日本昔話より~十二支の物語

記事
コラム

大晦日の紅白は書き物をしながらだったので、集中してみていないのですが、いつもとなにか雰囲気がちがっているような気がしました。なにか紅白歌合戦の総集編という感じを受けました。AKB48がいちばんよかったです。😊

さて、今回はむかし話です。実際にある昔話をリティクしました。

🐁 🐄 🐯 🐰 🐉 🐍 🐴 🐏 🐵 🐔 🐶 🐗

ある年の暮れのこと、神さまが動物たちにお触れを伝えました。

「皆の者、元日の朝に、私のところに新年の挨拶に来なさい。一番早く来た者から 12 番目の者までは、順番にそれぞれの1年の間、動物の大将にしてあげよう!」

と、神さまは動物たちにいわれました。

動物たちは、自分が一番と思って、それぞれに準備をして元日が来るのを待っていました。
ところが、猫だけは神さまのところにいつ行くのか忘れてしまい、ねずみに尋ねました。

すると、ねずみはわざと猫に一日遅れの日を教えてしまったのです。猫はねずみの言うことを真に受けて、喜んで帰っていったのです。

そして、元日になりました。

牛は「おいらは歩くのが遅いから、一足早く出かけるさ」と言って、夜のうちから支度をし、まだ暗い夜のうちから牛小屋を出て、神さまの元にでかけたのです。

牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗りました。そのことに気づかない牛が、神さまの御殿に近づくと、まだ誰も来ていません。

牛は自分が一番に着いたぞと喜んで待つうちに、ようやく御殿の門が開きました。そのとたん、牛の背中からねずみが飛び降りて、ちょこまかと走って一番になってしまいました。

それで牛が2番、それから虎、ウサギ、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で到着しました。

猫はといえば、一日遅れでかけたものですから、番外で仲間に入れませんでした。それ以来、ねずみを恨んで今でもねずみを追い回しているのだそうです。

                 (fin)

おもしろい昔話ですね。
ふつうに考えると、龍がいちばん速そうですけどね。
ちなみに、たしか中国では猪でなくて豚みたいです。


ちなみに、神仏のお使い(神使)とされている動物たち。
諸説あります。

大黒天さまは「ねずみ」と「蜘蛛」
天満宮の菅原さまは「牛」
毘沙門天さまは「虎」「むかで」
弁財天さまは「蛇・白蛇」
伊勢神宮さまは「鶏」
日吉大社・日枝神社さま「猿」
月読命さま、大国主命さまは「ウサギ」
三峯神社さまでは神さまとしても祀られていますが「山犬(狼)」
摩利支天さまは「猪」
虚空蔵菩薩さまは「羊」

龍は竜神さまとして、各地の主宰神にもなっています。

稲荷神社さまでは「狐」さまが有名です。ほんとうに油揚げがお好みらしいです。犬が苦手だというお話もありますね。



今年は「午年」です。馬は神社で絵馬にもなっていておなじみですが、とても縁起のよい動物として、全般的に神さまの使いとされています。

今年がよい年になりますように。

星谷光洋 拝



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら