カラオケの発明者は誰か?「カラオケを発明した男」大下英治氏著(本)

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コラム
 たまたまカラオケ関連の発明を検討していて、カラオケの基本特許の発明者が誰かと疑問に思いました。そこで、図書館の蔵書検索を行い、「カラオケを発明した男」大下英治氏著(本)を発見し借りました。この本では、井上大祐氏が発明者であると紹介され、米「タイム」誌にもカラオケの発明者として掲載されました。しかし、井上大祐氏は特許を取らなかったので、はっきり断定できませんでした。
 そこで、生成AIのClaude sonnet5に質問し、カラオケの発明者を調査しました。その生成AIの結果を紹介いたします。

書名:カラオケを発明した男
著者:大下英治
出版社:河出書房新社
発行日:2005/9/20
定価:1600円+税

AIプロンプト1:
カラオケを発明した人が誰かわかりますか?調査をお願いします。

(生成AIの回答)
カラオケの発明者については、広く知られている説と、それに異論を唱える説があります。
一般的に知られている説:井上大佑
最も有名なのはミュージシャン(ドラム奏者)の井上大佑氏です。全国カラオケ事業者協会専務理事によると、太洋レコード創業者の山下年春氏が1970年に発売した伴奏テープが初の「カラオケソフト」とされ、その伴奏テープを取り入れた初のカラオケ機器「8JUKE」を井上大佑氏が1971年に発明したとされています。この機器はマイクと8トラックのカセットプレーヤーを組み合わせたシンプルなもので、カセット10巻に計40曲を収録し、バーやクラブに貸し出して1曲100円で提供する形でカラオケ産業が誕生したそうです。
きっかけは、バンドマンだった井上氏が知人から歌の練習用テープを依頼され、歌なしの演奏テープを作成したところ好評だったことだったと言われています。井上氏はこの功績により、「イグ・ノーベル賞」の平和賞を受賞したことでも知られています。
異論:根岸重一氏を「真の発明者」とする説
一方で、近年になって、根岸重一氏こそが「真の発明者」だったのではないかという説も浮上しています。根岸氏はカーステレオ関連の会社「日電工業」を経営しており、技術者ではなく、自らのアイデアを打ち出してエンジニアと一緒に開発するスタイルだったとされ、周囲からは「スティーブ・ジョブズっぽい」とも評されていたそうです。特許を取らなかった理由は、開発費用がかさみ当時は特許申請の費用がなく、手続きも複雑で許可が出るまで1年以上かかることを待てなかったためと家族は語っています。
まとめ
つまり「誰が発明したか」は単純に一人に絞れる話ではなく、通説では井上大佑氏が定説とされていますが、特許が取られなかったこともあり、実際には複数の人物がほぼ同時期に類似の発明を独立して行っていた可能性が指摘されています。新潮社から出版された書籍『カラオケ秘史』でも、「幻の発明者」の存在や「第三、第四の男」の存在、同時多発的に発明が生まれた理由が扱われているようです。
より詳しく知りたい点(井上氏の経歴、根岸氏の詳細、書籍の内容など)があれば、さらに調べます。

AIプロンプト2:
井上氏の経歴、根岸氏の詳細、書籍の内容について詳しく調べてください。ちなみに、河出書房新社の大下英治氏の「カラオケを発明した男」の本を見て質問しました。

