学びとぼやき「俺はこんなに・・・」

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コラム
1月15日
 文章を書くことに対して、こんなに忌避の感情を持っていたのかとびっくりした瞬間(ところ)から、イヤイヤもう一度頑張るんだと、己に喝をいれてから、PCのキーボードに向かう。
 フリーで、約20年。生きてはきたけど、小さな成功しかえれず、悔しい思いも沢山してきて、黙って我慢し、流して生きる(まだ契約は残っている)が、ここでは本音を書いておこうと思う。
 もう60近い年齢なので、社会というものがどういう仕組みなのかは、ある程度実感しているが、それでも未だに「それはないんじゃない」とか「嘘!」
とか、「むかつく」ことだけでなく、「本当に」という発見、気づき、見直しは多々ある。
 そんな日の、1ページ。
 先日、Twitterの自分のページで初めて、いいね!だけでなくリツイートしたところ、返信が返ってきたとき、やっぱり日本の活字離れは嘘なのだなあ
と腹に落ちた。メディア関係の仕事をしていたので、報道のいい加減さは、実感していて、テレビも新聞も見ないようになってはいるが、家族がいる以上、テレビのニュースはついているし、新聞も毎日届くだが、情報は、ほぼネットで得ている現状だ。ネットにデマや誤情報がたくさんあるのは承知しているが、テレビの解説や、新聞の記事には、遅れていたり、変更がみられ、スポンサーや親族関係、友人知人関係が脳裏に浮かんで、「言っている事ちがうじゃん」それ、取材内容とタイトル、結論変えているだろうと頭にくるので、ネットの情報から、何があったのかと発表と表現を、複数で確認することを習慣に
している。この在野の中には、個人の意見として、マスコミの発表を鵜呑みにしない多くの日本人が生きている。最近回転すしのお店で、迷惑行為をしたあえて人間の動画が拡散され、マスコミも盛り上げて、有名人もこのお祭りに参加し、さもイイことのようにお店に行って、情報拡散していたが、これはやはり悪徳だと思う。
 これは、迷惑をかけられた企業や業界がしっかり批判、避難し、対抗策を表明しなければならない事象であると考える。
 この事象の一番怖いところは、全ての外食店のセルフサービスに対して、重大な疑念を抱かせ、外での飲食に嫌な警戒心を抱かせることによる接触回数の減少だ。これは、もちろん、店に迷惑をかけた人間が悪いのだが、これを報道として、ダメダメしているマスコミの業界も同様だと考える。設置してある備品を汚し、サービス品を無駄に消費し、けしからんけしからん・・・何をいっているか。おまえら、取材と称して店にどんだけ重圧をかけているのか。一般の人はこの圧に疲れてしまう。それはそうだ。自分でやったことではなく、やられたことに対して、注目浴びたところで、何のプラスになるのだ。マスコミはタダでネタにし、時間を売って金銭を得る。店は対処するのに、器材を新調し、マニュアルを変更し、発表しなければならない。これがすぐにできるか。
 また悪いお調子モノが類似の事件を引き起こし、バカな、動画の作成者が過去動画などを編集して、再放映する。日本社会の外食産業のマイナスは、どれほどになるのか?
 今回の迷惑をかけられた企業が、ある程度の大きさを持つとは言っても、全ての店で対応を決定するためには相当なパワーが必要になる。うちはまだ、と思っている他者企業も、この迷惑モノに浸食されることに気が付かない。売り上げが減るベクトルになるのに。
 企業も顔を持たなければならない時代になってきていると思う。単にお金を
稼ぐための時代から、何を大事に商売をしているか、これがすぐ可視化されてしまう。
 ネットには、この動画をめぐって様々な、意見が飛び交う。この意見は文章となって表現され、それを読み込むことで、対応策に繋がる。否、繋げなければ、策を講じなかったことが必ず、時間をおいても表面に現れ、どんな業界だろうがあっという間に信用を失う。そんな時代が間もなくくるのだという実感を得たリツィートであった。






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