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さぶろう|元塾長
最終ログイン:4時間前
安心して話せる場をつくる元塾長
50代前半男性
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スケジュール

基本的に毎日15:00~18:00を中心に待機...

長年、学習塾で生徒・保護者と楽しく真剣に向き合ってきました。

これは私が塾に勤め始めたばかりの頃の話。 算数を担当していた小4のクラスに、無表情で全く話さない女子生徒Aがいた。 話しかけても笑わそうとしても、首を上下左右に動かすだけで、YESかNOを表すのみ。 いつもおばあちゃんが送り迎えをしていて、両親とも耳が聞こえないということだった。 その子を含めて2名のみの小さなクラス。 もう一人の生徒Bは 「だから先生ぇ!Aちゃんはしゃべんないって!」 とよくしゃべる。 Aはノートではなく便箋の冊子を使っていた。 めくると徐々に前のページが取れてくる。 ページが取れそうになるたび、私はセロテープを貼り、はみ出したテープをハサミで切る。 「切る時に『えい』って言うよ。 ちょっと大きめの声になるよ」 そう言うと毎回AもBも耳をふさぐ。 Aは顔をややこわばらせて、Bは楽しそうに。 「えい!」 これが授業が終わった後の恒例の儀式のようになっていた。 Aの表情は硬いままだが、こわばりは消え、そのゲームをどこか楽しみ始めているように感じた。 ある日、 「今回はだいぶテープがはみ出たので、 いつもより大きな『えい』になってしまう。 気をつけて」 と言う。 「えー!待って待って!」 とBが嬉々として耳を塞ぐ。 Aは椅子に座ったまま耳を塞いでのけぞる。 私はセロテープにハサミの刃を当てる。 沈黙。 Aは顔を赤らめてこちらを見ている。 「えええい!」 他の教室まで響きわたるような声を出してテープを切った。 Aは堰を切ったように声を出して笑い始めた。 初めて聞いたAの声。 咳き込みながら、笑い慣れてないようなAの笑い。 Bもあっけに取られて見ていた。 以来、AはBよりもよく喋る子になった。 うるさいほどに。 後日おばあちゃんからこう聞いた。 「学校の先生も驚かれて、何があったのかと聞かれました」 ーーーーーー もう三十年近く前の話です。 
いろんなことに気付かされた、
 私にとって一種の原風景のようなエピソード。 学習塾で、小中学生をはじめ、保護者・同僚・講師・学校関係者等多くの方と 接してきました。 ともに悩み、答えを探す。 研鑽と実績を積む中で、数多のドラマを経験し、 塾長や監督職を経て、50歳の春、親の介護を見据え、塾を離れました。 ちなみにプロフィール写真は、中1の英語の授業中の一枚です。 額の黒い点が見えるでしょうか? これはマジックで描いた点です。 「文末にはピリオドを忘れないように」と、 生徒に印象づけるために。 ココナラでの活動は始めたばかりです。 ご縁がありましたら、最初の一歩をご一緒できたら嬉しいです。

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