(生成AIの回答)
お待たせしました。3つの観点から詳しく調べました。
1. 井上大佑氏の経歴
井上大佑(いのうえだいすけ、本名:井上祐輔)は1940年5月10日生まれの日本の経営者です。
年譜のポイント:
• 1940年、大阪府大阪市生まれ。1956年に浪速工業高等学校電気科に入学し、バンドマンとしての活動を始めた
• 1959年、大手証券会社に入社するもすぐに退社し、再びバンドマンに戻った
• 1968年、楽器の教則本販売の会社「ミュージッククレセント」を設立
• 1971年、カラオケ1号機「エイトジューク」を開発し、1972年に神戸市でそのレンタルを開始
• 1973年に株式会社クレセントを設立するが、1987年には同社社長を退任し平社員に降格するという波乱の経歴もある
• 1999年、米「タイム」誌の「今世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」に、ガンディーや毛沢東らとともに選ばれ、日本からは昭和天皇、盛田昭夫、黒澤明、豊田英二、三宅一生と共に名を連ねた
• 2004年にイグ・ノーベル賞平和賞を受賞
特許を取らなかったことによるトラブル: 井上氏はカラオケの装置・システムについて特許を取得していません。2010年前後には、「カラオケを創った男」という著作物の著作権が2万口に分割販売されているという問題が発覚し、文部科学大臣や文化庁、消費者庁が異例の注意喚起を行う事態になりました。著作権はアイデアそのものを保護するものではなく、井上氏自身が装置の特許を持っていないため、実際にはこの著作権を購入してもカラオケ機器のロイヤリティーを得ることはできないものでした。
2. 根岸重一氏の詳細(「真の発明者」説)
根岸重一(ねぎし しげいち、1923年11月29日-2024年1月26日)は日本の発明家で、カラオケの発明者の一人とされています。
経歴:
• 1923年、現在の東京都板橋区に生まれる。法政大学経済学部で学び、太平洋戦争で陸軍に徴兵され、敗戦により捕虜となりシンガポールで抑留された。1947年に復員し、オリンパス光学工業などを経て、1956年にラジオやカーステレオの組立を手がける「日電工業」を設立した
• 1967年夏頃、8トラックのカーステレオにマイクのミキシング回路を組み込んだ装置を考案。この試作機で根岸氏が最初に歌ったのは児玉好雄の「無情の夢」だった。第一号機を家に持ち帰ると子供たちがマイクを奪い合うほど夢中になり、「これは商売になる」と確信したという
• NHKから歌の入っていない伴奏音源を借りて8トラックテープに録音し、歌詞カードも自作。「国際商品」という会社に販売を委託し、「ミュージックボックス」「スパルコボックス」などの商品名で1967年から飲食店向けに販売された。価格は1台18万円で、店舗への設置は無料、利用者から1曲100円を徴収する仕組みだった
• この装置は1967~73年にかけて全国で約8000台が販売されたが、国際商品は健康産業へ転換したため撤退。根岸氏自身も1975年までに2000台を売ったが、生演奏をしていた「流し」の反発で返品も多かったという
特許を取らなかった理由(家族の証言): 開発に費用がかかり、当時は特許申請の費用がなかったこと、手続きも複雑で許可まで1年以上かかることを、性格的に待てなかったことが理由だったと家族は語っています。根岸氏本人は「自分が作ったものが世界に渡って、夜な夜な人々が歌ってくれていることの方が幸せだった」という趣旨のことを述べていたそうです。
近年の再評価: 10人以上いるとされる「カラオケの発明者」自称者の中で、ここ約20年で真の発明者として認められるようになったのが根岸氏です。根岸氏が開発した世界初のカラオケマシン「ミュージックボックス」は、米国電気電子学会(IEEE)の「IEEEマイルストーン」にも認定されました。根岸氏の訃報は、日本国内よりも先にウォール・ストリート・ジャーナル紙が2024年3月15日付で報じたという経緯も興味深い点です。
3. 書籍について
大下英治『カラオケを発明した男』(河出書房新社、2005年9月)
カラオケによって世界の夜を変え、「タイム」誌で「20世紀で最も影響力のあった日本人6人」に選ばれた井上大佑の七転び八起きの半生を、第一興商をはじめとするカラオケの歴史とともに描いたノンフィクション・ノベルです。278ページの単行本です。この作品は2005年に映画化もされており(『KARAOKE 人生紙一重』、押尾学主演)、大下英治氏が原作を務めています。つまりこの本は、井上大佑氏を「発明者」とする立場から書かれた評伝であり、根岸重一氏についての記述は基本的に含まれていないと考えられます。
烏賀陽弘道『カラオケ秘史―創意工夫の世界革命―』(新潮社、2008年)
こちらは井上氏の本の3年後に出た、より研究的なノンフィクションです。著者がカラオケの成り立ちを調べるうちに、これまで伝えられていなかった「真の発明者」の存在、カラオケボックスが岡山のうどん屋から生まれた背景、原子力博士が通信カラオケを開発した事情など、次々と意外な事実を発見していく内容です。目次には「序章 日本人はなぜ『聴く』より『歌う』のが好きなのか」「第1章『カラオケの発明者』になりそこねた男」「第2章 カラオケボックスを考案した弁当屋のおじさん」「第3章 原子力博士はなぜミシン会社で通信カラオケをつくったのか」といった章立てがあります。この本こそが、根岸重一氏を「真の発明者」として世に紹介した重要な文献とされています(根岸氏についての先の証言記事でも、この本の該当ページが出典として引用されています)。
まとめると
大下氏の本が書かれた2005年時点では井上大佑氏が「発明者」として広く語られていましたが、その3年後に出た烏賀陽氏の調査で根岸重一氏という「先行者」の存在が明らかになり、近年(特に根岸氏が2024年に100歳で亡くなった前後)ではむしろ根岸氏が「真の発明者」、井上氏は「ビジネス化に成功した人物」という位置づけで語られることが増えています。大下氏の本を読まれたとのことですので、烏賀陽氏の『カラオケ秘史』を併せて読むと、通説とは違う角度からカラオケ誕生史を捉え直すことができそうです。

AIプロンプト3:ありがとうございました。貴重な本を知れました。

(生成AIの回答)
どういたしまして。井上大佑氏の本を読んだ後に烏賀陽氏の『カラオケ秘史』も読むと、同じ出来事が全く違う角度から見えてくるはずです。特に根岸重一氏が特許を取らずに「みんなが喜んでくれることの方が幸せだった」と語っていたというエピソードは、井上氏の物語とはまた違った味わいがありますね。
良い読書を楽しんでください。

(感想)
特許を取らないと、真の発明者論争が起こりますね!
それにしても、生成AIのClaude sonnet5で調査したら、瞬時に真の発明者論争を知ることができました。
カラオケは、日本発はブレませんが、真の発明者があとで変わることもあるんですね。
もし、カラオケの発明者に興味があれば、上記の2冊を読むことをお勧めします。まあ、ノーベル賞でも間違いがあるようですので、特許を取らない発明については、真の発明者問題が起こりますね!
拡散してください。



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