俳句、短歌、掌編、ショートショート、ショート動画
記事
コラム
万葉集に詠われる和歌、短歌から「俳句」は19世紀末に、正岡子規さんで詠われるようになったそうです。古来から短い言葉のなかに、深淵な世界が描かれてきました。
俳句、短歌、掌編、ショートショート、四コマ漫画、ショート動画と、ある程度の制限がありつつも、そのなかで素晴らしい心の世界や情景を映し出す言葉たち。
制限はある意味で厳しく、窮屈でもありますが、制限なし、ルールなしのスポーツはおもしろいのでしょうか?
私は以前、自主規制が厳しくなり、筒井康隆さんが「断筆宣言」をされたとき、自主規制のしすぎは映画、ドラマ、小説、漫画、アニメをつまらなくさせると思い、怒っていました。予算が乏しくなり、以前のようにおもしろい番組が制作できなくなったという複数のテレビ局の話も聞きます。
制限はゆるやかで予算も豊富のほうがよいものもありますが、莫大な予算をつかって大コケした映画もたくさんあります。逆に、低予算でも大成功した映画もあります。つまりは予算=成功=おもしろいとは限らないということだと思います。
スーパーヒーローチームの映画『ジャスティス・リーグ』の損失が約150億円。
個人的には大好きな映画でしたけど。ユーモアもあっておもしろかったけどなあ。
低予算で成功した映画の一例として、『カメラを止めるな!』はわずか約300万円の製作費で作られた日本のインディーズ映画です。超有名な俳優は出演していません。
企画、脚本、演出など、内容がすべてだと思います。
創作、仕事、さまざまなことにおいて、制限に対してぎりぎり制限に挑戦していくことが重要なのだと、最近は考えるようになりました。
洋画でもいまでも私たちが生まれるまえのスーパーヒーローたちが主役の映画が大人気で、日本でも時代を超えて愛されるキャラクターがいますが、エンタメの未来が衰えていくような予感がしています。
私自身、組織のなかではつぎからつぎへと新しい提案をしてきて、同僚たちからも嫌がられていました。仕事がふえたといわれました。新しいことをすることは批判されることが多いです。ですが、成長を止めた生物が日々、衰えていくように、組織という命、私たちひとりひとりの命も衰えていくのだと思います。
現状維持は楽なことですし、新しいチャレンジはリスクをともないますが、挑戦なくして未来はないというのが私の信条で、今も新しいことにトライしつづけています。
(了)