“伝わる見せ方”で、売上は変わる。MATECH代表に聞く商品訴求改善の裏側

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デザイン・イラスト


今は、誰でも簡単にビジュアルを作れる時代になりました。

だからこそ大切なのは、作れるかどうかではなく、価値あるものを作れているか。見た目を整えるだけでなく、商品の魅力を伝え、成果につなげられているか。という視点です。

Space Productionでは、京都発のスマートデバイスアクセサリーブランド MATECHの商品ページや販売クリエイティブを、数年にわたり継続的に制作してきました。

モバイルバッテリーや充電器など、機能性が重視されるガジェット領域において、商品の強みをどう伝え、どう選ばれる理由に変えていくか。

その積み重ねの中で、商品の見せ方を改善した結果、CPAは約27%改善、CVRは約37%向上、売上は約1.5倍 という成果につながった事例があります。

今回ご紹介するのは、MATECH代表・松本さんへのインタビューです。

本記事では、依頼前に感じていた課題、デザイン改善後の変化、そしてブランド成長におけるクリエイティブの役割について、実際にご依頼いただいた立場からお話しいただきました。

良い商品であっても、その価値がユーザーに伝わらなければ、選ばれません。

特にECやAmazonのように、実物を手に取れない販売環境では、商品ページの印象がそのまま品質の印象や信頼感につながります。

「ただ作る」だけではなく、商品の価値を伝え、選ばれる理由をつくり、成果につなげる。

そんなクリエイティブのあり方を考えるうえで、ヒントが詰まった事例として、ぜひご覧ください。



Q1. 依頼前の商品ページの状態を教えてください。当時、商品の見せ方やブランドの伝わり方に、どんな課題感がありましたか?


なかなか商品の最大の特徴である「バッテリーの薄さ」や「コンパクトさ」といったこだわりを、ビジュアルで直感的に伝えることが難しい状況でした。これまで他のデザイナー様にも依頼してきましたが、差別化ポイントを一目で理解できる形で表現することに課題を感じていました。しかし、Space Production様にお願いしてからは、こちらが期待していたキービジュアルを的確に形にしていただき、お客様をしっかり惹きつけられる商品ページに進化しました。



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この案件で行ったのは、単なる見た目のリニューアルではありません。実際、訴求している内容自体は、以前のページから大きく変わっていません。 「8.6MM」「軽量」「MAGSAFE対応」「コンパクト」といった商品の強みは、もともと存在していました。ただ、課題はそれらの強みが、ユーザーに一瞬で伝わる状態になっていなかったことです。そこで、商品の最大の特徴である薄さやコンパクトさを、数字や説明だけで伝えるのではなく、手に持ったときのサイズ感、スマホとの比較、横から見た厚みなどを使い、直感的に理解できるビジュアルへ再設計しました。さらに、余白の取り方、光の使い方、手元の見せ方、タイポグラフィ、全体のトーンを整えることで、単なるガジェット商品ではなく、日常に馴染む上質なプロダクトとして見えるように設計しています。ECでは実物を手に取れない分、商品画像の印象がそのまま「品質の印象」につながります。 そのため、上質感のあるビジュアルは、単に見た目を良くするためではなく、「安っぽくなさそう」「信頼できそう」「持っていて気分が良さそう」といった購入前の安心感を生み出す役割があります。つまり、商品の強みを増やしたのではなく、すでにある強みが正しく伝わる確率を上げた。 そして同時に、ブランドとしての信頼感や所有したくなる印象も高めた。その結果、ユーザーが購入前に感じる迷いや不安が減り、転換率の向上やCPA改善につながったと考えています。


Q2. デザインを変えた後、変化を感じた商品やタイミングはありますか?数字的な変化があれば教えてください。

デザイン変更後、明確に数字へ変化が表れました。CPAは625円 → 約455円へ改善し、約27%の改善となりました。また、販売個数も1,000個 → 1,500個へ増加。デザインの力で、ここまで成果が変わることを実感しました。



Q3. 大まかで構いませんが、デザイン変更前後で転換率や売上にどんな変化がありましたか?

導入前の転換率は4%でしたが、導入後は5.5%まで向上し、1.5%の改善(約37%向上)となりました。売上も約1.5倍に伸び、数字としても非常に大きな成果が出ています。




Q4. 1〜2年継続して依頼いただいていますが、その間のブランド全体の成長について、デザインが寄与した部分はどのあたりだと感じていますか?

非常に大きいと感じています。特にECにおいては、商品画像は“お店のディスプレイ”のような存在です。広告やインフルエンサーマーケティングで集客はできますが、実際に購入するかどうかの判断材料は、ほぼ商品画像のみです。他社製品との差別化をいかにビジュアルで伝えられるかが重要であり、そこがブランド成長の鍵になります。また、商品画像は一度制作すると、数年にわたり何度もアクセスされ続けます。そのため、ブランド全体への寄与度は非常に高いと感じています。



Q5. 実際の制作進行やコミュニケーションはいかがでしたか?

制作進行は非常にスムーズです。依頼内容をお伝えした後、細かい説明を何度も重ねる必要がなく、こちらの意図を汲み取ってデザインに落とし込んでいただけます。忙しい中でも効率よく進められる点は大きなメリットです。さらに、単なる受託制作ではなく、積極的なご提案もいただけるため、非常に心強いパートナーだと感じています。



Q6. ブランドの成長を一緒に推進できるクリエイティブパートナーを探している企業に対して、おすすめできるポイントがあれば教えてください。

ブランド成長において、デザインは極めて重要な要素です。自社のこだわりや強みを最大限に伝えるためにも、成長を一緒に推進できるパートナーの存在は不可欠です。魅力が伝わる商品画像は、結果として転換率の向上、広告効率の改善、ブランド力の向上など、あらゆる面で数字として効果が現れます。これまで多くの外注先に依頼してきましたが、その中でも費用対効果は群を抜いていると感じています。ブランドを本気で伸ばしたい企業には、ぜひおすすめしたいパートナーです。
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