、さっそく始めてみましょう
ここからは一緒に手を動かしてみましょう。必要なのはパソコンと10分だけです。
インターネットで公式サイトを検索します
よく似た名前の偽サイトや紹介サイトもあるので、提供会社名が正しいか必ず確認してください。
Googleアカウントかメールアドレスで新規登録をします
設定画面を開き、会話をAIの学習に使うといった項目があればオフにします。
最初の一言として、次の文をそのまま送ってみてください。
私はフリーランスで〇〇の仕事をしています。AIは初めてです。私の仕事で、あなたに手伝ってもらえそうなことを13個、初心者にもわかるように教えてください。
〇〇には、あなたの職種を入れてくださいね。返ってきた13個の中に、これ、頼めたら助かる!と思うものがきっと1つはあるはずです。それが、あなたの最初の演習になります。
無料のままでいい?有料にするべき?
結論から言うと、最初の3週間は無料で十分です。そのうえで、次の3つのうち2つ以上に当てはまったら、有料プランを1か月だけ試してみる価値があります。
□ 上限に達しましたという表示で、作業が週に何度も止まる。
□ 30ページを超えるような長い資料を読み込ませたい。
□ AIで浮いた時間が、月に3時間以上あると記録で確認できた。
考え方はシンプルです。月3,000円で月3時間浮くなら、時給1,000円で秘書を雇っているのと同じ計算になります。ご自身の時給と比べて、判断してみてください。なお、経費として計上できるかどうかは、税理士さんなど専門家に確認してくださいね。