こんばんは。丸山修平です。
祖母の部屋には、
いつも独特の匂いがありました。
お香と、少し古い畳の匂いが混ざったような、
どこか懐かしい空気です。
その匂いが、
私にとって「視える世界」の入り口でした。
祖母は最後まで、
自分の力を誇ることはありませんでした。
ただ静かに、
目の前の人の話を聞き、
必要なことだけを伝える。
その姿勢は、
最期の瞬間まで変わりませんでした。
ある日、
祖母がふと私に言ったんです。
「修平、これからはあんたがやるんだよ」
その言葉は、
命令でも期待でもありませんでした。
ただ事実を伝えるような、
とても静かな言葉でした。
私はそのとき、
怖さを感じました。
「怖い」という感情。
ただ、その正体は
“自分にできるのかという真剣さ”です。
そしてそれは、
誰かの人生に向き合う責任を理解している証です。
祖母はそれを、
すべて見抜いていました。
だからこそ、
無理に背中を押すこともなく、
ただ私に委ねたのだと思います。
最期の日。
祖母は、
とても穏やかな顔をしていました。
まるで、
すべての役目を終えた人のように。
そのとき私は、
はっきりと感じたんです。
「終わりではない」と。
人の想いも、
魂のつながりも、
形を変えて続いていく。
それを、
祖母は自分の最期で教えてくれました。
あなたの物語にも、
終わったように見える出来事があるかもしれません。
ただ、
それは本当の終わりではありません。
見え方が変わっただけで、
つながりは続いています。
あなたという星が持つ物語は、
まだ途中です。
そしてその続きを、
あなた自身が書いていけます。
次回は
「これからも、あなたの物語に寄り添う」
についてお話しします。
気になることがあれば、いつでも話を聞かせてください。
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