岡崎久彦氏の著作を収集して、「自分の国を愛するということ」を発見しました。世界各国で外交官として活躍された方です。不思議なタイトルだと思い、市立図書館で借りました。借りた本の裏表紙には「ほぞん」のラベルが貼られていました。最近、本書をネット注文しました。永久保存版です。
日本は、世界の常識から見て異常であると述べております。その問題の根本は、戦後の日教組教育に原因があると言うものです。1999年の出版です。
いろいろな国で仕事をしたが、日本のように「自分の国を愛する」姿勢がない国は、世界中のどこを探してもないということです。以下、本書を紹介いたします。
書名:自分の国を愛するということ: 21世紀の日本の戦略的進路(単行本)
著者:岡崎 久彦
本の長さ:286ページ
出版社:海竜社
発売日1999/9/1
定価:1700円+税
(アマゾンでサンプルが読めます。是非、一読をお勧めします!)
(内容説明)
21世紀の日本人はどこへ行こうとしているのか?わかりやすく明解に語り下ろした日本人の良識・ガイドライン。
(目次)
プロローグ:自分の国を愛するということ
1 冷戦後の国際情勢と世界の中の日本―平和になった欧州と平和を待つ極東
2 アジアの平和と繁栄の鍵は日本が握っている―激動するアジア経済の行方
3 自分の国を護るということ―日本の安全と繁栄を守る日米同盟と集団的自衛権
4 最近の日米、日中、日韓関係―小渕内閣一年間の外交
失敗だった江沢民訪日
一貫している金大中外交
日米関係の財産
5 近代国家日本の成り立ち―日本とは?外交とは?
歴史の中に学ぶもの
日本の近代はこうして創られた
外交官のできること
あとがきにかえて:岡崎久彦の世界 小川彰
(感想)
戦後教育は、日本という国家観がない教育ではなかったか?故岡崎久彦氏の著作を並べて見ると、「戦略」という用語が本のタイトルに含まれているのもが複数あります。「戦略」の重要性は喫緊の課題の「情報戦」に通じるものがあります。戦後の日教組教育に問題があったとすると、もっと前の江戸、明治に戻り、歴史を見直して見ることが21世紀の日本の戦略的進路を示すことになるかもしれません。
ペーパー秀才の官僚によるキャッチアップ型戦術(戦略がない)では日本を滅ぼしかねません。オリジナリティが重要です。明治時代の偉人は、留学しても猿まねはしませんでした。日本の世の中の状況にあった対応を考え出しました。日本はもっと内需拡大すべきです。食とエネルギーは国家戦略の安全保障の問題です。食糧自給率は100%にすべきです。最近、食料品を購入すると、中国産が増大していることに危機感を覚えます。食料品も中国製造から撤退し、国産化をすべきではないかと考えます。
国を愛する愛国心は、重要ではないでしょうか?一読をお勧めいたします。